トップアイドルグループ『嵐』が1月27日、2020年末をもって活動休止することを電撃発表し、同日行われた記者会見の場で『スポーツニッポン』(スポニチ)のジャニーズ担当・クワバラ記者が、「無責任という指摘もあると思う」といった質問を投げかけたことによって、嵐ファン等から批判が殺到する事態となりました。
<↓の画像が、1月27日に会見した嵐のメンバー写真>
また、大のジャニーズファンで知られる日本テレビの青木源太アナウンサー(あおき・げんた 35歳)は、会見終了後に自身のツイッターを更新し、「今夜は初めて愚痴を言わせてください。無責任という言葉が会見で出ましたが、それはさすがに違うかと。あの場にいてとても悔しくて悔しくて。」
とツイートしていたのですが、『東京スポーツ』(東スポ)は青木アナの言動を問題視しています。
<↓の画像は、青木源太アナのツイート写真>
スポニチ・クワバラ記者の質問は会見翌日に放送された各ワイドショー番組などでも取り上げ、『とくダネ!』(フジテレビ系)は他の番組がカットしていた新聞社名と記者の名前もオンエアし、これによって記者が特定されるに至ったことから、嵐ファンからは番組に感謝する声も多く上がっていました。
一方で東スポはこの騒動に対して、「どんな質問をしてもいい場である記者会見で出た質問を、報道機関であるテレビ局が批判するのは言語道断だ。『報道の自由』を守るべき立場である報道機関が、自らその責任を放棄しているとしか思えない。」
と批判しています。
その中でも特に酷かったのは日テレの青木源太アナだったといい、青木アナのツイートは「報道する側が報道の自由を放棄した」と捉えられても仕方がないと苦言を呈しています。
また、青木源太アナは嵐のメンバーに質問する場面があったのですが、ジャニーズファンで嵐のことも大好きな青木アナは涙を流しながら質問しており、これについても、「公正中立な立場を求められるアナウンサーが泣いてしまっている時点で、すでに中立な立場ではなくなってしまっている。これでは“アナウンサー失格”と言われても当たり前だろう」
と指摘しています。
ちなみに、青木源太アナは嵐のメンバーに対して、「嵐の皆さんはファンにも優しくて優等生過ぎると思います。2年間の猶予を設けたり、多くのファンに会えるライブツアーを計画したり…。受け止める側としては、どうしていいか分からないという方もいると思う。ファンに対して、こういう風にしてほしいと言えることはありますか?」
という質問をしており、これに対して櫻井翔さんは思わず「熱量がすごいよ…」と漏らしていました。
<↓の画像が、嵐のメンバーに質問する青木源太アナの写真>
さらに、「2019年のツアーがすでに発表されていますが、ファンは泣いててもいいんですか?それとも笑顔に会いたいですか?」
と質問し、メンバーからは「それはボクらに決められない」「もうすでに(青木アナが)泣いてますからね」などとツッコミを入れられていました。
そして、東スポの指摘に対してネット上では、
- 無責任質問は別に批判する内容じゃない。実際に大野に対して批判する人も居ると思うよ。ファンだって納得しない人も居ただろうし。
それをあの質問をした事で批判的な意見を一蹴出来たと思う。
青木アナは論外。いくらファンだろうが、大の大人が仕事中にアイドルの休止で泣くとか引くわ。 - そもそも嵐は、何を聞かれても受けて立つ!という覚悟で堂々と記者会見に臨んでいたと思う。結果、本音が聞けた良い会見だったと思う。
それなのに、あの質問はダメだと批判が出たり、泣いていたアナウンサーが感動されてたり。。。『はぁ?』って思ってた。 - まぁ、確かに報道を伝えるアナウンサーという職業上はあってはならなかっただろうね。アナウンサーである前に人なのだからと言う人もいるかもしれないがそれは違う。
人でありアナウンサーでもあるのだからそこは分けなければならない。ツイッターは私的なツールだが芸能人であればまた違う。
友人や家族に愚痴るのは良いかもしれないが社会に影響を与える場所でやってはならなかった。 - 世の中のみんなが嵐のファンという訳ではないからね…。中立であってほしいというか…たとえ嵐への想いが強くてもアナウンサーが記者会見場で涙したり、記者の質問をを批判するのは、客観的に見る側としては、確かに違和感があった。
- 青木アナのおかげで嵐さんは笑顔になれたし、ファンの私達も感謝してるってことを知っておいてほしいです!!
- 青木アナにはアナウンサーとしてじゃなくてファンとして会見に行ってくれて感謝してる。悪意を持って取材する人がいるなら愛を持って取材人もいてもいいと思うし、いてほしい
- 青木アナは全然悪くないと思います!本当ジャニヲタの鏡です。そのままでジャニ愛を貫いて下さい
- 青木アナがボロくそ書かれるのは違うでしょ~~~なんでもかんでも記事にしたいがために誰でも悪者に仕立てるんだな~~~クソかよ
- 青木アナは何も悪くありません!私たち嵐ファンは青木アナに励まされたり、勇気づけられました!最高のアナウンサーであり、嵐ファンです!これからも応援してます。
などのコメントが寄せられています。
青木源太アナの言動が問題視されていたという話は、ニュースサイト『サイゾーウーマン』や週刊誌『週刊女性』も報じており、青木アナは会見時に涙を見せたり、質問内容も取材者目線ではなく、ファンそのものな質問を投げかけるなどしていたため、会見の場では他社の記者から冷ややかな視線が送られていたといいます。
『週刊女性』の記事ではスポーツ紙の記者が、嵐の会見時の青木源太アナの言動に対して、「まぁ、恥ずかしいかったですね。質問をしながら涙を流すんですから。その段階で冷静に伝えられず、アナウンサー失格。たとえファンであっても、それをグッとこらえて仕事に徹するのがプロでしょ」
と指摘しています。
<↓の画像は、青木源太アナと嵐のメンバー写真>
また、ある情報番組ディレクターも、「35歳の大人があれじゃね、という感じ。局員の中には、会見に爪痕を残してさすがだな、ってバカに輪をかけたようなことをいっている人もいますが、非局員のスタッフは腹の中で笑っていますよ」
と明かしています。
一方の『サイゾーウーマン』は昨年12月にも、「ここ最近の青木アナはジャニーズ絡みの仕事を得ようとする“ジャニ活”が著しく、局内からは疑問視する声が噴出している」
とし、別部署のバラエティ番組の役職付きスタッフに「自分は誰よりもジャニーズに詳しい」「ぜひ番組で使ってください」などと売り込み、こうした行動を引き気味に見ている日テレ局員もいると伝えていました。
青木源太アナはさらに、系列局の読売テレビや中京テレビのプロデューサーにまで営業をしているという話もあるため、上層部も「さすがに目に余る」「誰か注意した方が…」と漏らしているとのことです。
ここまで露骨にジャニーズファンであることをアピールするアナウンサーは他におらず、いちジャニーズファンとして、タレントたちのプライベートなどにまで深く踏み込まない姿勢から、ジャニーズファンたちから支持を集めています。
その一方でジャニーズファン以外からは、ジャニーズタレントとの接し方や言動に対して疑問の声は上がっており、先日の嵐の会見でもアナウンサーとしての立場ではなく、いちファンとして質問をしているのではないかと指摘されているほか、「無責任」質問をしたスポニチのクワバラ記者に対して悔しい発言をするなど、肩入れし過ぎているのではという声が上がっています。
日テレがそもそもジャニーズ事務所と非常に密接な関係にあるので、青木源太アナの言動を特に問題視していない可能性があり、ここ最近特にジャニーズ好きを前面に押し出しているのは、青木アナの判断だけによるものではないと思いますので、青木アナだけでなく日テレにも大きな問題があるような気がしますね。
なお、青木源太アナは東スポの報道を受けて自身のツイッターを更新し、「私の言動で不快な思いをされた方々、申し訳ありませんでした。ご批判やお叱りの言葉をしっかりと受け止めたいと思います。」
とツイートしており、今後言動などに変化が出てくるかもしれません。
<↓の画像は、青木源太アナのツイート写真>