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ナカイの窓の打ち切りは断捨離企画か。やましたひでこ商標登録の言葉を無断使用疑惑で番組制作・日本テレビがトラブルに?

『ナカイの窓』打ち切り終了の真相…「断捨離の窓」が商標権侵害でトラブルか。中居正広も知らずショック受け…

2012年10月にスタートした中居正広さんMCの深夜バラエティ番組『ナカイの窓』(日本テレビ系)が3月をもって終了し、4月から生瀬勝久さんや博多華丸・大吉が出演の『それって!?実際どうなの課』(水曜23時59分)がスタートしましたが、『ナカイの窓』が突然打ち切り終了となった背景には、商標をめぐるトラブルがあったと23日発売の週刊誌『女性セブン』が報じています。

中居正広さんは『ナカイの窓』が終了後の5月4日から、新番組『新・日本男児と中居』(日本テレビ系 金曜24時30分)のMCを務めており、レギュラー番組の本数に変化は無いのですが、中居さんは『ナカイの窓』に強い思い入れがあり、番組の最終回では、「『ナカイの窓』ね、楽しかったのよ。すっげぇ、おもしろかったんだよ」「俺、ビデオ録ってたのよ。ビデオ録って、やっぱりちょっと見ておこうかな、チェックしなきゃいけないなっていう番組だったのよ」と明かしていました。

『ナカイの窓』は深夜番組ながら平均視聴率が5%超えを連発しており、本来であれば打ち切り対象とはならない数字なのですが、日本テレビの岡部智洋・編成局担当局次長兼編成部長は3月に行った番組改変説明会で、「水曜日の、あの時間と言ったら『ナカイの窓』というブランドのようになっていますし、横並びの中でも非常によい視聴率を獲得していただいて、感謝の言葉しかないです」とした上で、「金曜日の夜というのが、若い世代の方たちがテレビを見やすい時間帯でもありますので、そちらの時間帯の方に、中居さんのMC力を生かして、新しい視聴者層の、開拓の一環として頑張っていただきたい」と番組の終了理由を説明していました。

しかし、5月からスタートした『新・日本男児と中居』の平均視聴率は2~3%台で推移しているといい、『女性セブン』の記事ではテレビ業界関係者が、「こんなことなら続けていればよかったという声も多い。3月にも“なぜ人気番組を打ち切るのか”とみんな言っていましたから。ただ、本当のところ『ナカイの窓』はトラブルを抱えていて続行はできなかったようなんです」と語っています。

『ナカイの窓』が抱えていたトラブルというのは、昨年8月15日放送回からシリーズ化された企画「断捨離の窓」にあるといい、この企画は中居正広さんと4人のゲストがそれぞれ世の中の無駄なもの、いらないものを挙げていき、世の中の無駄を減らすという「断捨離」(不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想)をテーマとしたものでした。

この「断捨離の窓」は視聴者からも好評で、同企画の視聴率は10%超えを記録していたといい、第1弾から1ヶ月半後の10月3日に第2弾が放送され、第3弾の放送も検討されていたというものの、それは実現せずに番組は最終回を迎えたといいます。

<↓の画像は、『ナカイの窓』で放送された企画「断捨離の窓」の写真>

その理由について日本テレビ関係者は、「『断捨離』というワードをめぐり、番組が訴えられたからです」と明かしています。

「断捨離」という言葉は、2001年から「クラターコンサルタント」という肩書で断捨離セミナーを行っているやましたひでこさん(本名=山下英子 1954年生まれ)が商標登録をしています。

<↓の画像が、クラターコンサルタント・やましたひでこさんの写真>

やましたひでこさんは、早稲田大学文学部在学中にヨガ道場に入門したことがきっかけで、断捨離の基礎となる「断行、捨行、離行」を学び、それを応用して誰もが実践できる片付け術を生み出し、これまでに複数の著書を出版しており、関連書籍は国内だけで累計300万部超えのミリオンセラーを記録、台湾や中国でもベストセラーになっているそうです。

そうした活動によって注目を集めた「断捨離」は、2010年の『新語・流行語大賞』にノミネートされるほど世間一般に浸透しています。

この言葉を生み出したやましたひでこさんは、「断捨離」という言葉を商標登録していることによって、この言葉を使用した『ナカイの窓』はトラブルになったようで、もし無断で使用していたとすると、商標権侵害にあたる可能性があるといいます。

前出の日本テレビ関係者はトラブルの背景について、「やましたさんは自らが発案した『断捨離』を、言葉尻やイメージだけをとらえて軽々しく使ってほしくないという思いが強い。2回目の放送の後、やましたさんサイドから日テレに『断捨離』が登録商標であるという指摘が入ったそうです。しかし、日テレはうまく対応できなかった。現在は互いに弁護士を立て調停中だと聞いています」と明かしています。

一般的に商標権侵害が発生した場合には、権利者が警告や示談をして解決となるそうですが、侵害者側が反論し、示談が決裂した場合には裁判にまで発展することもあるとのことです。

そして、『女性セブン』の取材班は事の真相を確かめるため、日本テレビ側に対して、やましたひでこさんとの民事調停の事実や、『ナカイの窓』打ち切りとの関係について取材したところ、日本テレビ広報部は、「断捨離の件につきましては現時点でお答えできることはありません。その他、番組編成の詳細についてはお答えしておりません」という回答だったとしています。

一方、やましたひでこさんにも取材を申し込んだそうですが、期日までに回答が得られなかったそうです。

商標登録・特許出願などを専門に扱う『海特許事務所』の古岩信嗣弁理士は、今回発生したトラブルについて、「日テレは、やました氏に『断捨離』をどのような目的で使用したいかを事前に説明し、許可を得る必要がありました。その話し合いさえしていれば、このような問題は生じなかったのではないでしょうか」と指摘しています。

そして、番組MCを務めていた中居正広さんは、このトラブルをどう思っているのか気になるところですが、前出の日本テレビ関係者は、「一連の『断捨離』をめぐるトラブルを、中居くんはつい最近まで知らされていませんでした。中居くんに重大な事実を伝えられないまま、番組終了したというのなら、あまりにひどい話です。ショックは大きかったと思います」と語っています。

『女性セブン』はこのように『ナカイの窓』打ち切りの真相を報じているのですが、これに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

なぜ日本テレビ側は商標登録されている「断捨離」という言葉を無断?で使用し、その後この問題を早急に解決できなかったのか謎ですし、この企画が問題になっただけで人気番組を終了させるという展開も解せず、この記事だけでは詳細がイマイチ分からず納得がいかないですね。

『女性セブン』の報道が事実だとすると、やましたひでこさん側に否はなく、商標登録されているものを無断使用してしまった番組制作会社や日本テレビ側に大きな問題があり、こんなことで人気番組を終了させたのだとすれば非常に残念な話です。

『ナカイの窓』は、中居正広さんがソロでMCを務めている番組の中でも特に人気が高く、中居さんが毎週様々なお笑い芸人やタレントたちとトークを展開し、他の番組では見せない表情や話を披露する貴重な場でした。

そうしたことで好視聴率を記録していたにも関わらず、制作サイドの不手際が原因で打ち切り終了し、それも最近まで中居正広さんにトラブルを伝えていなかったというのが事実だとすれば何とも酷い話で、中居さんがショックを受けるのも当然です。

こうして『ナカイの窓』を終了させてしまったからには、新番組『新・日本男児と中居』の番組制作にさらに力を入れて、『ナカイの窓』を超えるような番組にしてほしいものです。

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