TOKIO・長瀬智也さん主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系 金曜22時)の撮影中に、AD(アシスタント・ディレクター)がプロレス技をかけられ、負傷するトラブルが起きていたと9日発売の週刊誌『週刊女性』が報じたのですが、このドラマに出演しているプロレスラー・勝村周一朗さん(44)等が“ガセネタ”だと激怒しており、ネット上でも物議を醸しています。
『俺の家の話』で主演を務める長瀬智也さんは全盛期を過ぎたプロレスラーの役を演じており、このドラマのために体重を13kg以上増やしてトレーニングを積み、本物のプロレスラーのような体格を作り上げ、劇中では様々なプロレスの技を披露しているのですが、1月下旬に行われた撮影中にトラブルが発生したと『週刊女性』は伝えています。
記事では芸能プロダクション関係者が、「プロレスシーンの撮影前には、ADさんが長瀬さんに技をかけられてカメラ映りなどをチェックするんです。でも、とあるADさんが長瀬さんからプロレス技をかけられた際に受け身をしっかり取らなかったため、変な姿勢で着地。その後、痛みを訴えたんです」
と明かしています。
『週刊女性』は真相を確かめるためにTBSにも問い合わせているのですが、「そのような事実はいっさいございません」とキッパリ否定されたとしています。
しかし、同芸能プロ関係者は、「撮影場所だった都内の複合スポーツ施設は一時、騒然となりましたが、長瀬さんは歩けないADさんに肩を貸して安全な場所まで移動していました。念のため病院に行ったそうですが、ADさんは大事には至らなかったそうです」
と語っています。
そして、この報道に対して『俺の家の話』に出演している勝村周一朗さんがツイッター上で反論し、「こんなことあるわけない!!スタッフをリングにあげて技をかけることなんて絶対ない!そのために現場にガンプロやDDTからレスラーが何人も行ってるんだし。こんなウソの記事書いて誰が得するの?」
と完全否定しています。
<↓の画像が、勝村周一朗さんのツイート写真>
なお、勝村周一朗さんは劇中で覆面レスラー「スーパー多摩自(たまじ)マン」を演じているほか、ドラマのプロレス監修も行っています。
また、勝村周一朗さんのツイートに対して『吉本興業』所属のお笑い芸人で、プロレスラーでもある渡瀬瑞基さん(30)も反応し、「絶対にありえません。なぜなら長瀬さんが初めてやる技は必ず自分が最初に受けています。テストも必ずレスラーが技を受けています。そして本番はどのプロレスシーンもスタントなしで全部本人達が演じています。」
と、『週刊女性』の記事はガセネタだと訴えています。
<↓の画像が、てのりタイガー・渡瀬瑞基さんのツイート写真>
そして、ドラマ撮影に参加している2人の反論を受けてネット上では、
- また週刊女性 東スポと勝負でもしてんのかよいい加減にしろ
- 私もおかしいと思ってた。本物のプロレスラーが参加してるのに、なんで素人のADが相手するのかと・・・
- このドラマ、本当に面白いんです。長瀬さん、かっこつけなくてもかっこいい!人情派で脚本も大好きです。
だからこそ、腹立つわー。誰も得しない記事!もう、腹立つわー。 - プロレスも能も出演者の皆さんが真剣に取り組んでいるのが伝わる良いドラマで楽しみにしているので、水を差すいい加減な記事を出すことにほんとに憤りを感じます。
邪魔したいのでしょうか長瀬さんの最後のドラマが好調なのを。 - 週刊女性はこたつ記事を出したんでしょうか?プロレスラーが出演してる中でADがそんなことになるような事があるかなぁと思ってたんですが、やっぱり確証がなかったんですね…。
毎週楽しみに観てるドラマなんで、イメージを悪くするような横槍を入れないで欲しいです。怪我をしたとされるADは顔出しで説明したらどうでしょうか? - 週刊女性 (主婦と生活社)どう対処されるのですか?先日のジャニーズのグループに対する誹謗中傷に値する誤報記事を載せて、謝罪したのに。
また今回長瀬智也さん対する嘘の記事を書いたんですか? - TBSが最初からそんな事実はないって言っているのにADが病院に行って大丈夫だった、怪我した事実はないって方に誘導したよね。
怪我をした事実がないんじゃなくてADが技を受けたという事実がないのに。Snow Manのコロナ記事も捏造だったよね。
などの声が上がっています。
TBSやドラマ関係者がこのように報道内容を完全否定しているため、『週刊女性』の報道は“でっち上げ”の可能性が高そうですね。
『週刊女性』は今年1月にも、『Snow Man』のメンバー・宮舘涼太さんが新型コロナウイルスに感染した原因について、「12月に入ってから知り合いの女の子と酒を飲みに行って、どうやら“もらっちゃった”みたいで…」と伝えていたのですが、この報道に対してジャニーズ事務所が抗議を行いました。
そして、報道から2日後に『週刊女性』は公式サイト上で、「そうした事実の確認はできませんでした。宮舘涼太さん及び関係者にお詫びをして、ここに訂正いたします。」と謝罪、訂正を行い、それから2週間後に発売された誌面にも小さくお詫びコメントを掲載していました。
このようなトラブルが先月起きたばかりであるため、ネット上では『週刊女性』に対して怒りの声が上がっているのですが、2度もジャニーズ関連のガセネタを掲載したことにより、“カレンダー利権”を失うことになるかもしれないですね。
『週刊女性』はジャニーズ事務所との関係が良好ではなかったことで、ジャニーズに忖度すること無く様々なメンバーのスキャンダル等も報じ、それによってジャニーズタレントのカレンダーを出版する権利も与えられていなかったのですが、今年から『ジャニーズWEST』のカレンダー制作を手掛けています。
しかし、宮舘涼太さん、長瀬智也さんに関するガセネタを短期間に掲載したことで、ジャニーズ事務所との関係が再び悪化する可能性があり、もしかするとカレンダーの出版は今年が最初で最後になるかもしれません。