『はなまるマーケット』『2時っチャオ!』『ひるおび!』など、かつて様々な番組を担当していたTBSの斎藤哲也アナウンサー(さいとう・てつや 58歳)が、7月の人事異動でアナウンサーを“引退”することが明らかとなり、ネット上では様々な声が上がっています。
斎藤哲也アナの異動は『スポーツニッポン』や『日刊スポーツ』が報じているもので、斎藤アナは7月に総合編成本部アナウンスセンターから「編成考査局考査部」へ異動すると伝え、このタイミングで別部署へ異動する理由などは明らかにしていません。
斎藤哲也アナは早稲田大学第二文学部に在学中から、『Take2』の“東MAX”こと東貴博さんの父親で、コメディアン・東八郎さん主宰の『笑塾』に在籍し、様々な舞台に出演していましたが、大学卒業後の1989年にアナウンサーとしてTBSに入社しました。
TBS入社後は主に報道・情報番組を担当し、1996年スタートの『はなまるマーケット』で進行を担当したことで人気・知名度が急上昇し、その後も『2時っチャオ!』『ひるおび!』など、様々な番組を担当していました。
<↓の画像は、『はなまるマーケット』出演当時の薬丸裕英さんと岡江久美子さんとの写真>
現在は、『JNNニュース』でキャスターを務めたり、『news23』や『THE TIME,』のナレーションを担当するなどしています。
そんな斎藤哲也アナが別部署へ異動し、“アナウンサー引退”となることに対してネット上では、
- 最近の斎藤アナウンサーは元気なかったような感じだったのは、そういうことだったのか
- 安住と同じくらいかと思ってた
- はなまるでは結構人気出てたのに、はなまる終わった後は数分のニュース以外見なくなったね
- THE TIME,の「目覚めの良い音」のコーナーでナレーター担当してたが降板か
- 勘違いしてフリーアナになるよりは賢明な生き方
- 週一回ラジオでもいいからニュースかナレーションの仕事してほしい
- 58歳で異動?社内で問題起こした??
- テンポ良い進行で発声もよく、ラジオテレビ両用のユーティリティプレイヤーが定年まであと2年で異動って…
- TBSに限らずキー局は男アナを毎年1~2人採用してるから、その分退職や異動させなかったら余っていくわな。
- 58歳ならもう上がりだろ 60歳までやって再雇用に応じるかフリーになるかや
などの声が上がっています。
斎藤哲也アナの同期は、現在メディアビジネス局に所属する中村豊さん、『2時っチャオ!』のプロデューサーを務めていた原山理一郎さん、後に報道局へ異動した小笠原保子さん、元メジャーリーガー・イチローさんの妻としても知られる福島弓子さんの4人で、全員すでにアナウンサー職を離れています。
また、元NHKでフリーの草野満代アナ、元フジテレビの野島卓アナ、境鶴丸さん、佐藤里佳さん、田代尚子さん等も同期ですが全員局を辞めています。
そうした中で、斎藤哲也アナは一時期に比べてテレビ出演は減りながらも、昨年10月期放送のドラマ『日本沈没-希望のひと-』にアナウンサー役で出演したり、いくつかの番組でナレーションを担当しているほか、TBSのアナウンサースクールでは講師も務めています。
<↓の画像は、現在の斎藤哲也アナの写真>
- アナウンサースクール講師も務める斎藤哲也アナの動画(Twitter)
3年前には、かつて『関口宏の東京フレンドパークII』や『アッコにおまかせ!』などを担当していた同期の小林豊さんが、ラジオ番組でアナウンサー引退を発表し、「本音を言うと、2度としゃべるかよ。TBS!」と言い放ち、不満げな様子だったことで様々な憶測が飛び交いました。
小林豊さんに続いて斎藤哲也アナも別部署への異動が決まり、年齢的にこれは仕方がないと思う反面、アナウンサーとしての技術が高く、安定感のあるベテランが次々に表舞台から去っていってしまうのは残念ですね。