日本テレビ入社9年目の笹崎里菜アナウンサー(ささざき・りな 31歳)が、年内をもって日本テレビを退社することが明らかになりました。
笹崎里菜アナは日本テレビを通じて、「年内をもって日本テレビを離れることになりました。9年間は長いようであっという間で、アナウンサーとして、人として大切なことを多く学びました。日本テレビで経験できたことは何にも代えがたい財産です。関わってくださったすべての方に感謝の気持ちしかありません。寂しい気持ちもありますが、ここで得た経験や愛情を胸に次のステップに進みたいと思います」
とのコメントを発表しています。
『日刊スポーツ』や週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』によると、13日に来年1月1日の人事が公示され、笹崎里菜アナについて「12月31日をもって願いにより退職」と記されていたといいます。
日本テレビ関係者は、笹崎里菜アナがこのタイミングで退社を決断した理由について、「ひょっとすると別部署への異動を打診され、それを断って退社するのかもしれません」
と憶測しています。
笹崎里菜アナの退社発表を受けてネット上では、
- 入社の時にひと悶着あったので、入ってすぐ辞めるパターンなのかなと思ってた。9年続いたのは正直意外
- ほぼ表舞台に出して貰えず尾崎アナが産休代替でバゲット入れたが打ち切り。異動提示拒否退社なら久野アナ以来だな
- あんなにしてまで入社した会社なのに、もう辞めちゃうのか。
もっともこの人の場合、入社する前が一番脚光を浴びたような状態で、入ってからは正直目立った活躍をした様子もないし、自分の限界を知ったのかもしれないな - 会社にたてつくと冷や飯食わされるという好例。それにしても女子アナに清廉性を求めるならひとりも残らないだろ
- 日テレとしても腫れ物に触る様な感じだっただろうな。
水商売で働いていた事を理由に採用取り消しをした日テレも責められるとは思うけど、会社を訴えて、よくその会社に入ろうと思ったなっていうのが周りの感想じゃないかな
などの声が上がっています。
笹崎里菜アナは、実践女子学園中学・高校、東洋英和女学院大学国際社会学部国際コミュニケーション学科を経て、2015年に尾崎里紗アナ、平松修造アナと共に日本テレビに入社したのですが、入社前に内定取り消しを巡って日本テレビと裁判にまで発展していたことで、入社当初から良くも悪くも注目を集める存在でした。
<↓の画像は、笹崎里菜アナと同期の尾崎里紗アナ、平松修造アナの写真>
笹崎里菜アナが日本テレビから内定を取り消された理由は、笹崎アナが2014年3月に日本テレビの人事担当者に、「母の知り合いが経営するクラブで短期のアルバイトをしたことがある」と報告したことで、その後日本テレビ側から「アナウンサーには高い清廉性が求められており、過去の経歴に傷のあるアナウンサーを使える番組はない」「セミナーで提出した自己紹介シートにクラブでのバイト歴を記載しておらず、虚偽の申告だ」「辞退という手もある」などと告げられ、同5月に人事局長名義で内定取り消しの通知を受けました。
<↓の画像は、大学生時代の笹崎里菜アナの写真>
この通知に対して笹崎里菜アナ側は、「クラブで働く人は清潔さに欠けるというのは独自の偏見。全てのアルバイト歴を申告することを求めていなかった」などと反論するも受け入れられず、多くの企業が新社員募集を終えた時期に内定を取り消すのは許されないとして、2014年11月に民事提訴し、日本テレビ側も争う姿勢を見せていたものの、裁判所の勧告を受けて和解となり、2015年4月に入社となりました。
こうした騒動を経て日本テレビのアナウンサーとなった笹崎里菜アナは、1年目から『シューイチ』など数多くの番組に出演していましたが、入社前の裁判沙汰などもあって人気は伸び悩み、さらにアナウンサーとしての実力も高いとは言えず、徐々に担当番組は減少していき、局から冷遇されているとも囁かれていました。
そして、現在は情報ワイドショー番組『DayDay.』のナレーション、他にラグビーの中継などを担当していますが、同期の尾崎里紗アナ等と比べて露出は少なく、30代に突入してついに日本テレビからの退社を決断し、今後はフリーアナウンサーに転身するのか、それとも芸能界から離れて別の仕事を始めるのかは現時点で不明ですが、来年からまた新天地で頑張って欲しいですね。