今年の7月からSMAP・木村拓哉さん主演のドラマ『HERO』(フジテレビ系)の続編が、2001年以来約13年ぶりに月9枠で放送されることが発表されましたが、角野卓造さん、小日向文世さん、田中要次さんといったキャストは引き続き参加するものの、新ヒロインには前作の松たか子さんに変わり、北川景子さんが起用され、阿部寛さん、大塚寧々さんら木村さん演じる久利生公平の同僚などのメインキャストが出演しないことなどから、ネット上では、「松たか子も、大塚寧々も、阿部寛も、勝村政信も出ないのか。それ『HERO』じゃなくね?」「もう、別のドラマにすればいいのに。『ショムニ』みたいになりそう」など、同ドラマのファンからは多くの批判が出ています。
01年に放送された際、全話平均視聴率34.3%(最高36.8%)と同局の連ドラ歴代1位を叩きだしたドラマだけに注目度も高いと思うのですが、関係者の間でも、このドラマは木村さんにとって博打のようなドラマで、これが失敗すれば木村さんに大きなダメージを与えかねないと見ているようです。
『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(TBS系)では残念な結果となりましたが、視聴者も脚本が悪いという指摘が多く、低視聴率は仕方ないという見方をしていましたが、今回の月9は同局歴代1位の視聴率を取った作品だけに、失敗しても言い訳できず、前作の輝かしい功績に泥を塗るだけでなく、木村さんに“もう視聴率が取れない”など言われてしまう可能性もあるといいます。
これにネットでは、
- これだったら再放送流した方が視聴率獲れるんじゃない
- フジは視聴者のことを全く考えていない
- 児玉さんが亡くなった時点で続編は作るべきじゃなかった
- 松たか子が居てこそのHEROなんだよ
- 今のフジテレビは何作ってもダメ
などのコメントがありました。
木村さんは今年3月15、16日に放送されたスペシャルドラマ『宮本武蔵』(テレビ朝日系)の視聴率も、14.2%と12.6%で期待を下回る数字になっており、いくら第1シリーズで30%超えを記録した『HERO』だったとしても、平均視聴率は20%を超えることは難しいのではないでしょうか。
とりあえず放送がスタートしてみなければ正確な判断は出来ないため、初回の放送でどれほどの視聴率が獲得出来るのかに注目したいと思います。