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news zero打ち切り説浮上目前? 有働由美子アナ降板後に異変、タレントをコメンテーター起用が裏目で視聴者離れか

news zeroリニューアル失敗? 藤井貴彦アナに交代も視聴率急落。櫻井翔の影響力落ち、曜日パートナー導入も…

今年春にメインキャスターを交代するなど、大幅リニューアルを図った報道番組『news zero』(日本テレビ系)の視聴率が低迷し、番組に危機が迫っていると週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』が報じています。

2006年10月から放送がスタートしたnews zeroは、4年前までは平均世帯視聴率が10%を超えていたものの、現在は4~5%台で推移していると日本テレビ関係者は指摘し、「有働由美子がメインキャスターを務めていた時は5~7%でしたから、1~2%ほど下がっている状況です。今年4月からは藤井貴彦がメインを務めていますが、やはり女性目線も踏まえてニュースを伝えられる有働の存在は貴重だった。」と語っています。

<↓の画像は、3月で降板した有働由美子アナの写真>

藤井貴彦アナの局内評価は悪くないそうですが、リニューアル後の視聴率が芳しくないとし、4月から曜日別のパートナー制を新たに導入して、4~6月には女優の波瑠さん、シシド・カフカさん、俳優の板垣李光人さん、7~9月には東京五輪の銀メダリストで空手家の清水希容さん、女優の水野美紀さん、俳優の加藤清史郎さんを起用していました。

10月からは、女優・タレントの篠原ともえさん、元『欅坂46』で女優の長濱ねるさん、東京五輪の銅メダリストでスポーツクライマーの野口啓代さんが出演するなど、番組全体として女性色を強めていますが苦戦が続いているといいます。

<↓の画像は、10月から曜日パートナー担当の篠原ともえさん、長濱ねるさん、野口啓代さんの写真>

その原因について芸能プロダクション関係者は、「有働時代は、芸能人の起用は櫻井翔くらいでした。夜のニュースは骨太さが求められるため、起用するタレントのイメージと報道の親和性を意識して起用してきた。しかし、今はその基準がとっ散らかってしまっています。」と語り、特定の曜日だけ芸能人等を出演させても視聴者は定着しないとも指摘しています。

また、番組スタートから月曜キャスターを務めている櫻井翔さんに関しても、結婚などの影響もあって以前ほどの影響力はないとし、「櫻井が出ても、『嵐』のファンはほとんど『news zero』を見ていない。事務所の性加害問題の報道姿勢が批判されるなどの逆風も相まって、そのミスマッチが深まり、櫻井もジリ貧になっている」と語っています。

<↓の画像は、月曜キャスターを務める櫻井翔さんの写真>

ただ、現時点ではnews zeroの打ち切り話は出ていないといい、前出の日本テレビ関係者は、今後のリニューアル次第ではまだまだ数字が取れる番組とも分析し、その例として10月末の衆議院議員選挙特番の善戦を挙げています。

衆院選の選挙特番の平均世帯視聴率は、NHKの『衆院選開票速報 2024』がダントツトップの19.1%を記録し、民放トップは『選挙ステーション2024』(テレビ朝日系)で9.7%、2位は藤井貴彦アナと櫻井翔さんがメインキャスターを務めた『zero選挙2024』で8.7%でした。

3位は『Live選挙サンデー超速報SP』(フジテレビ系)で8.3%、4位は『決戦!緊急W中継 SMBC日本シリーズ2024×選挙の日』(TBS系)で6.9%、5位は『集まれ!総選挙ライブ』(テレビ東京系)で3.7%を記録していました。

日本テレビは最大のライバルであるテレビ朝日に負けはしたものの、1%差とまずまずの数字を獲得しており、「視聴者が『news zero』に求めているのは、真正面からニュースを扱うことだというのは明らかです。来年1月からは、硬派なニュースを扱えることを条件に、新パートナーの選定が進められています。報道番組は定着するまで時間がかかります。藤井が交代したのは今年4月なので、数字が悪くても1年は様子を見ることになっている。局内でも、1~2%の落ち込みならもう少し頑張ってみようかとなっています」と日本テレビ関係者は語っています。

これに対してネット上では、

などの声が上がっています。

前任の有働由美子アナウンサーは、2018年10月にnews zeroの2代目メインキャスターに就任し、そのタイミングで大幅リニューアルが行われ、月曜キャスターの嵐・櫻井翔さんを除いてほぼ全ての出演者が入れ替えとなりました。

これによって番組の視聴率は低迷し、一時は平均4~5%台で推移する状態が続いていましたが、徐々に数字を伸ばしていき、平均世帯視聴率は1ケタ台後半まで上昇していました。

また、若者の視聴を意識した番組作りによって、各テレビ局がいま重要視しているコア視聴率(13~49歳の個人視聴率)の上昇にも繋がっていました。

そして、今年4月に再びリニューアルを図り、藤井貴彦アナが日本テレビを退社して『news every.』を降板、そしてnews zeroの3代目メインキャスターに就任し、曜日パートナー制度を新たに導入し始めたのですが、これがイマイチ数字には繋がっていない様子です。

news zeroの数字が下がり始めている裏で、『news23』(TBS系)の数字が少しずつ伸ばしていることが明らかになっており、このままいくと逆転される可能性もあります。

ただ、まだリニューアルしてから1年も経っていないですし、有働由美子アナに交代した際にも1年ほどは視聴率が数%落ち込んでいたので、長い目で見る必要があると思いますが、曜日パートナーなどの導入に対して厳しい声も少なくない中で、今後視聴率を伸ばしていくことは出来るのか注目していきたいです。

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