元TBSのフリーアナウンサー・雨宮塔子さん(あまみや・とうこ 46歳)が11日、トーク番組『サワコの朝』(TBS系 午前7時)に出演し、仕事復帰する際に葛藤があったことを明かしていたのですが、ネット上では雨宮さんに対して批判的な声が多く上がっています。
雨宮さんは成城大学文芸学部を卒業し、1993年4月にTBSにアナウンサーとして入社。
入社後は『どうぶつ奇想天外!』や『チューボーですよ!』などバラエティ番組を中心に活躍し、同局を代表する人気アナウンサーとなったのですが、1999年にTBSを退社。
学生時代からの夢だったという絵画の勉強のために、生活の拠点をフランス・パリに移し、2002年6月にパリで『パティスリー・サダハルアオキ・パリ』のシェフパティシエ・青木定治さん(48)と出会い、同年12月に結婚、2003年に長女(13)、2005年には長男(11)が誕生。
<↓の画像が、青木定治さんの写真>
しかし、すれ違い生活を理由に2013年から別居、離婚協議が始まり、2015年3月に離婚が成立、離婚に際して共同親権という形を取り、子供2人の親権は2人が持っているものの、雨宮さんは離婚後も子供2人と一緒にパリで生活していました。
そんな雨宮さんは、報道番組『NEWS23』のメインキャスターに抜擢され、昨年7月下旬より同番組に出演しているのですが、子供2人をパリに置いて仕事復帰することに相当悩んだといいます。
<↓の画像は、『サワコの朝』にゲスト出演した雨宮塔子さんの写真>
雨宮さんは今回番組で、TBS側からオファーを受けた時のことを振り返り、「今までほとんど自分で決めちゃっていたけど、決められなかった。離婚しているので、子供たちにはそこで大きく環境を変えてしまったので…」と、パリでの生活を気に入っている子どもたちに、なかなか切り出すことが出来なかったといいます。
しかし、「最終的に、私が『この仕事をやりたい』って言う前に、娘がある日、ふと『ママ、この仕事は絶対諦めちゃダメだよ』って言うんですよ。娘が私の気持ちをおもんばかって…」と、長女の一言で一歩踏み出すことが出来たそうです。
そして、現在は元夫の青木さんと再婚した奥さんが子供の生活を見ているのですが、これに対して世間から多くの批判が寄せられたことに対して「批判は当然のことだと思います」と語り、パリで知り合った日本人の親友には「母親の仕事は一番の仕事、それを置いてどうして行けるの?」と言われたことを明かし涙を見せ、「つらかった? そうですね」と語っていました。
このように語っていた雨宮さんに対してネット上では、
- 美談にしようと必死
- 子供がパリで、元夫とその奥さんが見てるの?そこまでして何で日本で仕事したいの?心理がわからない。
- 子供といたいという気持ちより、芸能界の仕事がしたい方が勝ったんだね。子供といたかったら、パリでどんな仕事でも探すはず。自分が1番なんだ。
- 離婚後、元夫が半年で再婚した相手に自分の子の面倒見させるって・・・日本で育てられないのは子どもが嫌がるだけじゃない理由があるのでは?突っ込みどころ多いなあw
- 『ご主人が帰ってこなくて嫌で離婚したのに、今度はお母さんが帰ってこないって状況をお子さんにさせちゃってる…てのはどうなの?』とさらっと聞いちゃってすげーなーと。阿川佐和子グッジョブだ…
などのコメントが寄せられています。
昨年7月に週刊誌『女性自身』が報じていた記事によれば、雨宮さんはTBS側からのオファーに対して、子どもたちの子育てを見守りたいという強い意向があり、オファーを断っていたとのこと。
しかし、雨宮さんの申し出に対して青木さんが「2児を引き取る」と答えてくれたことから、オファーを受けることを決めたそうなのですが、これに対して2015年8月に青木さんと結婚した妻のA子さんは、自分とは血の繋がりの無い子供を育てることになり、怒りを抑えかねているとのことでした。
フランスでは、元妻に対して結婚した当時と同じステータスを保証する義務があるため、青木さんは雨宮さんに生活費を払っているといい、これに対してもA子さんは「子供たちの通うインターナショナルスクールの学費も高額で、ただでさえ大変。私は経済的なことも考えて子作りを諦めたのに、なぜあの人だけいい思いをし続けているの?」と不満を漏らしていたというのですが、最終的には「子供たちに罪はないから」と受け入れ、子どもたちを可愛がっているといい、情操教育として日本にも連れて行く予定だと聞いているとA子さんの知人は語っています。
ですが、やはり雨宮さんに対して納得がいっていない様子で、「新婚生活という2度とない時間を彼女に奪われた。泣きたい気分だよ」と、恨み節を漏らしているとも語っています。
雨宮さんは仕事復帰に際して、娘が背中を押してくれただけでなく、共同親権を持つ青木さんが子供の面倒を見ると言ってくれたこともあり、オファーを受ける決意したということから、これについて他人がとやかく言うことではないものの、一緒に生活をしていた子供2人を置いて、仕事復帰したというのは印象が悪いのは確かです。
また、青木さんの再婚相手のことを考えていないと感じれるため、これに対しても多くの批判が寄せられるのも当然で、世間から理解を得てもらうのはなかなか難しいものがあります。
青木さんとの離婚、さらに17年ぶりに仕事復帰したことによって好感度が大きく下がってしまっており、これならばフランスで活動を続けていた方が良かったのかもしれないですね。