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黒木奈々が亡くなり、辛島美登里や杉崎美香が追悼コメント。ネット上でも悲しみの声が続々

NHKBS1『国際報道』キャスター黒木奈々が32歳で死去。胃ガンの全摘手術成功し番組復帰も帰らぬ人に

NHK BS1で放送の報道番組『国際報道2014』、『国際報道2015』でキャスターを担当していたフリーアナウンサーの黒木奈々さんが、19日午前2時55分に亡くなられていたことが分かりました。32歳でした。

通夜は22日18時、葬儀と告別式は23日午前10時から、東京都港区南青山2丁目33の20、青山葬儀所で営まれ、喪主は父親の黒木幹宏さんとのことです。

黒木さんは昨年7月末に、体調を崩して病院で診察を受けたところ、胃潰瘍と診断されて入院し、その後経過を見るために行った胃カメラ検査を受け胃ガンであることが判明。

同8月27日の出演を最後に治療に専念することになり、9月下旬に全摘出手術を受けて成功し、その後は入退院を繰り返して自宅療養をしていました。

そして、今年1月4日に約4ヶ月ぶりに『国際報道2015』に1日限定で出演し、3月30日からは毎週月曜日のみレギュラー出演していたのですが、再び体調が悪化し、7月13日の放送を最後に休養に入り、8月31日の番組内で正式に休養が発表されていました。

この訃報に鹿児島県立鶴丸高校の先輩でシンガーソングライターの辛島美登里さんは、Twitterで「高校の後輩で、知人を介し、術後、お見舞いメールをさせていただきました。前向きなかわいいお返事をくださり、お目にかかれる日を楽しみにしてたのに、残念です。心からご冥福をお祈りします」とお悔やみを綴っています。

黒木さんと同じ芸能事務所・セントフォースに所属する杉崎美香さんはブログで、「同じ事務所に所属しているキャスターの黒木奈々さんが亡くなられました。快方に向かっているとばかり思っていたので、一報を聞いたときは唯唯ショックでした。心より、黒木さんのご冥福をお祈り致します」と悼んでいます。

黒木さんは、鹿児島県立鶴丸高等学校、上智大学外国語学部フランス語学科を卒業し、2006年4月に報道記者枠で毎日放送(MBS)に入社。

2007年2月に同局を退社してフリーに転身し、『TBSニュースバード』(TBS系)、『ワールドWaveトゥナイト』、『国際報道2014』(ともにNHK BS1)などの番組でキャスターを務めていました。

またネット上では、

などのコメントが寄せられていました。

黒木さんは昨年9月に胃ガンと診断されたことを事務所を通じて発表し、その後無事に手術も成功して、今年3月から番組に復帰することを聞いていたため、もう完治したなのだろうと思っていたのですが、まさか亡くなられてしまうとは…。ガンが他にも転移してしまっていたのでしょうか…。

黒木さんと最近もメールのやり取りを続けていた事務所のスタッフは、「いつか良くなって復帰したいと思っていました。秋にも…10月からは無理かもしれませんが、再度治療を続けながら、復帰を目指していました。」と語っており、再び体調が悪化したものの、回復後に番組への復帰を望んでいたようですし、32歳と若くまだまだこれからという方だっただけに非常に残念です。

黒木奈々さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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