放送延期となった医療ドラマ『アンサング・シンデレラ』(フジテレビ系 木曜22時)で主演し、ドラマの番宣で様々なメディアに登場している女優・石原さとみさん(本名=石神国子 33歳)が、大手出版社『宝島社』の人気女性編集者・Kさん(37)との間で金銭トラブルが勃発し、予定していた雑誌の表紙掲載なども取りやめになるなど、大騒動に発展していることを週刊誌『週刊文春』と『女性セブン』が報じています。
週刊文春と女性セブンによれば両者のトラブルは、元TBSでフリーの田中みな実アナウンサー(33)を巻き込んでの騒動に発展しているそうで、その責任を取らされた人気女性編集者Kさんは宝島社を解雇処分(クビ)になったといいます。
トラブルの発端は、2017年9月に宝島社から出版(昨年5月末に特別版も出版)された石原さとみさんの写真集『encourage』の印税だそうです。
<↓の画像は、石原さとみさんの写真集『encourage』の写真>
この写真集は累計15万部の大ヒットを記録し、この写真集はKさんが担当したものだったのですが、今年3月になって写真集の印税に“未払い分”があることが判明し、これに対して石原さんの所属事務所『ホリプロ』が大激怒、宝島社に猛抗議してKさんの処分も要求したそうです。
これを受けて宝島社の編集局長はホリプロに謝罪したそうですが、一方で担当編集者のKさんは周囲に「未払いは全く身に覚えがない。きっちり支払っている」と説明しているそうです。
しかし、この金銭トラブルが発端で、石原さとみさんが表紙を飾ることが決まっていた3月27日発売予定の女性ファッション誌『リンネル(liniere)』、『SPRiNG』の発売延期が決まり、これはホリプロ側から降板するとの連絡があったためといいます。
これにより、石原さとみさんの表紙はお蔵入りとなり、『リンネル』の発売は2週間以上遅れ、『SPRiNG』は約1ヶ月遅れでの発売になったそうです。
<↓の画像は、掲載取りやめとなった石原さとみさん表紙の雑誌写真>
こうした事態に発展したことで、宝島社はKさんを解雇処分にすることを決定し、3月24日付でKさんが受け取った解雇通知書には、「社の規則に違反した支出を数年間にわたり行っていた」などと記されていたとのことです。
週刊文春の取材に対して宝島社の蓮見清一社長は「(Kさんは)解雇です」と認めた上で、「印税の未払いという弊社の不手際により、ホリプロ様にご迷惑をおかけし、大変申し訳なく思っています。ホリプロ様からは一定のご理解をいただき解決しております」
と回答したとしています。
一方の宝島社をクビになったKさんは、「(解雇は)事実です。突然のことでただただ困惑し、絶望しています」
と答えたそうです。
Kさんは女性セブンの直撃取材にも応じており、「退社はまだ決定事項でなくて、現状は宝島社に所属している社員なので何も答えられないんです。この状況は理不尽だと思っています。やっかみですか?…そういうこともあるのかもしれません」
と涙ながらに語ったとしています。
週刊文春によれば、以前からKさんは金銭を巡ってトラブルになっていたといいます。
宝島社関係者はKさんについて、「ライターやカメラマンへのギャラの支払いがよく滞ることで有名でした。以前いた雑誌の編集部でも経費の使い方で問題があり、異動になったと聞いています。」
と証言しています。
同様に女性セブンもKさんの金銭トラブルについて報じており、写真集の印税未払いはKさんの業務上のミスだと指摘されているそうで、これによって宝島社では『SPRiNG』『リンネル』の他に、『sweet』『steady.』で石原さとみさんが表紙を飾る予定だったものの、ホリプロ側から全てNGだと通達されたといいます。
このトラブルによる被害総額は数億円とも言われ、その責任を取ってKさんは宝島社をクビになったとのことですが、「ただ不可解な点も多い。2年前の印税が、なぜこの時期に大きな問題として取り沙汰されたのか。なぜ金銭を支払うことで決着がつかなかったのかということです」
と出版関係者が語っています。
その背景には、Kさんと親密な関係にある田中みな実アナの存在があるようで、石原さとみさんとの“三角関係”が事態を悪化させたのではないかと囁かれているそうです。
Kさんが担当し、昨年12月に出版された田中みな実アナの1st写真集『Sincerely yours…』は、発売からわずか1ヶ月半で発行部数が60万部超えの大ヒットを記録、1st写真集としては女優・宮沢りえさんの『Santa Fe』(155万部)、菅野美穂さんの『NUDITY』(80万部)に次いで3位にランクインしたのですが、担当編集者とカメラマンが全く同じだったことで石原さとみさんはおかんむりで、「私の真似したんじゃない?」などと漏らしていたと週刊文春は伝えています。
<↓の画像は、田中みな実アナの写真集『Sincerely yours…』の写真>
女性セブンの記事では芸能関係者が、「石原さんが、とにかくKさんを許せなかったということでしょう。その原因はKさんが田中さんに肩入れし、成功したからです」「石原さんサイドとしては後ろ足で砂をかけられた気持ちになり、Kさんへの不信感が募っていった。そんな事務所側が抱えてきた不満が、金銭トラブルの発覚と同時に爆発したのでしょう」
と推測しています。
田中みな実アナはKさんに信頼を寄せ、どの仕事を受けるかということを相談したり、テレビ番組出演のスケジュール管理もKさんに任せるほどだったといい、今回のトラブルを受けて田中アナは今後を心配し、4月上旬にはKさんと2人で話し合いの場を設けたとのことです。
ニュースサイト『サイゾーウーマン』によれば、石原さとみさんはかなり負けん気が強く、数字に対して特に強いこだわりを持っているといい、写真集が累計50万部の大ヒットを記録した乃木坂46・白石麻衣さんのこともライバル視しているそうです。
そして、このトラブルに対してネット上では、
- こんなコロナの時にわけわからん三角関係なんてどうでもいい。
- ギャラや経費ならともかく印税まで編集者が管理するの?
- 支払い処理してない会社が悪いんではないんですか?
Kさんは担当者で窓口になると思いますが、この人が金の管理まで1人でやってる訳ではないですし。 - これって個人の問題ではなく事務所と出版社の問題でしょう。事務所が出版社のことを信用できなくなった結果でしょう。
- 要は出版社の管理ミスが起こした問題で会社として責任をとればいい話。担当編集者の責任にするなんて考えられない。
編集者ってただでさえ休みなし、ほぼ365日働かされる職種なのにこんなこと言ってたらなりたい人いなくなりますよ。
ま、彼女のように仕事ができる人は他の出版社がすぐに獲りますけどね。 - 出版社勤務です。編集者が担当アイテムを経理に費用計上しなければ何も始まらず支払いもされません。
編集は基本事務処理にはルーズな人が多いですが、大手はどこも月内処理が規則でしょうから、経費だけはきちんと処理するように徹底指導しているはずです。
が、それができない編集者はやはりいて、発覚後は会社が謝罪した上でお支払いしているのが現状です。 - よくホリプロ相手に印税未払いとかやったな
それだとホリプロが所属タレントを一切宝島関係に出さないって処置があったはずだが?
それと同じ面子で田中みな実の写真集を出したって事は、同じように田中みな実に印税が支払われてないんじゃ?
などのコメントが寄せられています。
石原さとみさんと田中みな実アナの写真集を担当した編集者は、宝島社・書籍局に所属していた小寺智子さん(こでら・ともこ)という方で、小寺さんはこの2人の他にも、元NGT48・山口真帆さん、モデル・タレントのアンミカさん、女優・上白石萌歌さん、歌手・青山テルマさんなど、様々な写真集やダイエット本に携わっている方で、非公開のインスタグラムアカウントのフォロワー数は約2.8万人という人気ぶりです。
そんな方が、あの石原さとみさんの写真集の印税を巡ってトラブルとなり、宝島社をクビになったというのは驚きですね。
ちなみに、小寺智子さんは石原さとみさんの写真集を出版後に『産経新聞』の取材に応じており、「作るからには出し惜しみをしても仕方ない。赤字覚悟でページ数を増やしたし、スタッフ全員がものすごい熱量を持って取り組みました。私もこの夏の全てを、この写真集にかけました」などと語っていました。
そして、昨年5月には未収録カットなども追加した特別版が出版されたのですが、週刊文春によれば、以前からホリプロ側は小寺智子さんに対して良い印象を抱いてなかったようで、そこに来て印税の未払いも発覚したことで怒りを爆発させたようです。
その裏には、田中みな実アナと小寺智子さんの親密関係なども要因としてあるのかもしれませんが、週刊文春と女性セブンの記事を読んだ限りでは、石原さとみさんと田中アナはトラブルに巻き込まれた形ですね。
小寺智子さんは、田中みな実の仕事のスケジュール管理等も任されていたとのことから、宝島社をクビになったことで今後どうなるのか気になりますが、このトラブルが原因で今後の仕事に悪影響が及ぶようなことがなければと思います。