YouTubeで配信のリアリティ番組『令和の虎』に出演していた複数の実業家らが、賭けポーカーをしていたことが発覚し大騒動に発展しており、それに加えて実業家や人気YouTuberらに賭け麻雀(マージャン)疑惑も浮上し、ネット上では炎上状態となっています。
『令和の虎』に出演していた実業家らの賭けポーカー問題は2月14日にツイッターでリークされ、参加者のリストも公開されました。
そうした複数の証拠により、人気学習塾『武田塾』の元塾長で運営会社『A.ver』の林尚弘・元社長のほか、トレーディングカードゲームショップ『晴れる屋』を経営し、人気YouTuberでもある“トモハッピー”こと齋藤友晴社長らが賭博行為は事実と認め謝罪、この騒動によって『令和の虎CHANNEL』(登録者数:約43万人)は動画配信を停止しました。
さらにその後、「BTSに会わせる詐欺」を巡って物議を醸している元アパレル会社社長・東谷義和さんがYouTubeで、タレントで人気YouTuberの“てんちむ”こと橋本甜歌さん、YouTuber事務所『ライバー』の飯田祐基会長らと共に、高額レートで掛け麻雀をしたことを暴露しており、賭け麻雀には『読売ジャイアンツ』の原辰徳監督の息子らも参加していたと語っています。
さらに、『ライバー』に所属している人気YouTuber・コレコレさんが19日の配信で、飯田祐基会長の賭け麻雀疑惑に関する話題を取り上げ、コレコレさんと飯田会長の会話内容を公開し、すでに名前が出ているてんちむさんを始め、某芸能人(ジャニーズ)や会社経営者らと賭け麻雀や賭けポーカーを複数回していたと認めており、飯田会長は麻雀が強く、1,000万円以上は勝ったとも自ら明かしています。
この飯田祐基会長は「てんちむ周りのジャニーズとも賭け麻雀をした」と告白しており、この暴露によってネット上では様々な憶測が飛び交う事態となり、てんちむさんと過去にYouTubeでコラボした、元『KAT-TUN』の田中聖さんの名前も取り沙汰されています。
しかし、田中聖さんは自身に疑いの目が向けられていることを知ると、ツイッターやインスタグラム上で疑惑をキッパリと否定し、「違法賭博がどうとか俺には関係ないし知らないけど『田中聖しかいない』『田中聖であってくれ』いや、ふざけんなよマジで」「とばっちりで大迷惑だよふざけんな」「適当なのも大概にしろ 流石に酷すぎる ギャンブルやらないって散々公言してんだから調べろ この前も言ったけど都合いい時だけ名前出すな」
と、ブチギレ激怒しています。
<↓の画像は、田中聖さんのツイート写真>
また、飯田祐基会長は起業前の「7年前に緑さんと麻雀をしていた」などと語っており、この「緑さん」というのは『ニコニコ生放送』の人気配信者であり、「横山緑」の名前で活動している東京都立川市の久保田学・市議会議員のことなのですが、久保田市議は『東京スポーツ』(東スポ)の取材に賭け麻雀はしていないと否定しています。
久保田学市議は、7年前に飯田祐基会長と麻雀をしたことは事実とした上で、「当時、金銭を賭けた記憶はない。その後は疎遠になっている。(現在も)男同士の負けられないプライドを賭けたマージャンはしている。全然、潔白なんで、いくらでも調べてもらっても構わない」
と、身の潔白を主張しています。
また、「僕はいくらでもいいが、事務局に電話するのはやめてもらいたい。疑惑を払拭するためには(シロだと)言い続けるしかない」
とし、飯田祐基会長からは「名前を出してしまって、迷惑をかけた」と謝罪の連絡があったとしています。
この他に、人気YouTuber・シバターさんはこの話題に便乗し、「私、シバター、賭け麻雀、賭けポーカーをしてしまいました」と自ら賭博行為を告白しています。
その上で涙ながらに、「確かに私たちは賭けておりました。ジュースをです。1番勝っている人が1番負けている人に120円、130円のジュースを1本だけおごるルールです」「私のやったことがそれほどまでに悪いことだったんでしょうか?」「仲間内だけでやるお小遣い程度の金額を賭ける賭け麻雀、賭けポーカーは許してくれてもいいんじゃないですか?まして、ジュース1本は許してくれませんか?」「私はもう二度と麻雀牌、トランプを握りません。ただ言わせて下さい。この日本で行われている麻雀、ポーカーというギャンブルをどうか大目に見て欲しい!」
と訴えています。
そして、この一連の騒動に対してネット上では、
- 一般人もみんなやってるよね
- 高額だけで逮捕しよう
- 全員まとめてしょっ引いてBANしろ
- 賭け麻雀は図書券でやればセーフなのに。ソースは新潟県警
- 黒川レートまでならオッケーらしいけど超えたんかな
- ネット配信者はバンバン名前が出てくるが、ジャニーズは名前を出さないって何の職業差別だよ
- 「麻雀=賭博」の印象を変えない限り、麻雀業界の発展はないって藤田は言ってるが、まあ厳しいだろうな
などの声が上がっています。
東谷義和さんやコレコレさんの動画で名前が挙げられているてんちむさんは、現在もこの件について完全スルーしているようですが、もし事実であれば複数の仕事に影響が及ぶとみられ、てんちむさんの出演も発表されている神木隆之介さん&柴咲コウさんW主演の実写映画『ホリック xxxHOLiC』は、どういった対応をするのか気になりますね。
過去には、ギャンブル好きで知られる人気俳優の田中圭さんが週刊誌『女性セブン』によって、雀荘で賭け麻雀をしていた疑惑を報じられています。
田中圭さんが出入りする雀荘の客は同誌の取材に「レートは1000点100円」と語り、田中さんは居合わせた60代男性等と卓を囲んで5,000円分の勝ちで上がり、別の日にも同じ雀荘に出入りし、チップを精算する姿が目撃されているとしていました。
この報道も当時物議を醸しましたが、賭けポーカーや賭け麻雀などは刑法185条の賭博罪に抵触し、「賭博をした者は、50万円以下の罰金または科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りではない」
と定められています。
ただ、少額のレートであれば罪を免れる可能性があるそうで、『女性セブン』の取材に応じた『渋谷共同法律事務所』の萩尾健太弁護士は、「一般的には(レートが)『1000点200円』程度を超えると摘発の対象となるとみられ、それより低いレートは見逃されるともいわれています。」
とも語っています。
また、『行列のできる相談所』(日本テレビ系)などに出演している北村晴男弁護士は「1円でも賭博は違法行為」とした上で、「警察や検察は賭け事をすべて取り締まりたいとは思っていない。取り締まりたいのはヤクザ絡みか大金が動いた時」
と語っています。
そうしたこともあり、田中圭さんは週刊誌の報道を完全スルーして仕事を続けているのですが、今回の騒動で名前が挙げられた人物は高額レートで賭け麻雀、賭けポーカーなどをしていました。
1回で数十万から数百万円単位のお金が動いていたこともあり、大きな波紋を広げる事態となっていて、警察が動いてもおかしくなさそうですが、てんちむさん等は今後どのような対応をするのか、今後さらに著名人の参加が次々に発覚し騒動が拡大していくのか、引き続き動向を見守っていきたいですね。