嵐・相葉雅紀さん(34)主演の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系 月曜21時)の第2話が24日に15分拡大で放送され、第2話の平均視聴率が8.3%(関東地区)で早くも1ケタ台に突入したことが明らかとなりました。
前週放送の第1話は11.8%を記録し、月9ドラマの初回が2ケタのスタートとなったのは昨年7月期以来で、2ケタキープが期待されていたものの、第1話から3.5%もダウンという厳しい結果となっています。
フジテレビの分析によると、キッズ層、F2層(女性35~49歳)、F3層(女性50歳以上)からの支持が比較的高いものの、男性視聴者の数字がやや低くなっているとのことです。
第2話で大きく視聴率がダウンしてしまった相葉雅紀さん主演の『貴族探偵』は、2011年に「日本推理作家協会賞」を受賞している推理作家・麻耶雄嵩さん(まや・ゆたか 47歳)の同名小説と続編『貴族探偵対女探偵』が原作。
相葉さん演じる主人公の貴族探偵は、名前や年齢、住所、学歴、家族など全てが謎の紳士で、探偵が趣味ではあるものの自身では推理などはせずに、運転手、執事、メイドに推理を任せ、自身は優雅にお茶を飲んだり、事件関係者の女性と会話、口説いたりしているという異色の探偵。
そんな貴族探偵に仕える執事・山本役を松重豊さん、メイド・田中役を中山美穂さん、運転手・佐藤役を滝藤賢一さん、貴族探偵と推理対決を繰り広げる女探偵・高徳愛香役を武井咲さんが演じ、その他に井川遥さん、木南晴夏さん、生瀬勝久さん、仲間由紀恵さんらが出演しています。
<嵐・相葉雅紀さん主演の月9ドラマ『貴族探偵』>
24日に放送された第2話のあらすじは、人気ミステリー作家・厄神春柾(大和田伸也さん)から探偵に取材したいと依頼があり、編集者・日岡美咲(紺野まひるさん)の車で高徳愛香(武井咲さん)が厄神の別荘へ向かっていたところ、山道を行く車の目の前に突然大きな岩が落ちてくる。
<↓の画像は、『貴族探偵』第2話のワンシーン>
そこに突然現れた貴族探偵は、落石に対して憤り、落石場所の真上にある別荘に文句を言いに行こうと動くのですが、そこは愛香たちの目的地だった厄神の別荘。
呼び鈴を鳴らしても応答がなく、貴族探偵が別荘内に入ったところ、頭から血を流して倒れる死体を発見し、そこから捜査が行われるという展開でした。
そして、第2話の視聴率発表を受けてネット上では、
- 大人のお遊戯会は1回で十分・・・
- 社運を賭けて8%(笑) 豪華キャスト、経費節減で1人ずつ消される展開にすっか。もう。
- ジャニーズの中で一番貴族感のない人が主役の貴族になってるんだから仕方ない。あえてジャニーズで選ぶなら、稲垣吾朗とかならまだ納得できる。
- ドラマ設定が過去にありがちで新鮮さもなく、面白くない
- ジャニーズや嵐がアンチというわけでは全くないが、相葉の大根っぷりは、かつての堀ちえみ級でビックリした。
- 亀山社長は解任だろう
- 最近の月9は、数字がとりにくい恋愛モノで勝負してての視聴率だったけど、数字をとりにいってのこの数字はマジでヤバいね笑
などのコメントが寄せられています。
第1話の終了時点で、相葉さんの演技やドラマの内容に対して厳しい声が多く上がっていたことから、第2話で視聴率が下がるのは予想していましたが、3.5%も下がるというのは驚きです。
ちなみに、昨年10月期放送のHey! Say! JUMP・山田涼介さん主演『カインとアベル』の第2話は8.6%で、『貴族探偵』はこれを下回る厳しい結果となっています。
今回は月9ドラマ30周年ということで豪華キャストを揃えているため、出演陣のギャラだけで2000万円超えは確実で、1話あたりの制作費は1億円レベルだと言われているのですが、この結果にフジテレビは頭を抱えていることでしょうね。
『貴族探偵』の結果次第では、月9ドラマ枠は廃止になるとも囁かれており、このままいけば廃止は確定となりそうですが、果たしてこれから数字を上げていくことは出来るのでしょうか。