今年もビートたけしさんが総合司会、関ジャニ∞・村上信五さんがアシスタントを務める『FNS27時間テレビ にほんのスポーツは強いっ!』(フジテレビ系 11月2日18時30分)が、2016年以来3年ぶりに生放送中心の形式となることが明らかになりました。
『27時間テレビ』は2016年までお笑い中心の生放送形式でしたが、2017年には事前収録形式に変更して大幅リニューアルを敢行し、「にほんのれきし」をテーマとしたドラマ、アニメ、バラエティ、情報、スポーツなど様々なジャンルを放送し、番組全体の平均視聴率は、歴代最低記録の前年から0.8%上昇して8.5%(関東地区)を獲得しました。
これを受けて2018年は「にほんの食」をテーマとして、前年と同様に様々なジャンルの企画を放送しましたが、平均視聴率は7.3%と大幅ダウンしており、2016年をさらに下回って過去最低の数字となっていました。
そして、今年は再び生放送を中心とした形式にするといい、何が起こるか予想できず、ハラハラドキドキする生放送ならではのサプライズ演出、ハプニングにこだわった演出とし、今年は「にほんのスポーツは強いっ!」をテーマに、クイズ、アニメ、科学など、スポーツを様々な角度から捉えていく内容になっているそうです。
<↓の画像は、『27時間テレビ2019』出演のビートたけしさん、関ジャニ∞村上信五さんの写真>
初日の11月2日には、明石家さんまさん司会の『さんまのお笑い向上委員会』が3年ぶりに生放送され、出演芸人たちはスポーツにちなんでそれぞれ憧れの五輪選手に扮装し、日本のスポーツについてトークをしていく予定で、ビートたけしさん扮する「火薬田ドン」もどこかに登場するそうです。
番組の中嶋優一チーフプロデューサーは、「30年以上続けてきた『27時間テレビ』で、日本のみなさまに知っていただいている生放送の面白さと、この2年で培ってきた情報性のある事柄をお伝えするという両方の強みをハイブリッドに生かして、過去にない『27時間テレビ』をお届けしたいと思っています。」
とコメントしています。
この発表を受けてネット上では、
- やっぱ生じゃなきゃ27時間テレビの良さは伝わらんでしょ。何が起こるかわからないから面白いんだし。
- 生放送でも収録でも昔ほど見たいと思わなくなったわ。面白くないし。
- 火薬田ドンさえ見られればいい
- さんま・中居のコーナーあるかな!?
- たけしさんは、生放送はキツイでしょう。何を言ってるか全然分からない。
- もう、いいよ。すっかり面白くなくなった。たけちゃん、何いってるか分かんないし、村上くんはいてもいなくても変わらないし。見なくなったなぁ~
- 24時間テレビもそうだけど、27時間テレビのやる意味ってなんだ?
- なんでたけし?なんで村上?評価的に散々だったのにまだ続ける理由って事務所の権力や癒着でしかない全然面白くないし何がしたいのか分からない。
楽しかった時ってやっぱりナイナイ、SMAP、さんまが中心でやってた時だよね。そこに各人気バラエティーとのコラボとかあってワクワクしてた。
などのコメントが寄せられています。
番組リニューアルとともに生放送から収録番組に変更され、これに対して視聴者からは不満の声が上がっていましたし、番組の魅力が損なわれてしまっていたので、生放送に戻したことは良いのではないかと思いますね。
しかし、総合司会のビートたけしさんは老化のせいか年々滑舌が悪くなっており、生放送のレギュラー番組『新・情報7DAYS ニュースキャスター』(TBS系)では、何を話しているのかよく分からないことが多々あるので、生放送に変更されたことでまた新たな物議を醸しそうです。
『27時間テレビ』は2017年のリニューアル後1発目の放送こそ好評だったものの、2回目は過去最低視聴率を記録するなど散々な結果となっており、瞬間最高視聴率を記録したのもアニメ『サザエさん』が放送されていた時間帯でした。
現時点でネット上では冷ややかな反応が目立ち、生放送にしても数字が伸びずに2年連続でワースト記録を更新しそうな気もしますが、生放送ならではの面白ハプニングなどに期待したいですね。