『それSnow Manにやらせて下さい』視聴率低下で打ち切り危機も? 番組の質低下、Paravi時代と比較され酷評相次ぐ

バラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい』（略称：それスノ TBS系）で、人気番組『トークサバイバー！』シリーズ（Netflix）のパクリ企画を放送したとして炎上騒動に発展し、番組に対して怒りや落胆の声などが上がっています。

パクリを指摘されたのは新企画「それアドリブでやらせて下さい」で、高校を舞台にSnow Manのメンバーとゲストがそれぞれ台本通り役を演じながら、アドリブで「今まで一番イライラした話」「見なきゃ良かったSNS」などのエピソードトークをするという内容でした。

元テレビ東京の佐久間宣行プロデューサーが手掛けるトークサバイバーに関しても同じく、ドラマの合間に様々なお題が出され、それに沿ったトークをするという内容で、番組は『千鳥』がレギュラーで2022～2024年にNetflixで配信の人気シリーズとなっています。

このトークサバイバー！とほぼ同じ内容の企画をそれスノで新企画として放送し、佐久間宣行さんは番組終了直後にX（旧ツイッター）で、真意は不明ながら「マジかよｗ」と投稿していました。

また、放送直前にはそれスノの総合演出を手掛ける制作会社『neo』の吉野真一郎さんがXで、「色々と大変だったけど、ずっと温めてきた企画がやっと実現出来ました！！！ メンバーもスタッフも本当ありがとう　色んな角度の衝撃にお備え下さい　その衝撃やら芝居やらアドリブトークやら、是非リアタイお願いします」と呼び掛けており、その企画がトークサバイバー！と酷似していたことでも物議を醸しています。

＜↓の画像は、それスノ総合演出・吉野真一郎さんのX投稿＞

トークサバイバー！のパクリ疑惑が発端で、それスノの視聴者からは番組に対する不満も噴出しており、

• paraviの時がめちゃくちゃ面白かっただけに、ゴールデンになってからのお金はかけてるけどオリジナリティのない企画に残念に思ってる
• スタッフの企画力が無さすぎ。これだとタレントが可哀想。
• ゴールデンに行ってスポンサー絡みで難しいのかもしれないけど、昼時代にやってたロゴ当てクイズとかスタジオでのゲーム企画とか面白かった。もっとスタジオでの企画をやってほしい
• せめて隔週やめて毎週1時間やったほうがいい気がするんだよね。金魚すくいとかおいくら企画やってた頃の方が面白かった
  いっそ9人全員じゃなくても、2、3人だけでそういうロケでも十分面白いと思うんだけどな。いつも似たような企画だし…
• ゴールデンになる前の方が面白かったです。Snow Manも個人のお仕事が多くメンバーも大変だと思いますが、ダンスコピーも毎回のようにやって飽きるし、コーディネートも何か面白くないので段々見なくなりました。折角ゴールデンになったのに残念
• 完コピダンスもそろそろ飽きてきた。そしたら急に忍者企画の全然面白くない物を放送したり、これってSnowManが本当にやりたい企画なの？って思う時がよくある。
  これマジでSnowManとスタッフでよーく話し合って正解を出した方がいいと思う。

などの声が上がっています。

それスノは地上波でレギュラー放送される前に、TBS・テレビ東京・WOWOWの配信サービスとして始動した『Paravi』でレギュラー配信され、非常に好評だったことを受けてスタートから1年で地上波へ移動し、2023年3月まで日曜13時半からの30分番組として放送した後、同4月から金曜20時枠に昇格となりました。

金曜20時に移動後は、予算も増えて出演者が豪華になるなど良い変化があった一方で、メンバーが多忙なこともあってか毎週の放送ではなく、大体隔週で2～3時間の特番を放送する形となり、そして視聴者の間で好評だったロケ企画は激減し、同じ企画を頻繁に放送するなどしており、地上波進出からたった2年で早くもマンネリ化が指摘されています。

そうした中で放送されたのがトークサバイバー！のパクリと感じる企画で、それスノに限らず他番組と似た企画を放送することは珍しいことでもありませんが、それスノではこの他にも、「ダンスノ完コピレボリューション」や「東京それスノコレクション」も他番組の企画と酷似しており、番組制作サイドに対する不満は以前から上がっていました。

番組の視聴率は昨年末時点で、民放各局が重要視しているコア視聴率（13～49歳の個人視聴率）が3～4％台と高い数字を獲得し、TVerのお気に入り登録者数に関しても353万人超えで、全バラエティ番組の中でTOP5に入っています。

しかし、パクリ企画やマンネリ化などで番組に対する不満がどんどん大きくなっている様子で、このままだと視聴者離れが進んで、最悪打ち切りといった可能性もゼロではないですし、これから少しでも多くの視聴者が満足するような新たな企画を生み出して、番組を盛り上げていってほしいものですね。