日本テレビ『先に生まれただけの僕』初回視聴率、視聴者の反応とあらすじ・ストーリー展開紹介

嵐・櫻井翔さんが主演のドラマ『先に生まれただけの僕』（日本テレビ系 土曜22時）が14日からスタートし、第1話の平均視聴率が10.1％（関東地区）だったことが明らかになりました。

櫻井翔さんが連続ドラマで主演するのは4年半ぶりで、高校の校長先生役を演じるとのことから注目を集め、ドラマ放送前には番宣を行いPRしていたのですが、結果は10％ギリギリの数字で今後を不安視する声が上がっています。

『先に生まれただけの僕』は、大手総合商社「樫松物産」に勤務するエリート商社マン・鳴海涼介（櫻井翔さん）がある日突然、会社が不採算部門としている私立京明館高校の経営再建を任され、校長に就任することになります。

＜ドラマ『先に生まれただけの僕』で校長役に挑戦の櫻井翔さんの写真＞

これまで商社マンとして勤務してきたことから、当然教育に関する知識もなく、これまでとは大きくかけ離れた現場に困惑をしながら、学校のリーダー、理想の校長になるために学校改革を進めていくというストーリー展開で、一般的な学園ドラマとは異なった内容になっています。

共演は蒼井優さん、瀬戸康史さん、木南晴夏さん、森川葵さん、平山浩行さん、池田鉄洋さん、木下ほうかさん、多部未華子さん、井川遥さん、荒川良々さん、高嶋政伸さん、風間杜夫さんなどで、豪華な役者が顔を揃えています。

＜14日スタートの新ドラマ『先に生まれただけの僕』＞

そして、第1話の平均視聴率は10.1％という結果となっていたのですが、ネット上での反応を見てみると、

• 想像よりシリアスな内容で驚いたけど、学校の経営っていうテーマは新鮮でいいね
• ありきたりな学園ものじゃないから意外と面白かった！　来週も見よう
• 硬派な社会派ドラマだったけど、コメディー感を求めてたから退屈
• 出演陣だけ豪華で、内容が薄っぺらだっただけに残念。主人公の設定を、もっと深堀りしてほしい

などと、ドラマの内容を評価する一方で厳しい声もあり、第1話終了時点では賛否両論となっているとニュースサイト『サイゾーウーマン』は報じています。

また、視聴率が意外に低かったことに対する指摘も多くあるのですが、14日の同時間帯にはテレビ朝日系で『陸海空 地球征服するなんて』、フジテレビ系で『世にも奇妙な物語』（平均視聴率8.4％）が放送されており、視聴者が分散してしまった可能性もあります。

なお、前番組の『嵐にしやがれ 超豪華！3時間スペシャル』は平均視聴率12.0％を記録しており、約2％の視聴者が他に流れてしまったということになります。

土曜ドラマ枠で放送された作品の第1話平均視聴率を見てみると、7月期の関ジャニ∞・錦戸亮さん主演『ウチの夫は仕事ができない』は初回11.2％、4月期のKAT-TUN・亀梨和也さん主演『ボク、運命の人です。』は12.0％、1月期放送の堤真一さん主演『スーパーサラリーマン左江内氏』は12.9％でした。

そのためネット上では、

• 嵐にしやがれSP後に放送する援護射撃があったのに、亀梨・錦戸より低いって
• 国民的大スター・嵐のドラマにしては寂しい数字だね。初回でこれじゃ、下がる一方かな
• キムタクなら袋叩きになってる数字
• 嵐の人気が下がってるのかな？
• 嵐の人気は落ち着いてきちゃってる気がするな

などといった声も上がっています。

視聴率が微妙な結果だったのは、嵐の人気が下がってきているのか、ドラマの内容に問題があるのか、リアルタイム視聴者よりも録画組が多かったのか真相は定かではありませんが、櫻井翔さんが1月に主演したドラマも視聴率は伸び悩んでいました。

櫻井翔さんは1月放送の新春ドラマスペシャル『君に捧げるエンブレム』で主演を務め、車椅子バスケでパラリンピック出場を狙う主人公を演じたのですが平均視聴率は8.4％で、嵐メンバーは毎年フジテレビで新春スペシャルドラマの主演を務めているのですが、これまで1度も2ケタを切ったことはありませんでした。

こうした低視聴率を記録しており、嵐の人気が少しずつ下がり始めているだけでなく、櫻井翔さんの人気も低迷し始めているのかもしれないですね…。

第1話で2ケタギリギリだったことから、『先に生まれただけの僕』は第2話で1ケタ台という可能性も十分ありますが、果たして来週数字を上げるのか否か注目したいところです。