トークバラエティ番組『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系 日曜午前9時55分)が、来年3月をもって打ち切り終了すると『東京スポーツ』(東スポ)が報じています。
『誰だって波瀾爆笑』は、逸見政孝さんや福留功男さんが司会を務めていた『いつみても波瀾万丈』(1992年3月~2008年9月放送)をリニューアルし、2008年10月からスタートした番組で、番組開始以来、元NHKでフリーの堀尾正明アナウンサーが司会を務めています。
現在は堀尾正明アナのほか、俳優・溝端淳平さん、ますだおかだ・岡田圭右さんの長女でタレント・女優の岡田結実さんがMCを務めており、ゲストの経歴を紹介する進行役でバイきんぐ・小峠英二さん、アルコ&ピース・平子祐希さんが隔週出演しています。
<↓の画像は、『誰だって波瀾爆笑』出演の岡田結実さん、堀尾正明アナ、溝端淳平さんの写真>
昨年で放送開始から10周年を迎えた『誰だって波瀾爆笑』ですが、打ち切り終了決定の理由について業界関係者は、視聴率の低迷を挙げており、「最近、前番組の『シューイチ』がコンスタントに視聴率2ケタを取っているのに『波瀾爆笑』はオール1ケタ。『シューイチ』からのいい流れを潰してしまっているんです。」
と語っています。
『誰だって波瀾爆笑』の直近1ヶ月の平均視聴率は全て1ケタで推移し、一方で中山秀征さんと片瀬那奈さんが司会のニュース・情報番組『シューイチ』(日曜午前7時30分)は、平均視聴率11%以上を獲得しています。
『誰だって波瀾爆笑』の視聴率低迷によって、視聴率争いを繰り広げている裏番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)の同時間帯トップが続き、ここ最近で視聴率を上回ったのは12月15日だけだったといいます。
同時間帯にはダウンタウン・松本人志さん出演の『ワイドナショー』(フジテレビ系)も放送されており、現時点では『誰だって波瀾爆笑』が数字を上回ることが多いものの、「『ワイドナショー』の視聴率は7~8%台をコンスタントにキープし、強力な固定客がついているんです。何かのはずみで『波瀾爆笑』が負け、視聴者がフジに流れたら、もう取り返せないですね」
と大手広告代理店シンクタンク関係者が語っています。
こうして『誰だって波瀾爆笑』が来年3月末をもって打ち切り終了するそうなのですが、最も煽りを受けるのが堀尾正明アナだとしています。
堀尾正明アナが現在レギュラー出演している番組は『誰だって波瀾爆笑』のほか、ローカル情報・報道番組『キャッチ!』(中京テレビ 平日15時48分)の金曜コメンテーター、毎年元日放送の『埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』(テレ玉)のみです。
堀尾正明アナは2010年3月から出演の『Nスタ』(TBS系)を2017年3月に降板し、同4月に『ビビット』(同)へ移動しましたが、『ビビット』は視聴率低迷が続き今年9月に打ち切り終了となりました。
そのため、『誰だって波瀾爆笑』が打ち切り終了となると、全国放送のレギュラーがゼロとなり、ここまでレギュラー番組が減少することになった理由についてテレビ関係者は、「やはり今年6月に一部週刊誌で報じられた50代美女との不倫スキャンダルが尾を引いているようなんです。当時、レギュラーだった『ビビット』(TBS系)に生出演し、『許容範囲を超えた行動をした』と認めてしまいましたからね。」
と指摘しています。
気になる『誰だって波瀾爆笑』の後番組について制作関係者は、「詳細は未定だが、東京五輪をテーマに扱うスポーツ番組が立ち上がる。制作費削減のためMCは局アナを起用する」
と語り、堀尾正明アナの新番組が用意されることもなく、日本テレビからも完全に姿を消すようです。
東スポはこのように『誰だって波瀾爆笑』の打ち切り終了決定を報じているのですが、これに対してネット上では、
- やっぱり不倫はアカン
- 長すぎて飽きられたそれだけのこと
- 堀尾もダメだけど、岡田はもっとダメで見なくなったよ
- とんちんかんな岡田結実の受け答えが頭に来る
- 堀尾アナって、フリーになってからコメント、態度がなんとなく偉そうになった感じ。
- この人の何がいいのかわからない。使う意味がないと思ってしまうレベル。
場を華やかにするには程遠く、面白くもなく、スキルが高くもみえない。 - かつての司会者だった福留さんの人柄と番組が、すごくマッチしていたよね。
堀尾さんの人柄と番組は合ってなかった。 - コイツも宮迫並みにタチが悪い!よくコメンテーターの仕事を辞めないなあと呆れたもんだ。
人の不祥事を偉そうに断罪しまくって、自分は涙目言い訳、淘汰されていくのは当たり前 - 毎週金曜日コメンテーターで夕方のニュースに出演してますけど なんかこの方が出てると 他のニュースに替えてしまう。
- 岡田結実が出るようになってから見なくなった。ゲストに強い関心がある時はたまに観てたけど、どうにも岡田のバカな対応、オーバーリアクションが鼻につき、やはり見るのをやめた。だから堀尾アナだけのせいではない思う
- 堀尾さんより溝端淳平が心配だ。いつ殻破ってブレイクするん?アイフルが代表作?
- 不倫スキャンダルでレギュラー消滅ですか。まさに波瀾爆笑ですね。
などのコメントが寄せられています。
『誰だって波瀾爆笑』はかつて、多くの固定視聴者が付いている人気番組でしたが、関根麻里さんが2015年10月に降板、後任に起用された元TBSでフリーの小林麻耶アナも2016年6月には降板が決定し、現在はそのポジションに岡田結実さんが就いており、こうしたMCの交代でも番組の印象が大きく変わって視聴者が離れてしまったようにも感じます。
<↓の画像は、『誰だって波瀾爆笑』旧レギュラーの関根麻里さんや小林麻耶アナの写真>
また、東スポが指摘されているように、堀尾正明アナの不倫スキャンダルも視聴率低迷に拍車をかけた可能性が高く、昨年6月に週刊誌『週刊新潮』によって、50代でシングルマザーのモデル女性との密会が報じられ、これに対して堀尾アナは不倫交際を否定し、苦しい言い訳をしていました。
<↓の画像は、堀尾正明アナと不倫相手疑惑の女性の写真>
堀尾正明アナは不倫スキャンダルがスクープされる前まで、他の芸能人らの不倫スキャンダルには厳しい発言をしており、自身のことは棚に上げてよく言えたもんだと非難されており、この報道によってこれまで築いてきたイメージが完全崩壊してしまったと言っても過言ではありません。
『誰だって波瀾爆笑』も番組内容のマンネリ化などで不満の声が上がっており、それに加えて堀尾正明アナの不倫スキャンダルもあったことで数字のアップは見込めないので、打ち切り決定は当然の結果とも言えそうです。
そして、後番組は「東京五輪をテーマに扱うスポーツ番組」で司会は局アナが務めるとのことですが、内容からして早々に終了となりそうで、今後この枠ではどのような番組を放送し数字獲得を狙っていくのか、引き続き注目していきたいですね。