5日をもって情報番組『あさイチ』(NHK 平日午前8時15分)を降板し、3月中にNHKを退局する近江友里恵アナウンサー(おうみ・ゆりえ 32歳)が、アナウンサーを引退後に“超大手不動産会社”に入社するとの情報を16日発売の週刊誌『週刊女性』が伝えています。
近江友里恵アナは2月に、『あさイチ』降板とNHKからの退局を発表し、NHKを辞める理由や今後の活動については、「私の中で、ぜひ挑戦してみたいこと、新しく勉強してみたいことができました。アナウンサー以外の仕事に挑戦する予定です。『家庭に入るんでしょ?』とか、『フリーアナウンサーになるんでしょ?』とか色々言われますが、そういうことは全くありません」
と説明していました。
その後、最後の『あさイチ』出演となった5日の番組最後で、視聴者に感謝の言葉を述べた上で、「4月からは何をするかというと、個人的な話で申し訳ないのですが、『街作りの仕事』に関わることになりました」
と明かしました。
街づくりの仕事に携わりたいと思った理由については、「もともと建物を見たりするのも好きだったんですけれども、例えば『ブラタモリ』で全国各地を歩かせていただいた経験や、災害報道の現場で、防災や減災などを学ばせていただいたことも役立てられると思いました。何よりも、『あさイチ』でたくさんの生活の知恵を学ばせていただいたので、そういうものを生かして、いい街を作って、みなさんに恩返ししていきたいなという風に思っております」
と語っていました。
『あさイチ』で共演の博多華丸・大吉の博多大吉さんは、後に放送されたラジオ番組で近江友里恵アナの今後を語る場面があり、「あの決断すごくない?これから街づくりの仕事に携わると。(中略)そういう仕事があるんですって、具体的には僕の口からは言うのはやめますけど、そういう企業に入って、会社員として働くらしいんです」
と明かしています。
さらに、このタイミングでNHKを辞めて、企業に入る決意をした理由については、「アナウンサーの試験もNHKだけ受けたら、受かったからアナウンサーになってここまで来たけど、自分の残りの人生を考えた時に、もう1つやりたいことがある。いつからやる?で、逆算したら今しかないって結論に達したんです!って言われて」
と説明し、近江友里恵アナの決断には驚きつつも、新たな挑戦を絶賛していました。
そして、『週刊女性』の記事では近江友里恵アナの知人が、「近江さんは、早稲田大学の政治経済学部出身。ゼミでの研究テーマは『スポーツと街づくり』で、当時から都市開発について関心を持っていました。彼女が所属していたのは、学部の首席卒業者を輩出するような超エリートゼミ。そこで副幹事長まで務めましたから、優秀さは折り紙つきですね」
と明かしています。
また、近江友里恵アナの就職先についてNHK関係者が、「4月からは誰もが知る“超大手”の不動産会社に入社することになっていますよ。50ものグループ会社を抱える巨大企業です。“街づくり”を希望する彼女は、本社内の都市開発を手がける部署に配属されるはずです」
と証言しています。
『週刊女性』はこのように、近江友里恵アナが今年4月に“超大手不動産会社”に入社するとの情報を伝えているのですが、この報道を受けてネット上では、
- この決断は凄いね。フリーとかではなく不動産会社。都市開発か、夢あるな。
応援団で鍛えた調整力、ゼミでの専門知識、ブラタモリで培った感性で頑張ってね。 - 「街づくり」って三井不動産が良く使っている言葉
- 最初「街づくり」と聞いた時、森ビルかなって思った。でも大手に超が付くなら、三井か三菱だね。
- 50ものグループ会社があるではなく「抱える」ということは、三井不動産か三菱地所しかないよね。
- 三井不動産が毎年異業種経験者採用してて4月一斉入社だったな
- 素敵な街を開発して、三菱地所にみにいこうー!のCMにでてくれたらうれしいなぁ
- 凄い決断だな。天下のNHK、それも人気アナなのに、それを辞めて一般企業に転職するなんて聞いたことが無い。
NHKのアナウンサーが辞めるとなると、殆どが民放のアナウンサーになるか、フリーになるか、はたまた結婚して家庭に収まるか。それ以外にはあまり思い当たらないな。
しかし、やりたいことをやるという彼女の選択と決断は立派だ。次の職場でも輝いて欲しい。 - 駆け落ち婚に、応援団、早稲田政経のエリートゼミで副幹事長、そしてNHK退社後大手不動産で街づくりに専念…
人は見かけによらないとは彼女のためにある様な言葉 - フリーになって、タレントやら女優やらになるチャラい女子アナが多い中、近江アナは違うね。
あのままNHKにいても出世しただろうけど、その安定を捨ててまでやりたいこと・将来のキャリアを真剣に考えていたんですね。その行動力と芯の強さ、尊敬します。
などの声が上がっています。
近江友里恵アナは、小学校から高校まで昭和女子大学附属校に通い、小学5年生から高校2年生までは『読売新聞』のジュニア記者としても活動し、元プロテニスプレーヤー・伊達公子さんへのインタビュー経験もあります。
また、放送部に所属していたことがきっかけで、中学時代からマスメディアで働きたいとの思うようになり、高校時代には「第52回NHK杯全国高校放送コンテスト」で入選しています。
そして、NHKアナウンサーを第一志望に決めた理由については、「アナウンサーも自分で提案・取材し、番組の制作に携われる」「日本各地の魅力や課題を全国放送で伝えられる」「ナレーションやラジオなど、女性アナウンサーが長く活躍し続けられる番組が多い」と考えたからだと明かしていました。
そんな近江友里恵アナが、NHK入局から9年でアナウンサーを引退し、街づくりの仕事に携わるために、“超大手不動産会社”に入社するとは驚くばかりですが、近江アナは見た目によらず勝ち気で、上昇志向が強い性格をしているとも囁かれており、異業種への転職に納得した部分もあります。
近江友里恵アナが就職した不動産会社は、50ものグループ会社を抱える業界大手の巨大企業といい、この情報から恐らく「三井不動産」「三菱地所」あたりと思われますが、近江アナであれば新天地でも活躍する姿を見せてくれそうで、アナウンサー引退は残念ではあるものの、これまでの経験を活かしながら街づくりの仕事を頑張ってほしいですね。