TOKIO・長瀬智也さん(41)が来年3月をもってジャニーズ事務所を退所することが発表され、バラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系 日曜19時)に打ち切り終了説が浮上している中で、日本テレビの島田総一郎・統括プロデューサーが『マイナビニュース』のインタビュー取材に応じ、番組の打ち切り終了を否定し今後について言及しています。
長瀬智也さんは来年3月末にTOKIOを脱退、ジャニーズ事務所を退所し、残るメンバー3人はジャニーズ事務所傘下に設立した『株式会社TOKIO』で活動していくことを発表しています。
<↓の画像は、TOKIOのメンバー写真>
左から松岡昌宏さん、城島茂さん、国分太一さん、長瀬智也さん
この発表を受けて『東京スポーツ』(東スポ)は先日、日本テレビ側が『鉄腕DASH』の打ち切り終了も視野に入れていると報じました。
その理由としては、グループ最年少の長瀬智也さんが脱退することで戦力ダウンが否めないこと、来年4月以降もグループに残る城島茂さんは今年で50歳、国分太一さんは46歳、松岡昌宏さんが43歳と、メンバーの平均年齢は45歳超えで、肉体的にも限界にきていることなどを挙げていました。
また、日本テレビ内では「ジャニーズの若手グループに交代するべき」との意見があるとし、記事では事情通が、「日テレは来年10月をメドに『鉄腕DASH』の大幅なテコ入れを実行する。最悪、打ち切りも視野に入れている。(中略)『鉄腕DASH』の後枠をキンプリに託そうというプロジェクトが、水面下で動きだしている」
などと語っていました。
しかし、2008年から『鉄腕DASH』のプロデューサーを務めている島田総一郎・統括プロデューサーは『マイナビニュース』の取材で、来年4月からTOKIOのメンバーは3人になるも番組は揺るがないとし、「むしろさらに加速・拡大していく予感がします。長瀬くんも『株式会社TOKIO』の3人も、自分の手で新しい物を作って世の中をビックリさせるぜ!って姿勢は全く同じ。それは“DASHイズム”そのものなんですよ」
と語っています。
<↓の画像が、『鉄腕DASH』の島田総一郎・統括プロデューサーの写真>
続けて、TOKIOは来年4月以降に『株式会社TOKIO』で様々な社会貢献活動なども行っていく構想を明かしており、これについて島田総一郎・統括プロデューサーは、「3人が企んでる壮大な野望と、僕らが『鉄腕DASH』で目指している未来は、ピッタリ一致してると思います。たぶん(笑)。だから今後も、この番組が彼らにとっての基地であり、プロジェクトを打ち出す発射台みたいな役割になっていきます。地上波のテレビから飛び出して、皆さんと良い意味で“濃厚接触”できるところまで近づきたいですね。」
との思いを明かしています。
また、『鉄腕DASH』は「2025年に30周年スペシャルを日曜19時で放送する」との目標を掲げているとし、「松岡くんが『目指すは笑点。大喜利メンバーに新しい世代が加わって、圓楽さんや歌丸さんや木久扇さんが年を重ねて役割が変わっても、変わらずずっと面白い。鉄腕DASHもそうありたい』という話をしてくれて、まさにその通りと思ったんです。TOKIOは知識も経験も豊かになり、いまや“達人”の域に入りかけてるけど、その分、体はムチャできなくなっている。だから、新しい仲間を巻き込みながらTOKIOと一緒に冒険を続けていく番組にして、日曜19時にずっと皆さんに愛してもらえたらなと思います。」
としています。
来年には、東日本大震災発生から10年の節目を迎え、DASH村がある福島県双葉郡浪江町大字南津島は、現在も帰還困難区域に指定されているのですが、周辺地域は徐々に制限が解除されてきているため、「DASH村ピンポイントでなくても、戻れるようになった福島のあの地域に対して、恩を返せるような企画や挑戦をしようって、TOKIOと熱い議論を交わしながらコツコツ準備中です。」
と明かしています。
<↓の画像は、DASH村で撮影のTOKIOメンバー、農業の達人・三瓶明雄さんの写真>
そして、島田総一郎・統括プロデューサーの発言を受けてネット上では、
- いつかDASH村に立つ5人を見たいなぁ。ぐっさん、身体を治して酒はやめてな。
- 昔のように身体張ってのコーナーは難しいけど、今のTOKIOでもできるネタは沢山あると思う。
- 明夫さんをはじめとした福島の方々だけでなく、色々な専門家やら上手な人達からTOKIOへ、TOKIOから若い世代へ……そして……
そういうのが続いていけばいいんじゃないのかな? - あのDASH村の震災10年後、それ以降どう変化していくのか、また人が戻れる時が来た時にどうなるのかなど是非見たい。番組は続けてください。
- やはり、DASH村に帰るまでは続けて欲しいですね。福島復興はまだ道半ばですから。そして、歳取った5人が揃っている事を願います。
- 島田Pの言葉を聞けて本当に嬉しいです!山口くんは相手も許しているのだし是非復帰して欲しい。彼のスキルと才能はDASHに必要です。
長瀬くんはレギュラーじゃなくても、ちょくちょく出演してくれたら嬉しいな。
とにかく、鉄腕DASHがこれからもずっと続くよう頑張ってください!!ずっと応援しています。 - 続いていくのは嬉しいけど、ただのジャニーズの番組にならないことを願う。鉄腕DASHはあの5人だから最高。
- ずっとTOKIOと一緒にやってきた島田さんの言葉ほど信用出来るものはありません。
DASH村開拓当時から見てるのと、故郷がない自分にとってはDASH村が「理想の故郷」です。
東日本大震災の影響もあって復興にはまだまだ時間がかかるだろうけど、いつかまた村役場の縁側でワイワイやってる5人が見たいです。
などの声が上がっています。
島田総一郎・統括プロデューサーによれば、DASH島のロケ時に城島茂さんが唐突に「『鉄腕DASH』って、僕にとって仕事ではないんですよね。生きること、そのものなんですよね」などと語っていたことがあったそうで、スタッフたちもそうした気持ちで撮影に望んでいるといいます。
TOKIOは『鉄腕DASH』での様々な企画によって“農業アイドル”などと呼ばれ、幅広い層に親しまれている唯一無二のグループで、音楽活動をしていなくてもグループの人気を維持し続けているのは、『鉄腕DASH』があるからこそと言っても過言ではないと思います。
また、山口達也さんが脱退後も番組の平均視聴率は現在も13~15%前後で推移しており、多くの視聴者から愛されている番組なので、来年4月以降の放送を継続してほしいとの声が多く上がっています。
長瀬智也さんが脱退することによって、今後さらに若手ジャニーズの登場回数が増えると予想され、それによって視聴率に多少の影響があるかもしれませんが、『鉄腕DASH』は1995年11月のスタートから1998年3月までは平日23~24時台に放送されており、もし数字が落ちた場合には深夜枠に移動するなどし、どうにか番組を残す形にしてほしいですね。