人気推理ミステリー漫画『金田一少年の事件簿』シリーズが再び、日本テレビで今年4月期に実写ドラマ化され、『なにわ男子』の道枝駿佑さん(みちえだ・しゅんすけ 19歳)が、主人公・金田一一(きんだいち・はじめ)役に起用されたことが正式発表されました。
『金田一少年の事件簿』は、名探偵・金田一耕助の孫で、天才的な頭脳を持つ高校2年生の金田一一が、鋭い推理力や洞察力によって難事件を推理していき、「じっちゃんの名にかけて!」「謎はすべて解けた!」「犯人はこの中にいる!」といった決め台詞を言いながら、様々なトリックを暴いて事件を解決に導いていくという内容です。
原作の漫画は1992年から『週刊少年マガジン』で連載がスタートし、2017年に連載が一旦終了しましたが、2018年から20年後を描いた『金田一37歳の事件簿』の連載が『イブニング』で始まり、今年1月11日からは30周年を記念した新シリーズ『金田一少年の事件簿30th』の連載がスタートしました。
<↓の画像は、現在連載中の『金田一37歳の事件簿』と『金田一少年の事件簿30th』の写真>
『金田一少年の事件簿』シリーズは様々なメディアミックス展開もされており、1995年に『KinKi Kids』の堂本剛さん主演で日本テレビが実写ドラマ化、1996年にはアニメ化され、ドラマはその後も出演者を変更しながら継続的に制作されており、2001年に『嵐』の松本潤さん、2005年に『KAT-TUN』の亀梨和也さん、2013年に『Hey! Say! JUMP』の山田涼介さんが金田一役を演じました。
<↓の画像は、過去に『金田一少年の事件簿』で主演した4人の写真>
そして、道枝駿佑さんが5代目・金田一一役を演じる最新作では、選りすぐりのエピソードを現代の視点で再構築し、シリーズ史上最大のスケールで描かれるといい、脚本は川邊優子さんと大石哲也さん、演出は木村ひさし、丸谷俊平さんが担当し、大石さんと木村さんは過去のシリーズでもそれぞれ脚本、演出に携わっていました。
『金田一少年の事件簿』の主演に抜擢された道枝駿佑さんは、「初めてお話を聞いた時は、号泣してしまいました。(中略)金田一は、僕がジャニーズ事務所に入るきっかけとなった作品ですし、事務所に入ってからもずっとやりたいと言い続けてきた思い入れの強い作品なので、今回7年越しの目標がかなって、すごくうれしいです。(中略)歴史ある作品なので、先輩方のバトンをしっかりと受け継いで、悔いのないよう演じ抜きたいと思っています。」
などとコメントしています。
<↓の画像が、5代目・金田一一役のなにわ男子・道枝駿佑さんのヴィジュアル写真>
また、ドラマ版『金田一少年の事件簿』シリーズのほとんどでプロデューサーを務めている日本テレビの櫨山裕子プロデューサー(はぜやま・ひろこ 61歳)は、「今回のはじめ役は、2017年のドラマ『母になる』で初めて出会った時には14歳だった道枝駿佑くん。当時、彼から山田版金田一を見てこの世界に飛び込んだことを聞いて驚きましたが、あえてプロデューサーを務めていたのが自分だとは言わずにおりました。その彼を今回5代目金田一に迎え、また新たにこの作品をドラマ化することに、不思議な縁を感じています。今回の金田一は“日本のホラーミステリー”の原点に帰り、“怖いけど目が離せない”世界を視聴者の皆さんにお届けしたいと思います。」
としています。
なにわ男子・道枝駿佑さん主演での『金田一少年の事件簿』再ドラマ化発表を受けてネット上では、
- え?はじめちゃん、みっちーがやんの?みっちーなら面白そう♪
- みっちーほんと世界一制服似合う!
- みっちーほんとにおめでとう!!ずっとやりたいって言ってて有言実行させる道枝駿佑ほんとかっこいい…
- みっちーが願い続けていた夢が叶ったんだ…誰かの夢が叶う瞬間をまた1つ見届けられたね。素敵だね。
- みっちー、金田一5代目おめでとう!山田涼介に憧れて、金田一やりたいって言ってジャニーズ入って本当に夢叶えるの凄い!絶対見るね!
- みっちー金田一!剛くん、松潤、かめ、山田くん、みっちーかぁ。金田一にキラキラ要素はないのに、なぜかキラキラした人が多いね笑
- 堂本剛が1番しっくりくる 他はオシャレすぎるのよ
- はじめちゃんは、堂本剛がハマり過ぎちゃったからな~。亀梨とか松潤がやっても違和感しか感じなかった。
- 大事な所でイケメン感あるのが金田一。イケメンだけど、ちょっと抜けてる感があるのが良かったのに。
常にイケメン出してると駄目。そういう意味では堂本くん上手かったな。。 - 自分はやっぱり剛くんの金田一が一番しっくり来るのよねぇ。ちょうど世代的に見ていたからっていうのもあるけど、なんとなく雰囲気が一番役に合っていると思う。
原作でも大人になった金田一の作品もあるし、それを剛くんでドラマ化してほしいな。 - はじめちゃんのボサっとした感じを出せてたの初代の堂本剛だけだよね。二代目からずっとイケメン路線で違和感しか無い。
堂本剛以降のジャニーズでもぼさっとした感じ出せそうなのいるのに、何でキャスティングでそういうのを選ばないのかね?
などの声が上がっており、賛否両論となっています。
道枝駿佑さんが主演で『金田一少年の事件簿』が再びドラマ化されるとの情報は、昨年11月に週刊誌『週刊女性』によって報じられ、その後さらに初代・金田一を演じた堂本剛さんがジャニーズのカウントダウンコンサート前に放送された番組内で、「道枝くんは金田一になりましたんで、僕は道枝くんを推してます」と語る場面があり、これによって金田一役を道枝さんが演じるのは確定とみられていました。
- 堂本剛さんが道枝駿佑さんについて言及したシーン(Twitter)
道枝駿佑さんはかねてからインタビューなどで、「夢は、憧れの山田涼介くんの跡を継いで、5代目・金田一少年を演じることです」などと語っており、その夢がCDデビューから半年足らずで叶った形で、多くのファンからも歓喜の声が上がっているのですが、『金田一少年の事件簿』シリーズのファンからは微妙な反応が多く見受けられます。
ドラマ版『金田一少年の事件簿』シリーズでは、原作とは見た目などが大きく異なるものの、最もハマり役だったのは初代の堂本剛さんだと言われていて、ヒロイン・七瀬美雪役を演じたともさかりえさん、剣持勇警部役を演じた故・古尾谷雅人さん等の演技も良く、初代が一番だったとされています。
個人的にも堂本剛さん&ともさかりえさんのコンビが一番良かったと感じていますが、発表によると新作は、現代版にアレンジしてシリーズ史上最大のスケールで描かれるといい、どういった仕上がりになるのか楽しみですし、引き続き共演者発表にも注目したいですね。