“山P”こと山下智久さん主演の月9ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- THE THIRD SEASON』(フジテレビ系 月曜21時)の最終回が18日に放送され、最終回の平均視聴率が今シーズン自己最高の16.4%(関東地区)を記録したことが明らかになりました。
また、30分拡大で放送された最終回の瞬間最高視聴率は、22時20・21分に2度記録した18.7%でした。
『コード・ブルー3』の初回平均視聴率は今期トップとなる16.3%を記録し、第2話は15.6%、第3話は14.0%、第4話は13.8%、第5話は13.8%、第6話は13.7%、第7話は13.4%、第8話は15.4%、第9話は13.9%と、最終回前まで2ケタをキープし、最終回では初回を上回る16.4%を記録して有終の美を飾っています。
全10話の期間平均視聴率は14.8%となっており、視聴率低迷によって1ケタ台で推移していた月9ドラマが2ケタを記録したのは、2015年10月期に放送された石原さとみさんと山下智久さん共演の『5→9~私に恋したお坊さん~』以来7作ぶりで、こうした好視聴率を受けて最終回の最後には、初の映画化決定が発表され、2018年に公開されることが明らかになりました。
ちなみに、2008年7月期に放送の1stシーズンの期間平均視聴率(全11話)は15.9%、2010年1月期放送の2ndシーズンの期間平均視聴率は16.6%。
<映画化が決定した『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~』>
前作から約7年半ぶりに放送された『コード・ブルー3』は、現実の世界と同様に7年後が舞台になっており、山下智久さん、新垣結衣さん、戸田恵梨香さん、比嘉愛未さん、浅利陽介さんら医師や看護師らが10年以上のキャリアを積み、それぞれ新たな局面に立つ姿が描かれていました。
前回の第9話では、地下鉄開通前の線路内で崩落事故発生によってドクターヘリに要請が入り、救命チームが総動員で現場に向かい、藍沢耕作(山下智久さん)と藤川一男(浅利陽介さん)は地下の崩落現場へと向かって負傷者の治療を行う。
<↓の画像は、第9話のワンシーン>
しかし、地下で再び崩落が発生し、第9話のラストシーンでは藍沢は意識を失ってしまっている状態でした。
最終話で藍沢はすぐに意識を取り戻した一方、藤川は少年をかばい生き埋めの状態になっており、周囲には誰もおらず危機的な状況に陥るのですが、藍沢と藤川の妻で看護師の冴島はるかが登場し、藤川は無事に救出され、命の危険性や足切断を免れない状態にまで陥るものの、藍沢が見事に救い出すといったストーリー展開になっていました。
そして、最終回を終えてネット上の反応を見ると、
- ターミネーター藍沢耕作にはビックリした。映画化より、続編やSPをテレビで見たいと思っている視聴者の方が多いよ。フジの制作サイドの都合が出てそこは受け入れがたいな
- 最近のドラマでは自分でも珍しく、毎週月曜21時が待ち遠しかった。キャスティングもよかったし、緊急医療のリアル感や人間模様、教育、組織、チームワークの大切など、職場と重なる部分もあり、結構参考にもなった。数年後ドラマの続編が放映されるかも知れないが映画化決定と聞いて、やっぱりな…と納得した。やっぱキャスティングと内容が噛み合うと支持されるものだね。 映画、早く観たい!!
- 祝映画化!素直に喜ぶ。時間あけるとなかなか5人集まれなくなるからなぁ。テレビより更に迫力のあるストーリーを期待。あと少しのサプライズも、黒田先生とか、ね?
- 映画版の脚本は是非とも林先生でお願い致します!
- 最終回の終盤はコードブルーぽかったけど映画では原点回帰を期待。もう正直話の内容が詰め込みすぎてよく分からない。あと脚本家の影響かと思うけどコードブルーに下手な恋愛要素は不要。それとギバちゃんや児玉清さんのようなベテラン医師がいない。新垣さんには悪いけど若造がクルーのリーダー的存在は無理がある。
- 映画もいいが、シーズン4もみたいです。トロントから帰ってきた藍沢、結婚した白石 緋山、子持ちになった冴島 藤川、恋話はもういらな〜い
- 脚本が林宏司さんならもっと視聴率は高かったでしょうね。コードブルーが好きだから、3rdみたいなグチャグチャつめこみ感いっぱいで、結局何を言いたいのかわからなかったような内容は勘弁願いたいので、映画化するなら林宏司さんでお願いします。
- コード・ブルーファンとしては映画化は素直に嬉しい。脚本家が林さんだともっと嬉しいし、黒田先生&森本先生&三井先生(現場復帰)&轟木さんが戻ってきてくれたらもっともっと嬉しいし、4thシーズンもやってくれたらもっともっともっと嬉しい
- 最終回、内容詰め込み過ぎ。新海先生のように医療ミス告白してくれるドクターいたら、訴訟起こらないだろうね。名取の父親物分かり良すぎ。緋山の恋愛思った通り。医療ドラマには要らなかった。映画化はフジにとって興行収入見込める美味しい手段だろうが視聴者はテレビで見たいと思ってるよ。
などのコメントが寄せられています。
『コード・ブルー3』は、前作まで脚本を担当していた脚本家・林宏司さんから安達奈緒子さんに変更されており、安達さんはこれまでに『リッチマン、プアウーマン』、『大切なことはすべて君が教えてくれた』、『失恋ショコラティエ』など、恋愛ドラマを主に手掛けてきた方ということから、今シーズンでは恋愛要素が多く取り入れられていました。
それによって肝心の医療シーンなどが削減され、これまでと比べて話が薄っぺらくなったと感じている方が多く、『コード・ブルー』を観てきた視聴者からは不満の声が噴出し、批判の声は結局最終回まで続いており、映画化発表に対しても歓喜の声が上がる一方で、映画では脚本家を交代してほしいという声が多く見受けられます。
こうした批判の声が多く上がっている一方で、初回から最終回まで2ケタをキープし、今期トップの好視聴率を獲得しており、恋愛要素を取り入れることで新たな展開を生み、マンネリ化などを防いだ部分もあるので、来年公開される映画、そして多くの視聴者から寄せられているドラマの4thシーズン放送にも期待したいところですね。
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