ハリセンボン・近藤春菜さん(37)と水卜麻美アナウンサー(33)が3月末をもって、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系 平日午前8時)を卒業することが発表されました。
4日放送の番組冒頭で、水卜麻美アナが3月をもって『スッキリ』を卒業し、その後は『ZIP!』(平日午前5時50分)の司会を務めることを報告した後、近藤春菜さんは、「水卜ちゃんとたまたま同じタイミングにはなるんですが、3月いっぱいで『スッキリ』を卒業させていただきます」
と番組降板を発表しました。
<↓の画像は、『スッキリ』MCの水卜麻美アナ、加藤浩次さん、近藤春菜さんの写真>
近藤春菜さんは番組降板については、水卜麻美アナの降板決定よりも前から番組サイド、総合司会の極楽とんぼ・加藤浩次さん(51)と話をしていたといい、番組降板の理由については、「芸人としても人間としても成長させていただいた。この、温かい巣を巣立たなきゃいけないなと思った。いろんなことをさらに外に出て経験していきたいなと思った。私の意思で『巣立ちたいんです』というお話をさせていただきました」
と説明しました。
そして、唯一今後も司会を続ける加藤浩次さんは水卜麻美アナ、近藤春菜さんの番組降板に対して、「ミトちゃんも春菜も卒業して寂しいんだけど、ミトちゃんはステップアップ。春菜は芸人としてまだまだ上に行ける人だし、そこに相方と一緒にやっていったり、1人で新たなことにチャレンジしたり、芸人としてのステップアップはまだまだいっぱいあって、まだまだ上に行けると思ったから。僕は快く(送り出す)。ゆっくり午前中寝て、午後からむちゃくちゃ頑張る!そういう形で頑張ってもらいたい。心からありがとうという言葉で卒業を祝いたい」
と語っていました。
なお、水卜麻美アナと近藤春菜さんの番組降板後は、入社4年目の岩田絵里奈アナ(25)が後任を務めることが明らかになっています。
<↓の画像は、水卜麻美アナの後任・岩田絵里奈アナの写真>
司会の交代によって番組もリニューアルされるそうですが、2人の降板発表を受けてネット上では、
- 前から思ってたが、近藤春菜はスッキリには要らなかった
- スッキリでのコメント聞いてるうちに近藤春奈がどんどん嫌いになっていった。もっと早く卒業してれば良かったのに
- 『シューイチ』の片瀬那奈と同じく、卒業という名の番組コスト削減の為のリストラではないか
- スッキリには合ってないというかコメンテーター向いてなさそうだったし良いと思う
- 番組的には、水卜さんがいなくなる方が大きい。でもZIPでメインなら完全な栄転。ZIPはゴチャゴチャしてて嫌いだったけど、水卜さんが入ることでどう変わるか見てみたい。
- スッキリのMCはこの人のカラーでは無かった。無理してる感もあったし、情報番組よりもお笑いキャラを生かしたバラエティー向き
- 春菜さんは完全にバラエティ向きの芸人。バラエティでイジられている時は生き生きしてるけど、スッキリでは政治などのコメントで、MCに同調する発言のみで本心で喋っていないのが分かる。降板はもっと早くても良かったんじゃないかと思う。
- 当たり障りないコメントして八方美人で守りの印象しかない。コロナで外出自粛を呼び掛けてたのに、自分は密を楽しんで説得力もなかった。
この人は仕事よりも、俳優女優アーティストとつるんでるのが何よりも価値があると思ってそうだし、我慢する事なく夜通し遊んでそう - ようやくか。色々な見方があると思うが、スッキリのサブMCの仕事はお笑い芸人『ハリセンボン』にとってマイナスだったと思う。
お笑いだけやっていれば、女芸人のトップになれていたかもしれない。
などの声が上がっています。
正式発表前に、近藤春菜さんの番組降板を報じた『スポーツニッポン』(スポニチ)によれば、2016年3月から『スッキリ』の司会を務めている近藤さんは、番組でいい経験をさせてもらっていると思う一方で、「ネタを作ったり、舞台を大切にしていきたい」との思いが同じようにあり、真面目な性格をしていることによって、もっと芸を磨きたいとの思いで降板を決断したのではないかとしています。
スポニチの記事では芸人仲間がハリセンボンについて、「劇場でお客さんを笑わせることが本当に好きなコンビ。昨年の厳しいコロナ禍の中で、色々考えることもあったのでしょう。コンビ仲も良いし、(相方の)はるかさんとともに、改めて本業の漫才に向き合うのだと思います」
と語ったとしています。
『スッキリ』は、番組スタートから2015年までは番組の司会を加藤浩次さん、テリー伊藤さん、日本テレビのアナウンサーが務め、2015年3月末をもってテリー伊藤さんが降板、その後は上重聡アナが新たに加入しましたが1年で降板となり、2016年3月に近藤春菜さん、2017年10月に水卜麻美アナが加入となりました。
近藤春菜さんはテリー伊藤さんと同様に、レギュラーコメンテーター的な立ち位置での出演で、番組で扱う多種多様なニュースに対してコメントしていたのですが、近藤さんはテリー伊藤さんとは違って、当たり障りのないコメントをすることが多く、基本的には加藤浩次さんの意見に同調姿勢で、番組全体の盛り上げに一役買ってはいたものの、起用された当初より視聴者からは不要論が巻き起こっていました。
それだけに近藤春菜さんの降板発表に対しては、寂しいという声よりも降板して良かった、もっと早く辞めるべきだった等の声が多く見受けられます。
近藤春菜さんは番組降板後、さらに芸人としての活動量を増やしていきたいとの思いがあるようで、『スッキリ』に出演するようになってからはコンビ活動も減少していたように感じることから、今後また相方・箕輪はるかさん(40)と力を合わせて、芸人としてさらに人気を獲得できるよう奮闘してほしいですね。