靴職人・タレントの花田優一さんが21・22日に、東京都中央区京橋のアートギャラリー『Gallery Cellar』で初の個展を開き、10代から書き溜めてきたという絵を公開し、来年度の靴の受注も数量限定で行いました。
また、この個展では当初取材NGとしていたのですが、21日には集まった報道陣や、情報ワイドショー番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ)、『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)の取材に応じ、これまで週刊誌やスポーツ紙などに報じられた自身や家族に関する報道について言及しました。
<↓の画像は、メディアの取材に応じた花田優一さんの写真>
まず、花田優一さんの芸能活動などをめぐって、父親で元貴乃花親方の花田光司さん、母親で元フジテレビアナウンサーの河野景子さんが対立し、それも離婚の原因になったと報じられていることについて、「父のインタビューだったり、母の出すコメントだったり、その中から、子供のことをとても思ってくれる両親でした。自分の行動がもし負担になっていたのであれば、自分も改善して、親が安心できるように仕事を続けていかないといけないなと思う」と語り、こうした思いは両親の離婚報道に触れて「自覚した部分」だと明かしています。
花田優一さんがテレビ出演することに対して、花田光司さんは良く思っていなかったということについては、「最初にテレビのオファーを頂いた時、父がマスコミから守ってくれて感謝の気持ちもあったので、『出させて頂きます』と頭を下げに行った」と説明し、テレビ出演にあたっては父親にも事前に話をして、承諾を得ていたことを強調していました。
<↓の画像は、花田優一さんの母・河野景子さん、父・花田光司さんの2ショット写真>
9月に週刊誌『フライデー』によってスクープされた不倫スキャンダルについては、「例えば、食事に行っただけでも写真を撮られることもある。自分の一挙手一投足を取り上げていただけることには感謝しています」と答えるにとどめ、不倫報道に対しては否定も肯定もしていません。
結婚からわずか半年程度で別居生活が始まり、結婚から約1年半後にスピード離婚した理由について、「自分も両親も家族愛が強く、その家族熱で(家族関係を)焦がしてしまうこともある」と説明しています。
受注した靴の納期が遅れてお客とトラブルになり、それによって芸能事務所との契約も終了したという話が週刊誌によって報じられていますが、その件について聞かれると、「報道の中には事実に反する部分もあって、表には出ないですけど、抗議させていただいた部分もある」と、一連の報道内容に誤りもあると明かしています。
完全オーダーメイドの靴製作については、「基本的に花田優一に靴を作って欲しいという人が注文して下さるので、最初の採寸から納品まで自分の手でやることを心掛けています。なので、そういった部分でお客様をお待たせさせてしまう部分はある。ただ、金銭トラブルはありません」とし、今後は「技術を上げ、スピードを上げなければいけないと肝に銘じてやっております」と語っています。
先日、夕刊紙『夕刊フジ』は元貴乃花親方の有力支援者で、宗教法人『龍神総宮社』(京都府宇治市)代表・辻本公俊さんに取材を行ったところ、花田優一さんは“芸能界の某大物実力者”から受注を受けたものの、製作を後回しにして芸能活動を優先していたことや、靴の製作を別の向上に下請けさせていたことが分かったとし、その靴は「中途半端なまま東京・浅草の靴店に置かれていた」「テレビ関係者など周囲もカンカンに怒っている」と伝えていました。
こうした報道を受けてなのか、花田優一さんは「自分の手で(靴を)作るという信念がある」と答えており、靴は2週間に1足ペースで仕上げているそうで、「3月、4月までの靴の製作では、30足ぐらいは作らなきゃいけない予定でやっています」と説明しています。
この他にも、今後もテレビなどのメディアに出てタレントとして成功したい?という問いには「出来ればありがたい」と答え、「これからも自分の作品を見てもらえる場を設けていきたいです」とも語っており、アート方面の活動も視野に入れている様子です。
ちなみに、今回の個展で公開した絵の販売を行っており、価格については「大体10万円以下で販売させていただいております」と説明し、絵の本体価格は6万円、額縁は別途1万5000円で合計7万5000円とのことですが、すでに2つの作品は売約済みとなっていました。
<↓の画像が、個展で販売している絵について語る花田優一さんの写真>
そんな花田優一さんに対してネット上では、
- 大物の二世って地道な仕事できへんのやろな
- 靴もロクに作れねーのに絵かよ
- 次はカフェかアクセサリーだな
- 親の財産あてにして生きてるんだろうけど、離婚して父親無職で大丈夫なのか
- 薬物転落コースに行かないようにしないとな
- 典型的なワナビーだよね。両親と同じように何者かになりたくて、でも才能が付いてこない。
(※ワナビー:何かに憧れてそれになりたがっている者。上辺だけ対象になりきり、本質を捉えていない者 - 連日批判の嵐 毎日叩かれ続け、少し同情の気持ちが湧いてきてたら…テレビ生出演して両親にエール。自身への批判を逆手にとって まだまだこのネタで稼げると自覚したようだ。大したタマだな優一君
- 貴乃花の息子ってだけでこんな絵が売れるんだから貴乃花のブランド力ってやっぱ凄いよな
- 事務所の解雇の件といい、河野景子はどう考えてるんだろ? 貴乃花が悪くて、嫁は息子を庇ってるみたいだけどさ。なんか、庇ってるというより、甘やかしてるって感じだけど…まぁ、それでいいんだろうなぁ
などのコメントが寄せられています。
靴の製作をおろそかにし、タレント活動に力を入れていることに対しては現在も多くの批判が寄せられており、花田光司さんもテレビ番組で苦言を呈していたことがありましたが、この活動を応援しているのが河野景子さんだと言われています。
花田優一さんがクビになった芸能事務所は、河野景子さんのツテで所属が決まったとされており、優一さん本人は「(母親はタレント活動に)関与していない」と答えてはいるものの、テレビ出演する5ヶ月前の2016年5月には、景子さんの地元・宮崎のラジオ局『FM宮崎』で、「靴職人、デザイナーの花田優一」が出演の特別ラジオ番組が放送されています。
<↓の画像は、花田優一さんと河野景子さんの2ショット写真>
また、デヴィ夫人は22日放送の『胸いっぱいサミット!』(関西テレビ)に出演し、数年前にある歌手のコンサートでのエピソードを明かしており、「(河野景子さんが花田優一さんを)溺愛って分かる気がする。ある歌手のコンサートで、景子さんがMCをやっていたの。その席で、優一さんが来ていて、彼をステージに呼んで紹介したんです。全然関係ないでしょ。歌手と。それが数年前よ」
と語っています。
20日発売の『週刊文春』は河野景子さんの過保護ぶりを報じており、息子の溺愛ぶりは学生時代から有名だったそうで、登校時には毎日車で送迎し、そうした甘やかしに花田光司さんは否定的だったそうです。
そして、花田優一さんの進路をめぐって夫婦はぶつかることが多く、河野景子さんはどんな状況でも優一さんの味方をしていたといいます。
『日刊大衆』は、河野景子さんが今年夏ごろにフジテレビを訪れ、「息子と一緒に出られる番組はないか」と相談していたとし、「ここ最近は自分の活動よりも、息子のタレント活動を優先し、息子との共演を関係者に打診していたようなんです。靴職人としても一人前でない優一を、どうしてタレントの道に進ませるんだと貴乃花は憤っていたようです」
とスポーツ記者が語っています。
同記者はさらに、河野景子さんが映画関係者に「どうしても俳優にしたい。どうすればいいでしょうか?」と、花田優一さんを俳優にするため売り込んでいたとしています。
本業の靴職人としての腕前ですらまだ半人前だと言われている中で、タレント、アート活動、さらには俳優業への進出と、テレビデビューから2年で様々なジャンルに手を出し、私生活では結婚から2年足らずでスピード離婚、さらには浮気発覚と、早くも色々と残念な部分が見えてしまっています。
そのため、イメージが最も重要とされる芸能界では、なかなか厳しいものがあるのではと思いますが、顔の広い河野景子さんが今後も活動をバックアップしていくことによって、2世タレントとして今後さらに活躍の場を拡げていくことになるのでしょうか。
タレント活動するのは別に自由で、まだ若いことから色々なことに挑戦するのは良いと思いますが、これ以上両親の顔に泥を塗るようなトラブルを起こさないよう気を付けてはほしいですね。