元SMAP・木村拓哉さん(44)が主演のドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系 日曜21時)の第6話が19日に放送され、関東地区の平均視聴率が15.3%、関東地区が18.0%だったことが明らかとなりました。
瞬間最高視聴率は関東地区が16.3%、関西地区は20.9%でした。
関東地区の第1話の平均視聴率は14.2%(関西地区は17.3%)、第2話は14.7%(同16.7%)、第3話は13.9%(同16.5%)、第4話は12.3%(同17.0%)、第5話は13.9%(同17.6%)となっており、両地区ともに第6話で自己最高の数字を記録しています。
1月から民放のゴールデン・プライム帯でスタートした連続ドラマの中で、平均視聴率が15%を超えたのは『A LIFE』が初となっています。
木村さんは今作で、心臓血管と小児外科が専門の職人外科医・沖田一光(おきた・かずあき)を演じており、共演は竹内結子さん、浅野忠信さん、松山ケンイチさん、及川光博さん、木村文乃さん、菜々緒さん、柄本明さんなど。
19日放送の第6話は、早急に手術が必要な男性患者が壇上記念病院に運び込まれ、沖田が執刀、井川(松山さん)が助手として入ることになるのですが、この男性患者は同病院の顧問弁護士である実梨(菜々緒さん)の父親で、手術するには家族の同意が必要であるものの、実梨は手術には同意できないと繰り返す。
<第6話のワンシーン>
医師たちが説得する中で、第一外科部長の羽村(及川さん)から難しい手術だということを聞いた実梨は、沖田ではなく井川が執刀するという条件付きで、手術に同意すると言い出し…という展開となっていました。
そして、第6話終了時点でネット上では、
- ますます目が離せなくなってきました。沖田先生の表情一つが心情をすごく表していて引き込まれます。全ての人が命のために戦ってる感じが本当に好き
- 何をやっても、キムタクだと言われることも多い木村さんですが、混乱する深冬を抱きしめる沖田先生を見て、これぞキムタクだと思ったし、台詞がなくても十二分に伝わりました。
- 壮大がみどころ。なんなんだこの人は・・・。このキャラが一番の楽しみ。こんな人周りにいたら大変・・・。浅野さんだからこのメチャクチャキャラが演じられるのかもね。来週も見る。どうなっちゃうのこの人・・・。
- 副院長は無責任だが、キャラはおもしろい。沖田先生は、悩むだけで、患者を二ヶ月放置し、余命四ヶ月と告知する名医。弁護士は意味不明。ツッコミどころ満載の脚本で、ドラマとわかっていても、言葉にできない違和感あり。 毎回沖田先生を描く時間が必要なため、主要ストーリーの描き方が浅い?沖田先生は術式検討のため海外出張中にするなど、沖田先生出演なしの回を一度見て見てみたい。
- それぞれのキャラクターが色んなドラマからの寄せ集めと切り貼りで出来上がっているようで、バリバリ既視感のあるエピソードばかり。軽いというか浅いというか、陳腐ささえ感じてしまうシナリオになかなか感情移入できない。
- 木村と壮大の役を入れ替えた方が面白かった気がする。浅野さんの演技はうまいけど、ちょっとオーバーに見えるから、心臓外科専門だけど、脳外もできちゃう沖田先生を浅野、憧れ?の深冬と結婚するも、義理父と病院経営で苦悩する壮大を木村。
- それぞれ、役になじんできたのかな?私たちが慣れてきたのか?展開的には良い感じになってきました。それぞれの葛藤や苦悩が表れてきて、弁護士さんも内容はありきたりですけど、つらい過去があり・・・。でも、深冬と沖田のラストの場面を見たら、壮大はどうするのでしょうか?楽しみですね
などのコメントが寄せられています。
『A LIFE』は他のドラマよりもキャストが豪華で、医療器具などのセットにもお金がかかっているため、TBS側が設定していた及第点は15%以上の数字だったとも言われていたのですが、第6話でついに達成したようですね。
現在でも脚本や演出などに対し否定的な声は上がっているものの、ドラマの内容、登場人物のキャラクターに惹き込まれている方も多い様子で、それが今回の数字に繋がったのかもしれません。
第6話が終了した時点で15%台の数字を記録し、現時点での期間平均視聴率は14.1%となっており、草彅剛さん主演の『嘘の戦争』(フジテレビ系 火曜21時)、吉高由里子さん主演の『東京タラレバ娘』(日本テレビ系 水曜22時)に2%以上の差を付けています。
このまま大きく数字を下げなければ今期トップになるのはほぼ間違いなく、第7話以降もさらに数字を伸ばせるのかどうかに注目したいところですね。