20代の女性アナウンサーの自宅マンションに不法侵入したとして、住居侵入容疑で逮捕されたNHK札幌放送局のアナウンサー・船岡久嗣容疑者(ふなおか・ひさつぐ 47歳)が、事件前に被害者の女性アナに対するストーカー行為、不倫問題で異動になっていたことを週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』などが伝えています。
昨年8月から札幌放送局に勤務していた船岡久嗣容疑者は出張で札幌から上京し、今月17日に通常通り業務を終えた後に、NHKの女性アナウンサーを尾行して東京都中野区内のマンションの部屋に侵入しました。
その後、部屋に居た女性アナの知人男性と揉み合いになり、3階のベランダから飛び降りて逃走を図ろうとしましたが、下に停車していた車の屋根に衝突し、道路に仰向けになって倒れたそうです。
これによって負傷した船岡久嗣容疑者は2日間入院し、退院後の20日に住居侵入容疑で逮捕され、22日に身柄が検察庁に送られており、送検時には車イスに乗っていました。
<↓の画像は、船岡久嗣容疑者が送検時の写真>
犯行動機は明らかになっていませんが、デイリー新潮の取材にNHK関係者は、「2人の間にトラブルがあったのは間違いありません」「トラブルの内容は、先輩アナウンサーと後輩アナウンサーという上下関係から生じるパワハラとか、職場環境に原因があるものではないのです。むしろプライベートな領域で起きた、男女関係のトラブルでした。ちなみに船岡容疑者は妻子持ち、女性アナウンサーは独身です」「船岡容疑者にとっては不倫です。問題視され、札幌勤務が決まったと聞いています。さらに女性アナウンサーは、今までに何度も転居を繰り返しています。この事実から、船岡容疑者がストーカー的な行為に及んでいたことも判明しました。」
と証言しています。
<↓の画像は、札幌放送局へ異動後にニュース番組出演の船岡久嗣容疑者の写真>
続けて、「船岡容疑者の逮捕が大々的に報道されても、女性アナウンサーは担当番組に出演しました。積極的に守る姿勢なら出演を休ませる手もあったと思いますが、そうなると彼女が被害者だと発覚してしまうかもしれません。おまけに、この春の東京アナウンス室の人事異動は既に終わっており、彼女を他番組に“移籍”させることもなかなかできません。どう対応策すべきか、NHK上層部も協議中です」
と語っています。
船岡久嗣容疑者のストーカー行為、不倫疑惑については『夕刊フジ』なども伝えており、被害に遭った女性アナは「クールな美女で知られるが、船岡容疑者は過去に彼女と仕事をともにしたことがある」とし、「船岡容疑者が思いを寄せていたようです」「結局、船岡容疑者の方がつきまとうことになった」
と関係者が語ったとしています。
『日刊ゲンダイ』の記事ではNHK関係者が、「局内では前任地で一緒だった女子アナの名前が取り沙汰されています」と語っています。
これらの報道を受けてネット上では、
- 被害女性が何回も転居してるのヤバすぎる どんだけしつこいんだよ
- 逃げても逃げても追ってくるって恐怖でしかない
- 子供までいるのにのめり込み方が異常 あたおか
- これは情状酌量の余地はないな
- 元彼元旦那がストーカー化する事件が圧倒的に多い 男が不倫を続けたかったんかな
- 不倫まで行ってんのかな 昔風に言うと横恋慕ってやつじゃないの
勝手に好きになってどうしようもなくなってしまった感じじゃないの ジジイによくあるやつ - 女は何度も転居、問題になって転勤してもなおこれってところを見ると男はもうどうなっても良かったのかな?全くストッパーが働いてない
- ストーカーを警察に突き出さず札幌に匿ってたのか…
- 札幌に左遷じゃなくてクビにしておけばな ストーカーなんて病気なんだから遠くに離したところで意味ないよ
NHKがちゃんと対処してたらこの犯罪は起きてないかもな
などの声が上がっています。
船岡久嗣容疑者と被害者の女性アナは過去に不倫関係にあったのか、それとも一方的に船岡容疑者が好意を寄せ、ストーカー化して住居侵入に至ったのか、どちらなのかまだはっきりしませんが、後者だったとしたらより恐ろしいです。
また、デイリー新潮はNHK側も船岡久嗣容疑者の行為を問題視し、金沢放送局から札幌放送局へ異動させたといった情報も伝えていることで、NHKの対応を問題視する声も上がり始めています。
ちなみに、船岡久嗣容疑者は20年以上にわたって大相撲の実況中継を担当していましたが、札幌放送局へ異動してから1ヶ月後の昨年9月に自身のツイッター上で、「ご報告です。大相撲秋場所での私の実況担当はありません。名古屋が最後の放送となりました。皆様に中継でお会いできなくなり、私自身大変寂しい思いです。」
と綴っており、NHKにストーカー行為が問題視されたことで実況を外されたのかもしれません。
<↓の画像は、船岡久嗣容疑者のツイート写真>
フジテレビの取材に応じた船岡久嗣の知人は、「スポーツ中継から外れて落ち込んでいるように見えました」と証言しており、女性アナを逆恨みして犯行に及んだ可能性もありそうです。
そして、一連の報道を受けてネット上では、被害に遭った女性アナは誰なのかとして特定が進められ、船岡久嗣容疑者の前任地である金沢放送局に同時期に勤務し、後に東京アナウンス室に異動した20代女性アナの実名が飛び交っていますが、NHKは今後被害に遭った女性アナの心のケア等もしっかり行っていってほしいと思いますね。