『ブルーモーメント』映画化決定も白紙危機か。フジテレビ問題で山下智久が慎重姿勢、今年撮影予定も暗礁乗り上げ…

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山下智久

俳優・歌手の“山P”こと山下智久さん(40)が主演で、昨年4月期放送のドラマ『ブルーモーメント』(フジテレビ系)の映画化が決定し、年内にクランクイン予定だったものの、フジテレビを巡る一連の騒動で暗礁に乗り上げていると10日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。

ブルーモーメントは、気象災害に命がけで立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)の活躍を描いた同名漫画が原作で、実写ドラマでは山下智久さんが主演を務め、その他に出口夏希さん、水上恒司さん(旧芸名=岡田健史)、仁村紗和さん、夏帆さん、田中圭さん、玉田志織さん、平岩紙さん、本田翼さん、橋本じゅんさん、『ハナコ』の岡部大さん、真矢みきさん、舘ひろしさん等が出演しました。

<↓の画像は、『ブルーモーメント』登場人物の相関図>
実写ドラマ『ブルーモーメント』

全10話の平均世帯視聴率は6.7%、平均個人視聴率は3.8%、重要視されているコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は約2%で、フジテレビの月10枠(月曜22時)としては高い視聴率を記録したほか、見逃し配信サービス『TVer』ではお気入り登録者数が95万人を突破し、同期放送のドラマでは石原さとみさんと亀梨和也さんが共演の『Destiny』に次いで2位にランクインしていました。

連ドラ最終回のラストシーンでは続きがあることを示唆し、視聴者からは「続編ありき?」「映画化?」などの声が上がっていたほか、山下智久さんは最終回放送日に配信されたインタビューで、ブルーモーメントの映画化に関する質問に対して、「それは見てくださっている、応援してくださっている『ブルーモーメント』ファンの皆さんが決めてくれることなのかなと思います。呼んでいただけたら、また再集結するんじゃないですか」と語り、否定はしませんでした。

女性セブンによると、ブルーモーメントの映画化はすでに決定済みといい、「芸能生活30周年の節目を迎える来年は、国内の仕事にも積極的に取り組むようです。(来年公開予定の劇場版)『正直不動産』の次に取り掛かるのは、『ブルーモーメント』の劇場版で、年内にもクランクイン予定だと聞いています」と映画関係者が証言しています。

しかし、昨年12月に中居正広さんと元フジテレビアナウンサー・X子さんのトラブルが表沙汰になり、それに対するフジテレビの対応などを巡って大騒動に発展し、約80社のスポンサーが撤退して現在も元には戻っていません。

加えて、ドラマなどの各番組や映画製作にも大きな影響を及ぼし、ロケ先から撮影を拒否されるなどの問題が発生、先行き不透明な状況にあることで、ドラマのキャスティングされていた俳優が出演を見合わせたとの報道も出ています。

そして、ブルーモーメントの映画化にも暗雲が垂れこめているとし、「もともと山下さんサイドは、危険なロケや撮影に伴うリスクに慎重で、契約内容や条件面などについてフジテレビ側と綿密な話し合いを続けていたそうです。ところが、その過程でフジの問題が表面化し、山下さんが判断を保留したことで企画自体が暗礁に乗り上げてしまった。すでにスケジュールを押さえていた他のキャストは困惑し、予想外の事態にフジも頭を抱えているようです」と、フジテレビ関係者が明かしています。

第三者委員会の調査報告書によって、中居正広さんとX子さんのトラブルに対するフジテレビの対応に大きな問題があったことだけでなく、他にも社員や役員によるセクハラやパワハラなどのハラスメント行為なども明らかにされ、総務省からは行政指導を受けるなどしており、状況はさらに悪化しています。

これによってスポンサー離れが続いている状況で、『27時間テレビ』など複数の大型番組はすでに放送中止が発表されており、来年公開予定と発表済みの映画『踊る大捜査線 N.E.W.』への影響も懸念されています。

木村拓哉さん主演の『教場』シリーズも、劇場版が2部作で公開予定と複数の週刊誌などが報じていますが、『週刊女性』によれば木村さんはフジテレビに対する不信感が拭えず、今このタイミングでは「やりたくない」と拒否感を示していたとしています。

山下智久さんは他にも複数の仕事を抱えていて、あえてリスクを取るような行動はせずに慎重な対応をするのは当然のことだと思いますが、フジテレビとしては山下さんが主演の『劇場版 コード・ブルー』(最終興行収入93億円)の大ヒットもあり、何が何でも製作にこぎ着けたいと考えているでしょうし、ドラマの視聴者からも続編に期待の声が上がっている中で、果たして今後どういった展開を迎えるのか注目したいです。

参照元
  • 女性セブン 2025年4月24日号
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