NHKのエース・武田真一アナウンサー（たけた・しんいち 55歳）が早期定年退職制度を利用し、2月末をもってNHKを退局することが2日に正式発表されましたが、高瀬耕造アナ(47)が武田アナの後任として、大阪放送局に異動することが決定したと週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』が伝えています。
武田真一アナは2021年に東京アナウンス室から大阪放送局へ異動し、その後は『ニュース きん5時』『列島ニュース』等でキャスターを務めていましたが、2月末をもって退局することが決まり、武田アナが抜けた穴を埋めるために高瀬耕造アナが大阪放送局に異動するようです。
＜↓の画像は、今月でNHKを辞める武田真一アナの写真＞
ただ、高瀬耕造アナの異動に対して、大阪放送局に詳しい関係者はデイリー新潮の取材に、「予想通りの人事ではありますが、今後を不安視する声もあります」
と語っています。
武田真一アナの後任に抜擢されたという高瀬耕造アナは兵庫県出身で、1999年に早稲田大学商学部を卒業してNHKに入局、その後は新潟放送局、広島放送局を経て2007年から東京アナウンス室勤務となり、『NHKニュースおはよう日本』『NHKニュース7』『正午のニュース』『ニュース シブ5時』『NHKスペシャル』『ゆく年くる年』など、数多くの番組を担当しています。
「2014年上半期 テレビ番組出演本数ランキング」（ニホンモニター調べ）では、タレント・アナウンサーを合わせてダントツトップの452本の番組に出演し、現在は『ニュースLIVE！ ゆう5時』（月～木曜17時）のメインキャスターを務めるなどしています。
＜↓の画像は、『ニュースLIVE！ ゆう5時』担当の高瀬耕造アナ、片山千恵子アナの写真＞
そんな高瀬耕造アナが大阪放送局に異動することが決定し、大阪で担当する番組について前出の関係者は、「もし、武田アナの仕事を引き継ぐだけということになると、高瀬アナの姿が全国に放送されるのは毎週金曜の『きん5時』や『列島ニュース』（平日13時5分）といった番組だけになってしまいます」
とし、高瀬アナの知名度などを考えると役不足の状況になる可能性があるとのことです。
関係者はさらに、「NHKとしては鳴り物入りで大阪行きを宣伝するでしょうが、キャリアに見合った番組が用意されていないと、高瀬アナのモチベーションが低下してしまうかもしれません」「もし高瀬アナが納得できないような状態が続いてしまうと、武田アナのようにフリーに転身してしまう可能性もあります」
と語っています。
この報道を受けてネット上では、
- たけたん大阪去るの淋しい けど高瀬さんも嬉しすぎる！
- もうあの眉毛を見ることが出来なくなるのか・・・
- 一言で言うとトコロテン人事。高瀬さんはいい迷惑
- 関西人だし緩くて合うんじゃないの 武田アナは大阪行ってから死にそうな顔になってたけど
- 眉毛が大阪？残念 でも今も夕方しかやってないんだよなぁ
- 数年後のまゆゆの決断が楽しみ
- 関東大震災が来たら大阪局の人が京都局から全国ニュースをやるらしいからな そういう人材は補充され続けてる印象
- 眉は里帰り人事みたいなもので、本人も武田の替わり扱いならうれしいだろ
- 大阪行きはNHK内では左遷じゃない むしろ即東京へ帰れる利便性で優遇ポジション
武田が不本意だった吉本芸人らと絡む業務も目立ちたがり高瀬は喜んで受けそう - 大阪にトップキャスターが転勤するようになった。朝のニュースは東京放送局から、夜のニュースは大阪放送局から放送すれば面白そう。
いつでもどちらからでも全国ニュースが出せる、最高のBCP。金掛かるかな。
などの声が上がっています。
NHKは2011年の東日本大震災以降、首都圏で大規模災害が発生し本部機能が停止した場合のバックアップ等を見据えて、重点的に大阪放送局の設備や人材の強化を図っており、2021年にエースの武田真一アナが大阪へ異動となりました。
NHKは武田真一アナの異動理由について当時、「災害報道の際に的確で、落ち着いて必要な情報をきちんと視聴者に届ける、NHKでも1、2のスキルを持っている」「全国各地の地域の魅力をお届けできる人物」
と説明していました。
このようにNHKから大きな期待が寄せられ、大阪放送局でも様々な番組を担当していましたが異動から2年弱でNHKを退局し、実力や知名度などを考えると、高瀬耕造アナは後任として最も相応しい方だと思います。
そして、早くも高瀬耕造アナのフリー転身が危惧されていますが、高瀬アナは2003年ごろに2歳年下の元テレビ新潟アナウンサー・川野美咲さん(45)と結婚、その後誕生した2人の子供はまだ小中学生のようなので、局に対してよっぽど不満がない限りは、安定した収入を選ぶのではないでしょうかね。
実際どうなるかは分かりませんが、高瀬耕造アナの今後の活躍に期待したいところで、引き続き視聴者に分かりやすくニュース・情報を伝えていってほしいですね。