TOKIO・松岡昌宏さん(まつおか・まさひろ 42歳)が、10月期放送の実写ドラマ『死役所』(テレビ東京系 水曜24時12分)で主演することが明らかになりました。
『死役所』は、漫画家・あずみきしさんが『月刊コミック@バンチ』で2013年から連載している漫画の実写化で、歌手・きゃりーぱみゅぱみゅさん、女優・モデルの広瀬アリスさん、広瀬すずさんなども作品のファンで、単行本(電子書籍を含む)の累計売上部数は300万部を突破しています。
作品は、死者が最初に訪れるあの世の市役所ならぬ「死役所(シ役所)」が舞台となっており、自殺、他殺、病死、事故死、寿命、死産などで亡くなったあらゆる人がこの場所を訪れ、自分の死後の手続きを行います。
死役所の職員(シ役所職員)全員が元死刑囚で、苗字には必ず「シ」の文字が入っており、松岡昌宏さん演じる主人公・シ村(市村正道)は、「お客様は仏様です」をモットーとしている一方で、言葉や態度などが丁寧過ぎて逆に無礼な態度を取り、嫌味で皮肉っぽい言い回しが多いという特徴があります。
<↓の画像が、主人公・シ村役を演じる松岡昌宏さんのビジュアル写真>
シ村は生前、市役所に勤務していましたが冤罪によって処刑されており、条例によって「成仏申請書」を提出すればシ役所職員にならず成仏できたものの、あえてそれを拒否して死役所の総合案内に勤務しているミステリアスで闇が深い人物です。
また、他の職員も癖のある人達ばかりで、死役所を訪れる人達の壮絶な生前の姿があぶり出されるだけでなく、死役所職員たちの隠された秘密なども明らかにされるほか、死役所の存在理由は何なのか、死役所を訪れる人や職員たちが「自分の人生はなんだったのか」を考えるという内容になっています。
ドラマの監督を務めるのは、現在放送中の小池栄子さん主演ドラマ『わたし旦那をシェアしてた』(日本テレビ系)のほか、滝藤賢一さんと広瀬アリスさんW主演の『探偵が早すぎる』(同)、武田梨奈さん主演『ワカコ酒』シリーズ(テレビ東京系)、乃木坂46・山下美月さん主演『電影少女 VIDEO GIRL MAI 2019』(同)などを手掛けている湯浅弘章さんで、他に棚澤孝義さん、酒井麻衣さん、松本花奈さん、蔵方政俊さんの参加が発表されています。
脚本は、KAT-TUN・中丸雄一さん主演の『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京系)、岸谷五朗さん主演『天 天和通りの快男児』(同)、竹内結子さん主演『ミス・シャーロック/Miss Sherlock』(Hulu)などを手掛けた政池洋佑さんのほか、三浦希紗さん、烏丸棗さんが担当します。
そして、『死役所』の実写ドラマ化、松岡昌宏さんが主演に起用されたことに対してネット上では、
- ドラマ化待ってた!!!でも主役は佐々木蔵之介さんとかミッチーあたりが良かったな…
- ふた昔前くらいだったら段田康則さんが適役だったと思う
- シ村さんは堺雅人のイメージだったなぁ
- 松岡くん好きだけど…野間口徹さんが適役だったと思っていたから残念感。
野間口さんは主役レベルじゃないかもだけど、深夜枠だからこそ、原作のシ村さんに近い人を充ててほしかった。 - 松岡君好きだけどシ村さんの目の細い感じとか、スラっとした体型、心無い笑顔で謎めいた雰囲気が違う。
- これをドラマ化ってマジですか。あのグロさや話のえぐさを再現できるのか?
アンパンマンのパンチですら教育の問題が~とか言われる今の世の中で。原作は良いだけに本当にそこが心配ですね。 - ドラマなので、放送できる話は限られるし、放送されたとしても、えぐいところはカットだろうな…
- ミタゾノみたいに傍観者ポジションでやるのかな。主役のシ村さんの話もあるけど、あれを軸にするか、シリーズ単発ストーリーで行くかで全然違うことになる。深夜枠だからエピソード単発系かな。
などのコメントが寄せられています。
シ村の原作のビジュアルやキャラクター設定などから、バイプレーヤーとして活躍している俳優・野間口徹さんや段田安則さん、他に水谷豊さん、高嶋政伸さん、及川光博さん、高橋一生さん、浅越ゴエさん、佐々木蔵之介さんあたりが適役だったのではないかという声が原作ファンからは上がっていますね。
<↓の画像左は野間口徹さん、右は段田安則さん>
<↓の画像は、原作の主人公・シ村の写真>
また、原作では死役所を訪れる人たちが、かなりグロテスクな姿で登場することもあるため、そうした描写は避けてドラマ化するのか否かについても様々な声が上がっており、原作の人気が高いだけにネット上では物議を醸しています。
松岡昌宏さんは2016年10月からスタートした『家政夫のミタゾノ』シリーズ(テレビ朝日系)では、女装をしている謎に満ちた派遣家政夫を見事に演じきっており、クセの強い役を演じることも出来る方だと思いますので、松岡さんがシ村をどのように演じるのか楽しみな部分もあります。
現時点では松岡昌宏さんの起用に対して微妙な反応が多くみられますが、どういった作品に仕上がるのか注目したいですね。