芸トピ

NHK大河ドラマ『どうする家康』視聴者の反応、初回内容に賛否両論。イッテQ、ポツンと一軒家を超えるも鎌倉殿の13人を下回る

『どうする家康』第1話の視聴率大コケで歴代ワースト2位。松本潤主演で話題も厳しい数字でスタート

嵐・松本潤さん主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 日曜20時)が8日からスタートし、初回視聴率が10日に発表されました。

発表によると、『どうする家康』の関東地区の初回平均世帯視聴率は15.4%、個人視聴率は9.6%、関西地区の世帯視聴率は16.2%、個人10.0%、名古屋地区は世帯18.4%、個人10.9%、物語の舞台となる静岡地区は世帯22.7%、個人12.6%でした。

昨年放送された小栗旬さん主演の『鎌倉殿の13人』は、関東地区の初回世帯視聴率が17.3%、個人視聴率は10.6%、関西地区は世帯16.5%、個人9.8%を記録しており、『どうする家康』の世帯視聴率(関東地区)は前作から2%近くのダウンとなっています。

ちなみに、『鎌倉殿の13人』の最終回は関東地区の平均世帯視聴率が14.8%、個人視聴率は8.9%、関西地区は世帯10.2%、個人6.2%でした。

また、初回の平均世帯視聴率が15%台となるのは、2019年放送の『いだてん~東京オリムピック噺~』以来4年ぶりで、初回15.4%は2018年放送の『西郷(せご)どん』と並んで歴代ワースト2位(1位は1989年放送『春日局』の14.3%)です。

<↓の画像は、2011年以降のNHK大河ドラマの初回世帯視聴率(関東地区)>

『どうする家康』は、NHK連続テレビ小説『まれ』、大河ドラマ『おんな城主 直虎』や『青天を衝け』などを手掛けたNHKの村橋直樹さん等が演出、『リーガル・ハイ』や『コンフィデンスマンJP』シリーズで知られる人気脚本家・古沢良太さんが脚本を担当し、主人公・徳川家康が個性派揃いの家臣団と共に、様々な困難を乗り越えていく姿を新たな視点で描いた内容となっています。

キャストが非常に豪華で、徳川家康役を松本潤さん、家康の正室・築山殿(瀬名)役を有村架純さんが演じているほか、野村萬斎さん、松重豊さん、山田裕貴さん、渡部篤郎さん、阿部寛さん、元V6・岡田准一さん、山田孝之さん、ムロツヨシさん、松山ケンイチさん、松嶋菜々子さん、北川景子さん、広瀬アリスさん、大森南朋さん、小手伸也さん、溝端淳平さん、真矢ミキさん、野間口徹さん、関水渚さん、中村勘九郎さん、眞栄田郷敦さん、志田未来さん、田辺誠一さん、古田新太さん、松本まりかさん、杉野遥亮さん、リリー・フランキーさん、里見浩太朗さん等が出演し、主演級の俳優陣が顔を揃えています。

<↓の画像は、『どうする家康』出演者のビジュアル写真>

しかし、初回視聴率は2000年以降では『西郷どん』と並び、ワーストの数字だったことが判明しネット上では、

などの声が上がっています。

日曜20時台には、日本テレビで『世界の果てまでイッテQ!』、テレビ朝日で『ポツンと一軒家』といった人気番組が放送され、8日は『どうする家康』が同時間帯トップで15.4%、2位はポツンと一軒家で11.3%、3位はイッテQで8.3%となっていました。

ネットでの見逃し配信が普及し、リアルタイム視聴者数が減少を続ける中で、15%超えの視聴率は十分に高い数字ではあるのですが、民放の1時間ドラマの制作費が平均3,000万円とされているのに対して、大河ドラマはその倍以上となっており、『鎌倉殿の13人』『青天を衝け』『麒麟がくる』は1話あたりの制作費が平均7,900万円で、これも国民から徴収している受信料で賄っているだけに相応の数字が求められます。

『どうする家康』の初回放送後の視聴者の反応を見てみると、CGを多用しスピード感のある展開に不満の声が上がっているほか、大河ドラマに重要な重厚感が無いといった指摘も多く見受けられ、視聴者の満足度は決して高くないと感じます。

ただ、まだ第1話しか放送されておらず、今後のストーリー展開や演出によって大きく盛り上がる可能性は十分にありますし、徳川家康役に抜擢された松本潤さんがこれからどういった演技を見せてくれるのか楽しみですね。

関連記事

カテゴリー

  1. 噂・疑惑
  2. 事件・事故・トラブル
  3. テレビ番組・映画
  4. 熱愛・結婚・妊娠
  5. 音楽
  6. ジャニーズ
  7. アイドル
  8. スポーツ
  9. 不倫・浮気
  10. 破局・離婚
  11. アナウンサー
  12. 出産・ママタレ・子育て
  13. 雑ネタ
  14. 暴露
  15. 訃報
  16. 海外