1946年1月より放送されている視聴者参加型の長寿音楽番組『NHKのど自慢』の番組開始70周年キャンペーンのイメージキャラクターに、国民的アイドルグループ・SMAPが起用され、「ありがとう。これからも」というキャッチフレーズで行われる企画の第1弾として、メンバーの香取慎吾さんが不定期にスペシャルMCとして出演し、さらに第2弾としてSMAPのメンバー5人が8月30日の放送回(神奈川県秦野市からの生放送)にゲスト出演しました。
そして、この日の関東地区の平均視聴率は12.1%を記録し、今年最高の数字だったことが明らかとなりましたが、番組内で木村拓哉さんが取ったある行動がネット上で物議を醸しています。
物議を醸しているのは「地元秦野を社交ダンスで盛り上げます」と紹介されて登場した男女のペアが、歌手の長渕剛さんの『乾杯』を披露した際のことで、演奏に合わせて社交ダンスを踊りながら男性が歌唱するというパフォーマンスを披露し、これには会場も大きく盛り上がり、中居正広さんはこれを見ながら大爆笑をしていました。
(↓の画像は、社交ダンスを踊りながら『乾杯』を披露した男女ペア)
(↓の画像は、社交ダンスペアのパフォーマンスに釘付けとなっている木村さん)
しかし、サビの歌いだしに入ったところで無情にも鐘2つが鳴ってしまい、歌唱は終了となってしまったのですが、これに対して最前列に座っていた木村さんは立ち上がり鐘奏者のところまで行って猛抗議。
この時に木村さんのマイクが入っていなかったため、鐘奏者に何を言っていたのか分かりませんでしたが、抗議する様子はカメラに映されており、その後も木村さんは判定に納得できなかったのカメラに背を向けながら、他の参加者と興奮し続けて何か話し続けていました。
そんな木村さんはその後も、別の出場者が鐘2つだったことに抗議をしたり、SMAPが『SHAKE』を披露した際には、歌詞の一部を「鐘が2つでも、イライラしない~」と変更し歌い会場を大きく盛り上げ、これに対してネット上では、「マジでいいやつじゃん」「キムタクの温かさにホレた」「やっぱキムタクいい人だ」と絶賛する声が上がっていたのですが、その一方では「また木村がエエカッコしちゃって。NHK審査員の顔丸つぶれ」「なかなかのウザさだな」「判定員の人に失礼じゃない?」といった批判も上がっています。
この日の放送をたまたま視聴し、木村さんが抗議をする様子も見ていましたが、木村さんが抗議をしていた際も鐘奏者の方は笑顔を見せており、音声は入っていなかったものの木村さんも本気で猛抗議をしていたようには見えず、和やかな雰囲気だったため全く不快には感じず、ええかっこしいなどとは全く思いませんでした。
一部ではこのような批判の声が上がったものの、SMAPがゲスト出演したことによって普段とは違った面白さがあり、鐘奏者に抗議をするといったことも普段の放送では無いことなので、見ていて楽しめました。
ちなみに、SMAPのメンバーが出演の『SMAPプレゼンツNHKのど自慢in山田町』が9月26日の19時30分から20時43分に放送されることになっており、どのように番組を盛り上げてくれるか楽しみなところですね。