『チェッカーズ』の元ボーカルでミュージシャンの藤井フミヤさんの長男・藤井弘輝さん(24)が、今年の春にフジテレビにアナウンサーとして採用されていたことが明らかとなりました。
1日に東京・お台場のフジテレビで入社式が行われ、新入社員27人が出席し、今年アナウンサーとして入社したのはフミヤさんの長男・弘輝さんの他に、上中勇樹さん(22)、鈴木唯さん(22)、堤礼実さん(22)、永尾亜子さん(22で男性2人、女性3人の計5人。
今後1ヶ月の間は新入社員全員で研修を受け、5月上旬からアナウンス研修に入り、新人アナは例年7月に放送される『FNS27時間テレビ』で提供スポンサーを読み上げる大役があり、本格的なデビュー時期については今後決定するとのこと。
フジテレビの入社式は、保護者参加が慣例となっているため、フミヤさんと妻のまち子さんも出席していたそうです。
<↓の画像は、母親・まち子さんに抱えられた誕生当時の藤井弘輝アナウンサー(1991年10月撮影)>
入社式後には、恒例となっている新入社員激励ライブが行われ、音楽番組『Love music』の企画でAKB48、ゆず、谷村新司さん、さだまさしさんが登場して新社会人を激励したといい、この時の様子は『Love music さだが仲間由紀恵がゆずが優香が門出をお祝いスペシャル』として8日23時30分から放送されるため要注目です。
そして、フミヤさんの長男・弘輝さんがフジテレビにアナウンサーとして入社したことに対してネット上では、
- 縁故採用ね。これだからフジは……フジのこういうところがきらいだわ
- フジTVは本当にコネ入社が多いな。不良人材。それも低迷原因の一つだろ
- 視聴率の為の客寄せパンダにしか思えない/li>
- マーサぐらい有能であればコネでも許せるけどな。藤井フミヤに良い印象ないからなそもそも
- フジテレビ凋落の原因ってこういうのの積み重ねなんじゃないのかな?人物本位での採用をしてこなかったツケが今になって出てきた気がします
- 今の時代のアナウンサーは実力なんてなくてもいい。話題性があるかないか・・美人かどうか・・・イケメンかどうかか・・・ただそれだけ。最初から出来レース
- まーたコネかよ。しかも2浪してるじゃん。
などのコメントが寄せられています。
弘輝さんは1991年10月生まれで、慶応大学を卒業。
学生時代には友人らとロックバンドを結成し、ドラムを担当しており、このバンドは全国のアマチュアバンドが集うオーディションにも参加するなど、中々の実力派であることが今年7月に週刊誌『フラッシュ』によって報じられており、都内のライブハウスでライブを行った際に、華麗なドラムテクニックを披露し、満員の客を盛り上げていたといいます。
また同誌が報じていた記事によると、通常アナウンサーを目指す学生たちは複数の局を受験するものの、弘輝さんが受けているのはフジテレビのみ。
キー局のアナウンサー試験の一次面接が始まって3週間足らずの時点で、すでに内定が出ているのではないかと噂になっていたといいます。
フジテレビで放送の番組は軒並み低視聴率を記録し、かつての勢いはどこへやら、民放局の中で最下位争いをしているような状況にあります。
そのため、話題作りのために弘輝さんをアナウンサーに迎え入れようとしているのではないかと囁かれ、同局の関係者は「局内では今春から、藤井フミヤの息子が来春入社すると噂になっているよ。」といい、「去年から本人の意思は局に伝わっており、志望はスポーツ実況をしたいと話しているそうだ。他局は受けず、フジテレビ一本に絞っているようなので、入社することになると思う。最初からスポーツ実況は難しいから、『めざまし』あたりから、スタートするのでは」とも語っていました。
そして、同誌が弘輝さんの内定についてフジテレビ広報に問い合わせると、「採用については、個人情報にも関わりますので、お答えしていません。まさに採用試験が始まったばかりで、そういう段階ではありません」と回答したとのことでした。
この件については『女性セブン』も報じており、フジテレビは他局と比較して有名人の子息や親戚が特に多いことで知られ、「局内ではすでに入社が決定的で、さらには“コネ入社”とまで囁かれている」とのことでした。
ちなみに、フジテレビには2014年に、安倍晋三首相の実弟である自民党衆院議員・岸信夫さんの長男・信千世さん(慶応大学商学部卒)が入社。
その他にも、俳優・高橋英樹さんの娘で現在はフリーの高橋真麻さん、ジャニーズの生田斗真さんの弟・生田竜聖アナ、元プロ野球選手・田淵幸一さんの息子・田淵裕章アナ、元サッカー日本代表選手でサッカー解説者、スポーツキャスター・永島昭浩さんの娘である永島優美アナ。
系列局の東海テレビには、女優・本仮屋ユイカさんの実妹・本仮屋リイナアナ。
アナウンサー以外では、俳優・陣内孝則さんの息子・陣内太郎さんはディレクター、俳優・宇津井健さんの息子の宇津井隆さんは事業局の推進部長、ミュージシャンのかまやつひろしさんの長男で現在はミュージシャンの釜萢太郎さんは広報部に以前所属していました。
このように有名人の血縁関係者が多い理由について『女性セブン』の記事では、フジテレビの専務取締役・遠藤龍之介さんも小説家・遠藤周作さんの長男であり、昔から有名人の子息を採用することへの抵抗が少ない会社なのかもしれないとし、さらに有名人の血縁関係者を雇うことでのメリットも多いことも大きな理由になっているようです。
テレビ局の採用枠は例年、民放キー局で10~20人程度で、人気の業種ということから倍率は数百倍になることから“コネ入社”に対しては批判的な声は多く上がっており、フジテレビのイメージをより悪化するのは確実であるため、コネ採用は避けるべきなのではないかと思うのですが、こういった部分はそう簡単には変わらないのでしょうか。
フミヤさんは子煩悩で知られているといい、息子が可愛くて仕方がなく、服装を見て「そんな格好じゃダメだ! これを着ろ!」と言って自分の服を貸したり、iPodも共用のものを使い、好きなバンドや音楽を教え合ったりしているそうです。
そのため、就職先に関しても心配でたまらなくなり、フジテレビなら…となって入社が決定したという流れなのかもしれないのですが、それによって数少ない枠が1つ埋まってしまうわけですから、アナウンサー志望者にとってはたまったものじゃないですよね。