『嵐』の“マツジュン”こと松本潤さん(38)が主演し、女優・上戸彩さん(36)と夫婦役を演じているドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系 木曜21時)の視聴率が低迷し、大ピンチを迎えていると『東京スポーツ』(東スポ)が伝えています。
『となりのチカラ』は、『女王の教室』『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』など、複数のヒット作を手掛けた脚本家・遊川和彦さんのオリジナル脚本による社会派ホームコメディドラマで、松本潤さん、上戸彩さんの他に、映美くららさん、ソニンさん、小澤征悦さん、勝地涼さん、風吹ジュンさん、松嶋菜々子さん、『なにわ男子』の長尾謙杜さん等が出演しています。
<↓の画像は、脚本家・遊川和彦さん(前列左端)と『となりのチカラ』メインキャストの写真>
1月20日放送の初回平均世帯視聴率は11.5%、個人視聴率は6.4%、同27日放送の第2話は世帯10.7%・個人6.2%、2月10日放送の第3話は世帯8.7%・個人4.9%、同24日放送の第4話は世帯8.9%・個人4.7%、3月3日放送の第5話は世帯8.2%・個人4.5%となっており、第3話以降の世帯視聴率は8%台で推移しています。
テレビ朝日関係者は『となりのチカラ』の視聴率について、「(第5話で)過去ワーストを記録してしまいました。局内もザワついています」「当初『となりのチカラ』がこの枠に決まった時、固定の視聴者がついているばかりか、松本潤が主演するという話題性もあり、『視聴率2ケタはクリア、15%越えも起こりうる』という声も局内から上がっていました。ところが、ふたをあけてみれば期待を大きく裏切る結果になったのです」
と語っています。
『となりのチカラ』を放送の木曜ドラマ枠は、テレビ朝日の看板ドラマ枠と言われており、昨年10月期放送の米倉涼子さん主演『ドクターX~外科医・大門未知子~ 第7期』は、初回の世帯視聴率が19.0%、その後もほぼ15%以上をキープし、全10話の平均は16.5%でした。
昨年7月期放送の天海祐希さん主演『緊急取調室 第4シーズン』は、全9話の平均が12.1%、同4月期放送の玉木宏さん主演『桜の塔』は平均10.4%、1月期放送の高畑充希さん主演『にじいろカルテ』は平均11.0%となっていました。
第5話終了現時点での『となりのチカラ』の平均視聴率は9.6%と2ケタを切っており、この数字にNHKは震えているといいます。
松本潤さんは来年1月スタート予定のNHK大河ドラマ『どうする家康』で主演し、松本さんが大河ドラマに出演するのは初ということで注目を集めていますが、『となりのチカラ』がコケていることで、『どうする家康』の“爆死”が懸念されているようです。
芸能プロダクション関係者は、「『となりのチカラ』がコケた理由の1つには、嵐の活動休止やメンバーの相次ぐ結婚にファンが逃げているという指摘が業界内にはあります。あながち的外れではないのでは。もし嵐ファンを取り込めないとなれば、『どうする家康』がどこまで数字が伸びるか…。NHKは気が気でないでしょう」
と語っています。
東スポはこのように報じているのですが、これに対してネット上では、
- どうするNHK
- となりのチカラが面白くないだけ
- なんとか頑張って見てるけど、来週はもう無理かも
- 松潤目当てに見る人が少なそう
- 好き嫌いはっきり分かれるドラマだと思う。まとめ方もちょっと強引だし
- 松潤のせいじゃないよね。脚本が面白ければ見るよ
- 結局、ファンでも脚本が面白くないと見続けるのしんどくなるよね
- となりのチカラは脚本だよ。ダルいストーリー。誰がやっても爆死すると思う。
- 今のドラマは内容が寒すぎて離脱した。大河は見る予定
- あのドラマは遊川脚本だからな~。何かイライラするし、最後誰か殺して終わらせるんじゃね?と思ってしまう
- キャストが良かったので1話目見たけど松潤のキャラがムリで視聴やめた。脚本がイマイチ合わなかった
- 役者のせいにするのやめなさいよ。脚本、演出だって
などの声が上がっています。
『となりのチカラ』は、松本潤さんと上戸彩さんがドラマ初共演し、夫婦役を演じることで注目を集めていた一方で、当たり外れが激しい遊川和彦さんが脚本担当ということで、微妙な作品になるのではないかと懸念する声も少なくありませんでした。
<↓の画像は、『となりのチカラ』で夫婦役を演じる上戸彩さん、松本潤さんの写真>
そして、第1話は世帯視聴率11.5%、個人視聴率6.4%、タイムシフト(録画)視聴率7.5%、世帯総合視聴率18.6%、個人総合視聴率10.3%と、今期放送のドラマの中ではまずまずの数字を記録していました。
しかし、松本潤さんがこのドラマで演じている心配性で優柔不断な男という設定や、ストーリーなどに対して、初回放送後から不満の声が上がり、第2話から視聴者の離脱が始まっています。
中盤になっても世帯・個人共に数字が落ちており、ここから一気に巻き返すのは難しく、全話の平均は2ケタを切る可能性が高そうです。
『となりのチカラ』の数字が落ち込んでいる原因は、出演者というよりも脚本や演出にあるとみられ、『どうする家康』の視聴率がどうなるかも内容次第だと思いますが、もし大河ドラマも爆死となった場合、松本潤さんのイメージに悪影響が及ぶことは必至で、『どうする家康』では何としてでも好視聴率を獲得したいところでしょうね。