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スマップ木村拓哉がフジテレビ『HERO』の続編化に意欲的なワケとは? 人気低迷で過去の人気シリーズに執着?

『HERO』続編製作が決定? SMAP木村拓哉が守りの姿勢に? 数字伸び悩みでジャニーズがゴーサイン?

SMAP・木村拓哉さん(42)が主演の映画『HERO』が7月18日より全国443スクリーンで公開され、公開から3日間の興行収入は10億6,000万円を記録、公開9日間で興収は19億円、累計動員数は145万人に達し、今年公開された実写映画の中ではダントツのロケットスタートを切り、2007年公開の前作が記録した81.5億円を突破する可能性があるのではないかと期待されていましたが、すでに失速してしまっているため公開当初に見込まれた50億円にも届きそうにもありません。

そうした中で木村さんと松たか子さんが8日、大ヒット御礼舞台あいさつを大阪のTOHOシネマズ梅田で行い、ツーショットを披露するのは2007年の前作公開以来のことであるため大きな話題になったのですが、この舞台あいさつで木村さんは自身が演じる検察官・久利生公平と、松さんが演じる久利生の元事務次官で、大阪地検の検察官となって今作に再登場した雨宮舞子の恋愛問題が解決していないとし、鈴木雅之監督に「前作でキスして終わったのに、事件が解決しても、また2人の関係が全く解決しない。どうなってんすか!」と詰め寄っていました。

これに対して鈴木監督は「企業秘密」などと言いはぐらかしていたのですが、続編の有無を方々で聞かれるという木村さんは「解決するものを皆さんにお渡ししたい。皆さんが(続編を)待ってくれる気持ち次第です」と語り、次回作があることを約束していました。

まだ最新作が公開中であるものの、このように早くも次回作をファンに約束した木村さんですが、今作で行ったイベントの数は非常に少なく、公開前のイベントは法務省で行った会見のみで、PR活動にもほとんど時間が割かれなかったことも影響し興収も伸び悩んでおり、興行通信社が集計した映画興行収入ランキングで、公開から2週連続トップを獲得していたものの、3週目で『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』と『ミニオンズ』に抜かれて3位に転落、10日に発表された4週目のランキングでは8位まで転落しています。

このような結果から制作サイドも頭を抱えてしまっているそうで、興収を伸ばすためには映画の続編制作を発表し、公開期間を伸ばすことぐらいしか方法はないといいます。

また、木村さんはこれまでフジテレビの月9枠(月曜日毎週21時)で放送のドラマを中心に、TBS系のドラマ等多数出演してきましたが、今年4月期に放送された『アイムホーム』で初めてテレビ朝日系の連続ドラマで主演を務め、妻と子を持つ父親役にも挑戦し大きな話題になったものの、全10話の平均視聴率は14.8%。

テレビ朝日サイドは最低でも平均視聴率15%、あわよくば20%超えを狙っており、木村さんサイドとしてももう少し伸びると思っていたようで、今後は守りの姿勢に入り、仕事をあまり広げないという戦略を打ち出すことにしたようだと囁かれています。

そのため、『HERO』の続編にも意欲的な姿勢を見せたのではないかと噂されているのですが、約8年ぶりに公開の映画が伸び悩んでいることから、映画関係者の間では心配の声も上がっています。

木村さんは2001年1月期放送の『HERO』以降に様々なドラマに出演し、人気の高さから高視聴率を獲得し続けていたものの、2113年から来たアンドロイド役を演じた2013年10月期放送の『安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』(TBS系)は、第4話で最低視聴率10.3%を記録し、全10話の平均視聴率は12.8%という結果になりました。

その一方で、昨年7月期に放送された『HERO』は、初回平均視聴率26.5%を記録、その後も20%前後の数字で推移して全11話の平均視聴率は21.3%と高視聴率を獲得しているため、あまり冒険はしない方がいいのかもしれませんが、変わり映えしない作品ばかりでは飽きられ、役のイメージに縛られてしまう可能性があるため、『HERO』を引っ張りすぎるのは避けた方がいいのではないかと思いますね。

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