NHK退社とフリー転身を報道された青井実アナウンサー(あおい・みのる 43歳)が18日に、メインキャスターを務めていた『ニュースウオッチ9』を突如降板し、NHKは降板理由について「本人から申し出があったため」と説明していたのですが、その裏側で青井アナに“副業”が発覚し、就業規則の服務規定違反で厳重注意処分を受けていたことが明らかになりました。
この問題は『スポーツニッポン』や週刊誌『週刊文春』などが報じており、NHK関係者によると副業は昨年11月に外部からの通報で発覚し、青井アナは親族が経営する4社の役員となり、そのうちの1社から役員報酬を受けていたことが判明したため、昨年12月に厳重注意処分を受けたそうです。
NHKの就業規則では、副業をする場合には上司の許可が必要となっているものの、青井実アナは許可を得ずに副業をしていたそうですが、局の聴取に対して青井アナが「報告義務を知らなかった」「役員を兼ねていたことを知らなかった」などと意図的では無いと主張したことで、口頭で厳重注意するのみの処分になったといいます。
また、青井実アナは役員報酬を返納することや、役員を退任することを申し出たとのことです。
青井実アナは経営者一族の生まれで、祖父は大企業『丸井グループ』の創業者、父親は不動産関連会社『株式会社アトム(旧・豊島興業)』の会長、兄は同社の3代目社長を務めています。
スポニチによると、青井実アナはNHK入社前の慶應大学時代から同族経営会社の役員となっているといい、事情を知る関係者は青井アナの副業問題について、「家業であり、副業という意識がなかったため、上司への報告に考えが及んでいなかったようだ」
と語ったとしています。
また、副業問題と『ニュースウオッチ9』からの降板、フリー転身の関係性についてNHK関係者は、「退職は昨年夏ごろから出ていた話。40歳を過ぎた年齢を考え、新たな道を模索して周囲の人に相談していたことからも時期的には無関係だと思います」「(番組降板は)一部報道で退職と他局番組への移籍が報じられ、退職届がまだ受理されていない段階だったことから局に迷惑をかけたと思い、申し出たようです」
と証言したとのことです。
この報道を受けてネット上では、
- 驚くことではない。彼の持ち味である胡散臭さが表に出ただけ。
- 家業だから副業じゃない。何言ってんだ? アナウンサーが副業ってことですかね。明らかにとぼけたふりをしているだけ。こういうやつに偉そうに何か言われてもな…。
- なんの挨拶もなしというのは、上司と揉めて、だったら辞めてやるという事態にいたったわけだろう。この人は恐らく頭を下げるようなまねを生まれてこのかたやったことがないに違いない。
- 実家が太くて、強制徴収してる受信料から高い給料貰ってるアナウンサーが経済格差とか語られても、そりゃ響かんて。今からフリーなのにもうイメージ良くないやん。
- 就業規則違反が一番の理由だろうな。御曹司なのは周知の事実なんだから、きちんと上司に確認取ってればよかったのにね。
役員報酬がいくらか知らんが、彼にとってはした金だったのかな? こんな人が増税だなんだのニュース読んでても、そりや説得力ないよな。 - ニュースウオッチ9を中途半端なタイミングで辞めたのはそういうことか。まあお台場なら不問にして受け入れるだろう。フリー転身なんて無茶をせず家業に励めばいいのにな。
などの声が上がっています。
家業は副業にあたらないという認識だったため、上司に報告していなかったというのは酷い言い訳としか思えないですし、『ニュースウオッチ9』からの降板もこの問題と関係しているのではないかと思ってしまいます。
いずれにせよ、突然の番組降板前にこうしたトラブルが起きていたことをスポニチや週刊文春などに報じられ、イメージの悪化に繋がっています。
青井実アナはNHKを退社後、4月にフジテレビの帯ニュース情報番組『Live News イット!』のキャスターに就任予定とも報じられていますが、それに対しても否定的な声が上がる中で、こうした問題が報じられてしまったのは痛いです。
過去には元NHKでフリーの登坂淳一アナも、フジテレビのニュース情報番組のメインキャスター就任が発表された後に過去のセクハラ問題が表沙汰となり、大炎上の末に番組出演取り止め、そしてイメージ悪化によってメディア露出も激減となりましたが、果たして青井実アナはフリーに転身して成功となるでしょうかね。