木村拓哉さん主演のドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系 木曜21時)の第2話が25日に放送され、平均視聴率が15.1%(関東地区)だったことが明らかになりました。
前週放送の第1話は15.7%を記録し、今期民放のゴールデン・プライム帯(19時~23時)にスタートした作品中トップの好スタートを切り、第2話で若干下がったものの好視聴率をキープしています。
なお、嵐・松本潤さん主演『99.9-刑事専門弁護士- シーズン2』(TBS系 日曜21時)は、第1話が15.1%で2位でしたが、第2話で『BG~身辺警護人~』の初回を超える18.0%をマークしており、20%の大台到達の可能性が出ています。
15%台をキープしたことが明らかになった『BG~身辺警護人~』は、民間警備会社『日ノ出警備保障』の身辺警護課に配属された元凄腕ボディガードで、中学生の1人息子を持つシングルファーザーの主人公・島崎章(しまざき・あきら)が、同僚たちと警護者を守るために奮闘し、警視庁のセキュリティポリス(SP)らと激しく対立する姿などが描かれているヒューマンドラマとなっています。
25日放送の第2話は、人権派の裁判官・行永辰夫(田中哲司さん)の自宅で自転車が燃やされる放火事件が発生し、この事件は1審で死刑判決が下された「老人ホーム殺人事件」の判決を控えた行永に対する脅迫行為だと警察は判断し、捜査を開始します。
<↓の画像は、『BG』第2話のワンシーン>
行永には警視庁のSP・落合義明(江口洋介さん)が警護に付き、一方の妻・亜佐美(大塚寧々さん)にはSPが付かないため、島崎章ら民間のボディガードが警護に付くのですが、やがて島崎は亜佐美を監視する怪しい視線があることに気付きます。
そして、亜佐美が夫に隠していたある秘密の生活も見えてきて、ある出来事によって亜佐美は窮地に立たされることになり…というストーリー展開で、クライマックスのシーンでは、亜佐美の命を狙っていた三上勇作(石黒英雄さん)と島崎がエレベーター内で格闘を繰り広げるシーンもあったのですが、第2話の放送を終えてネット上では、
- 初回よりも面白かったと思うよ。最後のキムタクと江口の絡みが今回も良かった
- 昨日も面白かったし脚本がいい。昨日の最後の裁判官夫婦二人のシーンはホロッとした。
- BGとSPの違いにフォーカスを当てる演出や、カッコ良すぎないキムタク。なかなか面白い
- 内容は普通に面白い。キムタクにオッサン感が漂ってきたのも、いい感じに自然体に見えて、彼に合ってるな…と思うし。もうキムタクに完璧を背負わせるの、やめた方がいい。事務所の意向のせいで変にアンチが増えて可哀想。江口さんとの絡みも気になるけれど、今後の斎藤工くんとの絡みも気になります。
- スーパーマンじゃないところも魅力なんだよね。家庭も半分崩壊してるし、金持ちでもないしさ
- エレベーターの中の格闘シーンが凄かった。あと仲間由紀恵の旦那さん(田中哲司)の演技が際立ってた。
- 田中哲司が良かったな。最後ちょっと泣けた。キムタクは謙虚な役が意外に合ってるな。にじみ出る華は仕方ない(笑)
- 主人公がちょっとダメ男っぽいとこもいい、カップラーメン食べたり、子供からは半分シカトとか・・・
などのコメントが寄せられています。
残念ながら初回から視聴率が下がり、現時点で松本潤さんの『99.9』を下回る結果になってはいるのですが、前評判は良くなかった割にはドラマの内容を好評価する声が多く上がっています。
また、木村拓哉さんが演じている役柄についても、これまで演じてきた何でも完璧にこなしてしまうイケメン主人公ではないことも、好評価の要因になっている様子です。
『BG』は主人公の脇を固めるキャストも非常に豪華で、江口洋介さん、上川隆也さん、斎藤工さん、菜々緒さん、間宮祥太朗さん、石田ゆり子さんらがレギュラー出演し、各話のゲストも第1話は勝地涼さんや伊武雅刀さん、第2話は大塚寧々さんや田中哲司さん、次週の第3話は西村まさ彦さん、三吉彩花さんとなっており、一般的なドラマと比較してもかなりお金をかけているのが分かります。
そのため、平均視聴率は15%が最低ラインとも言われているのですが、果たしてこの数字をキープし続けるのか、第3話以降の数字にも注目ですね。