悪性リンパ腫の入院治療を終え、4月末に退院した元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(かさい・しんすけ 57歳)が5日、悪性リンパ腫が「完全寛解」したことをブログで発表し、本格的に仕事復帰することが明らかになりました。
笠井信輔アナはブログで、「昨日、病院の診断で主治医の先生から『完全寛解です』とのお言葉をいただきました!(中略)前回撮影したPET検査(最新のがんカラー映像全身撮影)の結果、何ヶ所か怪しい病変のような部分が見つかりました。そのため『寛解』の診断がお預けになっていたんですが、この2週間の間に、さらに詳しい解析と評価をしてくださったんです。やりました!(中略)『状況としては完全寛解ですが、一応2ヶ月後に検査をして経過を確認していきましょう』と言ってくださいました。」
と、悪性リンパ腫が完全寛解したとの診断結果が出たとしています。
<↓の画像は、現在の笠井信輔アナの写真>
続けて、病院関係者や家族等に感謝の言葉を綴った上で、「今は、テレビ、ラジオ、講演、執筆、etc.…。早く仕事をしたい気持ちでいっぱいです。」との思いを明かし、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることで今後どうなるかは分からないものの、「まず今月は慌てずに、自宅でのリモートワークを中心にやっていこうと思っています。」としています。
笠井信輔アナは『サンケイスポーツ』の電話取材にも応じ、「主治医から『完全寛解です。普通に仕事をして大丈夫』と診断されました。ガンは全て消えたそうです。お酒もOK。妻や息子たちはまだ許してくれませんが…。(散歩や筋トレで体力回復を目指しているが)すぐ足がむくむし、まだ指のしびれもある。コロナ禍でもあるし、今月いっぱいはゆっくりして、7月から慌てず本格的にメディアの仕事を再開させたい」
と語っていたといいます。
そして、笠井信輔アナの完全寛解報告に対してネット上では、
- 良かったですね。これからが本当のフリー解禁ですね。どんな姿でテレビに現れるか楽しみです。
- 良かったです!明るいブログをずっと読み続けていたし、ずっと応援していました。
家族の温かい応援もどれだけ力になったことでしょうね。おめでとうございます! - 完全寛解すごいです。私は卵巣癌ステージ3で、抗がん剤治療中です。私も絶対に完全寛解して元気になりたい。
- こんなに早い段階での完全寛解ってあるのかとビックリ。数年様子を見ての完全寛解で、さらに数年様子を見ての完治だと思っていた。
でも、悪性腫瘍には完治はないもんね。32年たってからの再発があった。ってお医者さんに聞いた。いずれにせよ、良かったですね。 - 完全寛解、すごいですね!!良かったです!昔同じ病気で友人が亡くなってしまったのですが、今は治療も随分進んでいるのでしょうね。
数ヶ月の大変な入院生活で体力も落ちてしまったでしょうから、まずはムリのないペースでお仕事開始されると良いですね。ご自愛ください! - おめでとうございます。一時どうなることか心配してましたが、池江璃花子さんにしろ、キツイ治療に絶えての寛解に頭がさがります。
近々テレビで会えること楽しみにしてます、お大事にしてください。 - 油断は禁物。まだ5年以内にガンが再発しなければ治ったことにはなりません、だから体調に気を付けてお仕事頑張ってください
- コロナウイルスのワクチンや治療薬出来るまで仕事を休止してた方が良くないですか
見えない敵だけに感染を防ぎようがない。免疫力が落ちておられるでしょうから気をつけた方が良いのでは - 母が、いま同じ病気と闘っています。抗がん剤が思うように合わず、痛みとも戦っている最中です。
だからこそ寛解した知らせが励みにもなっています。色々なコメントがありますが、あなたが寛解したことで希望が持てる人もいる。
個人的にあなたのよい知らせを知ることができて嬉しいです。 - 本当に良かった、おめでとうございます!自分はまだ寛解ではありませんが、自分も頑張らねば!と思います
来月本格的に仕事復帰に向けて、体力をつけて免疫力をつけて。ご飯をいっぱい食べて、復帰に備えて下さい!
などの声が上がっています。
笠井信輔アナは昨年12月に、血液ガンの一種である悪性リンパ腫のうち「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」という病気を発症したことが判明、そこから入院して抗ガン剤治療などを受け、治療の効果が出たことで今年4月に無事退院しました。
退院時点では寛解との診断は出ておらず、5月中旬に予定している最終チェックでガン細胞が消えているのが確認出来れば、寛解と言えるかもしれないとしていました。
寛解というのは完治、治癒とは違い、症状が落ち着いているものの再発する可能性がある状態を指します。
寛解はガンなどの病気に用いられる言葉で、症状が改善されてはいるが一部で異常がある場合には「部分寛解」、現時点で症状が完全に消え、異常が見られない場合には「完全寛解」と呼び、もし寛解から5年間に再発しなければ一般的には完治、治癒とされます。
そのため、笠井信輔アナは医師から完全寛解との診断結果を得たというものの、まだ再発する可能性はゼロではなく、完全に安心できる状態ではないのですが、治療から半年で完全寛解との結果が得られたのは良かったですし、今後もあまり無理はせず徐々に仕事復帰し、フリーアナウンサーとして活躍する姿を見せてほしいですね。