NHKのアナウンサー・船岡久嗣容疑者(ふなおか・ひさつぐ 47歳)が、20代の同僚女性アナウンサーの自宅マンションに不法侵入した容疑で2月20日に逮捕され、この事件の裏側を巡って様々な情報が飛び交っており、28日発売の週刊誌『フラッシュ』はまた新たな情報を伝えています。
船岡久嗣容疑者は昨年8月に、NHK金沢放送局から札幌放送局へ異動しましたが、東京に出張していた2月17日に通常通り業務を終えた後、中野区内にある女性アナのマンションへ向かい、他の住人が入るのに合わせてマンション内に侵入したとされています。
その後、女性アナが帰宅したタイミングで部屋に侵入するも、婚約者とされる民放キー局の男性ディレクターがおり、男性と揉み合いの末に船岡久嗣容疑者はマンション3階のベランダから飛び降り、逃走を図ろうとしましたが、下に停まっていた自動車の屋根に衝突して負傷、それから2日間入院して20日に住居侵入容疑で逮捕されました。
<↓の画像は、船岡久嗣容疑者が衝突し屋根がヘコんだ車の写真>
<↓の画像は、車イスに乗って送検された船岡久嗣容疑者の写真>
フラッシュの記事ではNHK関係者が2人の関係について、「被害に遭ったのは、金沢放送局時代に船岡容疑者が指導役を務めていた後輩女性アナで、今は東京で看板番組を担当しています。」「(船岡容疑者は)彼女のことをたいへん買っていて、『金沢にはいいコがいます』と、先輩アナなどにもアピールしていたそうです。そのおかげもあってか、彼女は異例のスピードで出世しました」
と明かしています。
船岡久嗣容疑者をよく知るNHK局員は「“職場恋愛中毒”みたいな人だった」とした上で、「NHKという看板を背負っているためか、外では発散できないストレスがあったのでしょう。船岡容疑者は度々、赴任先の女性局員、スタッフに手を出していたんです。表向きは『僕には家庭があるんで、心配はいりませんよ』と言っていたのですが……」
と証言しています。
さらに、金沢放送局時代の事情を知るNHK局員は、「被害者になった女性アナは、金沢放送局時代に船岡容疑者による“過剰な接近”について、上司に相談していたんです。その時は内々に警告が出ただけで、最終的に当事者間で解決したと聞いています。しかし、その後も船岡容疑者によるセクハラ被害について、別の女性局員から通報がありました。それで船岡容疑者は正式に厳重注意処分が出されたうえ、札幌放送局に異動になりました」
と語っています。
また、船岡久嗣容疑者と面識があるスポーツ関係者は、「酒飲み話でNHKの女子アナについて色々教えてくれたんです。冗談交じりで『誰がエロい?』と聞くと、船岡容疑者は『美尻だと思う』と前置きして、桑子真帆アナ、杉浦友紀アナに続き、被害者の女性アナの名前を挙げました。さらに『次に来る有望株』にも推して、『実際に会うといいオンナですよ』と、ノロケていました。当時は2020年初頭で、東京では彼女の顔も名前もほとんど知られていなかったので、驚きましたよ」
と明かしています。
この報道を受けてネット上では、
- 結局、不倫関係はあったのなかったの?
- 俺が出世させてやったのにいいいいいいいいいってことだったのか
- 他の職員にも手を出してたのかよ…「いいオンナ」なんて昭和ワードも痛いし自分のモノ扱いしてるようでキモいわ
- この男だけが異常だとは思えないな。組織の伝統として男性アナが女性アナを食って、上層部に推して出世させるみたいなのがあるんじゃないの?
- 被害者の女子アナまだ出てきそう
- おそらく離婚して養育費を払い続けないといけないから、NHKが解雇すると本当に人生詰んで何しだすかわからん。
子会社で一生飼って常に監視し続けるしかないよ。NHKがちゃんと人事管理できない体質だからNHKの自業自得。 - 札幌にいて、女性の方は転居を繰り返してたのに自宅も部屋も知ってたのはおかしいな
女性の後をつけていったわけでもない。招かれたことが無くてあるのかこんなこと - 過去に何回もやってるんだから組織に問題がある。女性側の苦情を隠ぺいしたからこういうことになったんだろう。女性アナの婚約者も考えるだろうな
などの声が上がっています。
この事件の背景を巡っては、妻子持ちの船岡久嗣容疑者と女性アナは過去に不倫関係にあったとの噂や、船岡容疑者が一方的に好意を寄せてストーカー化していたといったとの報道も出ています。
フラッシュと同様に『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』も、船岡久嗣容疑者の行為が問題視されて札幌放送局へ異動になったと報じていたほか、「女性アナウンサーは、今までに何度も転居を繰り返しています。この事実から、船岡容疑者がストーカー的な行為に及んでいたことも判明しました。」
と伝えていました。
ちなみに、『週刊女性』の取材によると、2015年に名古屋放送局へ異動した船岡久嗣容疑者は、家族のことを考えて単身赴任し、妻と2人の息子は東京都内のマンションで生活していたといい、船岡容疑者は週末だけ自宅に戻るというような生活を送っていたようです。
2人は実際のところどういった関係にあったのかは定かではないものの、NHK側も以前から船岡久嗣容疑者の問題行為を把握していた可能性は高そうで、内々に警告だけで済ませたことに大きな問題があったのではないかと感じます。
NHKは船岡久嗣容疑者の逮捕が報じられた21日には、公式サイトから船岡容疑者のプロフィールページをしれっと削除するなどし、「職員が逮捕されたことは遺憾です。事実関係を確認し、厳正に対処します」というコメントを出すのみの対応となっているのですが、以前から船岡容疑者の問題を把握していたのだとすれば、それについても明らかにする必要があるのではないでしょうかね。