辛坊治郎『深層NEWS』降板へ。理由は週刊文春のパワハラ疑惑報道、捏造記事と本人は激怒、トラブルの真相が明らかに?
元読売テレビのフリーアナウンサー・キャスターの辛坊治郎さん(しんぼう・じろう 63歳)が、昨年9月からメインキャスターを務めている報道番組『深層NEWS』(BS日テレ 平日22時)からの降板決定を週刊誌『フライデー』が報じています。
フライデーによれば、辛坊治郎さんは3月いっぱいで『深層NEWS』から降板するといい、突然の降板理由として、1月に『週刊文春』が報じた女性プロデューサーへのパワハラ疑惑問題を挙げています。
週刊文春は2週にわたって辛坊治郎さんのパワハラ疑惑を報じ、その内容は、女性プロデューサーが番組終わりに、帰ろうとしていた辛坊さんを日本テレビの玄関口で呼び止め、そこで番組内容について話し合っているうちに口論がヒートアップし、辛坊さんが女性プロデューサーに“壁ドン”した上で、「お前なんかいつでも飛ばせる」と言い放ったと伝えていました。
<↓の画像は、パワハラ・壁ドン疑惑を報じられ、自虐ネタを披露する辛坊治郎さんの写真>
その後、女性プロデューサーが局のコンプライアンス担当部署にパワハラ被害を訴えたといい、記事では日本テレビ幹部が「彼女は一時、体調を崩して会社を休む事態となっていました」と証言していたものの、辛坊治郎さんは週刊文春の取材に対して、現場には男性のチーフプロデューサーもいたとした上で、「私が脅せるわけはない。私は出入り業者で、向こうはチーフプロデューサーもいる。どっちが立場が上か、分かるでしょ?」と語り、「お前なんかいつでも飛ばせる」といった発言はしていないと否定していました。
一方の日本テレビ側は取材に対して、「番組制作を担当している社員が、帰り間際の辛坊治郎氏に次週のラインナップやゲスト情報などを伝えた際に、番組制作をめぐる話となり、意見の相違から言い方が激しくなった場面がありました。」
と口論になったことを認めているほか、「上記制作担当社員から上司に対し相談があり、当該社員はショックを受け、疲れた様子も窺(うかが)えたので、代休を取得させました。」
と、女性プロデューサーが被害を訴えたことは事実と認めています。
この報道に対して辛坊治郎さんは自身のツイッターなどで反論しており、「完全な捏造記事。私が日テレの社員プロデューサーに『いつでも飛ばせる!』と言ったと断定している。完全なウソ。捏造。これはひどい。」
と訴えており、それを立証できるとも断言しています。
フライデーによれば、パワハラ疑惑現場には日本テレビの女性報道局員・A子デスク(パワハラ被害を訴えた女性プロデューサー)、男性プロデューサー・B氏のほかに、『深層NEWS』の演出を担当する外部スタッフ・C氏がいたといい、フライデーはトラブルの真相を探るためにC氏に取材を行っています。
C氏はパワハラ疑惑現場でのやり取りについて、「文春さんの記事を読んだ方は、辛坊さんが一方的にA子デスクに対して怒鳴り、恫喝した印象に思われるかもしれません。ですが、言い合いは五分五分でした。お互いに口調が強くなったり、抗議調になった場面はありましたが、2人とも声が響き渡るほどの大声は出していません。」
とし、「対等な議論だったからこそ、最後に辛坊さんがA子デスクを当時のオウム真理教広報だった上祐史浩氏に例えて、『きみ、上祐みたいだな』と言い、BプロデューサーもA子デスクの反論の激しさを見て『ああ言えば上祐ですね』と辛坊さんに同調したんです」
と明かしています。
また、問題となっている「お前なんかいつでも飛ばせる」という発言については、「辛坊さんは、『お前ならいつでも飛ばせる』という恫喝的な言葉は一度も言っていません。むしろ、『ダメだと思うなら僕を切ればいい』と話したくらいです。」
とキッパリと否定しています。
壁ドンについても「事実は全く違います」とし、口論になった現場は狭い通用口の前で、時間は深夜だったことからシーツなどを運ぶ業者が出入りしていたといい、「業者が大きな荷車を押してきて、『ちょっとどいて頂けませんか』と言われたので、避けるために4人とも壁際に寄り、お互いの距離が近づいたんです。そのときに壁際に寄った辛坊さんが壁に右手をついたこともありました。ただ、報じられたような、辛坊さんの顔がA子さんにあと10cmのところにまで近づいたという場面はありませんでしたよ」
と明かしています。
週刊文春が続報に掲載した女性プロデューサーA子、チーフプロデューサーBの報告書にも、「お前ならいつでも飛ばせる」といった発言は記されておらず、日本テレビも週刊文春の取材に対して、「『お前なんかいつでも飛ばせるんだぞ!』という発言を含め、事実誤認が多い」と答えています。
さらにフライデーの取材によれば、番組を企画制作し放送するBS日テレ、女性プロデューサーが所属する日本テレビは、「辛坊氏や現場にいたC氏に対して、会社としての公式な聞き取り調査は行っていない」といい、それにも関わらず局側は、記事が出た後の1月中旬に辛坊治郎さんの番組降板を決定したそうです。
そして、フライデーは辛坊治郎さんに電話取材を行ったところ、『深層NEWS』からの降板を認めた上で、「契約は6ヶ月ごとの更新なのですが、局側から1月半ばに『更新はしない』ということを伝えられました。特に今回のパワハラ騒動が原因で契約更新をしないとも言われませんでした。せっかく視聴率も上がっていたのに、もったいないという気持ちは強いですね。私は出入り業者ですし、雇う側であるテレビ局社員にパワハラなんてできないことを、ある意味、この降板劇が物語っているんじゃないでしょうか」
と語ったとしています。
ある日本テレビ関係者はこの対応について、「うちの局はとにかく“事なかれ主義”なんですよ。文春報道が出たら、十分な調査もせずに辛坊氏をすぐに切った。これじゃ、逆に辛坊氏に対するフリーランスへの“パワハラ”や“下請け切り”って言われても仕方ないですよ」
と語っています。
フライデーはこのように辛坊治郎さんの『深層NEWS』降板、パワハラ疑惑問題の裏側について報じているのですが、これに対してネット上では、
- こんな番組のレギュラー一つ無くなっても辛坊治郎的には痛くも痒くもないだろ
- 「お前ならいつでも飛ばせる」って言ってないのに、なぜ文春は報道した?
考えてみたら、不倫とかやたら報道して…不倫してるほうが悪いのだけど。こうなると報道したもん勝ちなら、文春こそパワハラ? - 結果だけ見ると意見が違う個人事業者を大マスコミが斬るという形。通常これをパワハラと言う。
- A子デスクは、普段から自分の主張を曲げない人の話しを聞かないタイプなんだろう。ああ言えば上祐と言われて、同僚も認めているのであれば。
まあ、自分達の非を表向きは謝罪しても本音でないのは、マスコミ共通の資質だから驚かないけれど。 - 日テレはこれで幕引き出来たと思ってるんだろう。外部の者や弱いものには徹底的に攻撃したり、取材攻勢かけるくせに、自分達がやった事に関しては何もせずに封印して、関係者を追い出すだけ。
前から知ってるけど、やっぱり日本のマスコミ村は腐ってる - おいおい、雇う側と雇われる側、二対一でなぜ五分五分なんだい。辛坊氏のほうが分が悪いんじゃないんでしょうか。
報道も一方的で相手側の名前も出てませんし、辛坊氏を擁護するわけではありませんが、卑怯な報道ですね。 - 日テレの方針とは合わなかった、言うこと聞かないからパワハラ理由に降ろされた。
完全にあちら側になった文春が一役買った。と言う事でしょうね。 - 辛坊氏は数少ない正論を言うMCで、政治経済の知識は半端じゃない。
辛坊氏が降板するならば、私自身二度と視聴する事はないだろう。 - 結果的に、局側が辛坊さんにパワハラをかけたけど歯向かったからクビにした図式になったね。
文書の言ってることと真逆になったけど、コメントはないのかな?
などのコメントが寄せられています。
辛坊治郎さんはパワハラ疑惑に関しては当初から否定、反論をしており、週刊文春の記事は捏造報道だとして弁護士と協議を行い、提訴に向けて動いていることなども報告し、2月時点で『深層NEWS』の降板が決まったことも明かし、3月14日放送のラジオ番組では、「突然クビにしやがって」「視聴率3倍だぞ、この野郎!視聴率3倍でクビって聞いたことないぞ」と笑いながら不満をぶち撒けていました。
さらに、『深層NEWS』の立ち上げ時から現在までスタッフとして関わっているという番組制作・企画会社『ジェットプロダクション』の社長で、構成作家・プロデューサーの鍋谷直輝さんも、辛坊治郎さんが気に入らないスタッフをクビにしたなどの話をキッパリと否定しています。
このように辛坊治郎さんや番組関係者はパワハラ報道を完全否定している一方で、被害に遭ったと訴える女性プロデューサー、現場に居合わせたチーフプロデューサーは辛坊さんがパワハラをしたとする報告書を日本テレビに提出し、キッチリと事実関係を確認することなく番組を降板させることこそ、パワハラだと指摘されるのは当然のように思います。
フライデーによれば、日本テレビは「事なかれ主義」とのことですが、辛坊治郎さんはBS日テレの杉本敏也副社長から『深層NEWS』の司会に抜擢されたそうで、真相が明らかになっていない状況の中、週刊文春に記事が報じられたからといって一方的に降板を決定するというのは問題があり、どのような経緯、理由で起用からわずか半年でクビにしたのか、今後しっかりと視聴者にも説明することが必要なのではないでしょうかね。
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事実関係は文春の勇み足のようだが。ただし, この人物余りにも自己勝手
で,平気でゲストの発言を遮るし, 自分の意見を述べたくて仕方ないようで,
見苦しいことが多い! なら何で訊くのかと思うことが多い。進め方も独善
的で下手。やり込めるのだが, それが間違っているとごまかす。
週刊文春は業界人・議員が団結して廃止の追い込むことを計画しては!
調子の乗りすぎ・すぎ・すぎ、売れればという雑誌の域を超えている。
もっと対象者は提訴を真剣に考慮すべき。利用できるから反論なし!!!!、正義感クソクラエ。