1月よりスタートした女優の井上真央さんが主演のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』は、大沢たかおさんをはじめ伊勢谷友介さん、髙良健吾さん、東出昌大さん等のイケメン俳優が多数出演することから“イケメン大河”等と言われ、女性視聴者をより意識した内容で視聴率獲得を目指しましたが、1月4日に放送された第1話の平均視聴率は関東地区で16.7％(関東地区)で、NHK大河ドラマ史上3番目に低い数字を記録してしまいました。
（↓の画像左から高良健吾さん、伊勢谷友介さん、井上真央さん、東出昌大さん）
更にその後も低迷を続け、2月15日に放送された第7話の平均視聴率は11.6%を記録、翌週の第8話では何とか持ち直して13.0%を記録しましたが、相変わらず15%を下回っており、まだまだ満足出来る数字ではありません。
こうした低迷が続いていることによって当然NHKは危機感を持っており、今後テコ入れが行われていくものとみられていますが、週刊誌『週刊女性』が後に登場するとみられる坂本龍馬の役を誰に演じさせるかの議論がNHK内で白熱していたとし、第1候補として2010年に放送された『龍馬伝』で龍馬役を演じた福山雅治さんの名前が挙げられ、その他にも西島秀俊さん、佐藤健さん、福士蒼太さん、更にはSMAPの木村拓哉さん等とにかく数字が取れそうな人気俳優の名前が挙げられているそうです。
木村さんは06年公開の『武士の一分』、また14年の『宮本武蔵』（テレビ朝日系）と時代劇に意欲を見せるようになっており、昨年のV6・岡田さん主演の大河ドラマ『軍師官兵衛』が発表された12年頃には、関係者の中で「15年度の大河ドラマ主演は木村拓哉」といわれていたそうです。
また、2010年に福山さん主演の『龍馬伝』の龍馬役にはもともと木村さんという話だったようで、15年の主演は木村さんで内定とNHK関係者が漏らしていたことから今回木村さんにオファーが行く可能性もあるようです。
これにネットでは、
- 出演者が豪華でも視聴率アップにはならないような…。
- 福山だったら龍馬伝のファンも見るから視聴率上がるんじゃない
- 大河って俳優よりも脚本の方がずっと大事だと思う
- 何やっても無理でしょ。井上真央もメディアで持ち上げられてるほどたいした女優じゃないし、内容を考えると視聴率は妥当な数字だと思う
- ○○を出して視聴率取ろうとか、○○を脱がせて視聴率取ろうとか、その考え方が根本的に間違ってると思う……
などのコメントがありました。
1996年に放送された大河ドラマ『秀吉』で主役の豊臣秀吉役を演じた竹中直人さんが、昨年放送の『軍師官兵衛』でも秀吉役を務めており、『龍馬伝』で龍馬役を演じた福山さんの評価は高く、高視聴率を記録していたことや、2012年にORICON STYLEが発表した「歴代大河ドラマ最強ランキング」でも『龍馬伝』は見事1位を獲得しており、龍馬役と言えば福山さんというイメージを多くの大河ドラマファンは持っているかと思いますので、福山さんに演じてもらうのが一番かと思いますね。
（↓の画像が、坂本龍馬役を演じた福山雅治さんの写真）
それにしても『花燃ゆ』は、時代劇版『花より男子』と言われてしまっているような内容に大きな問題があると指摘されており、キャスティングをいくら豪華にしたとしても一過性のものになることは確実なので、キャスティングよりもまずは脚本や演出を視聴者が満足出来るレベルにしてほしいと思います。