田原俊彦がTBS山本恵里伽アナへのセクハラ謝罪。ラジオ番組で不適切発言、共演の爆笑問題・太田光も騒動に言及。
歌手の“トシちゃん”こと田原俊彦さん(64)が22日に、ラジオ番組で共演したTBSの山本恵里伽アナウンサー(31)に対するセクハラ行為を謝罪し、山本アナもこのトラブルに言及しました。
田原俊彦さんは、15日に生放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)にゲスト出演した際、「真ん中の脚はもっと上がるんだけどね」「カッチカチやで」といった下ネタを連発し、山本恵里伽アナをドン引きさせて注意を受けるも悪ノリを続け、山本アナの手を触るなどの行為に及び、ネット上で炎上状態になっていました。
そうした中でTBSラジオは20日に公式サイトで、「一連の言動は不適切なものであったと判断し、ゲストのマネジメント担当に対して再発防止の申し入れを行い、先方からお詫びの言葉がありました。」
との声明を発表しました。
そして、田原俊彦さんは22日にラジオでも宣伝していた新曲『LIFE IS A CARNIVAL』のリリースパーティーを開催し、イベント前の囲み取材でセクハラトラブルに言及しました。
田原俊彦さんは今回の件について、「なんか、騒がれちゃって。僕としては通常運転というか。『日曜サンデー』には14~15年、毎年出てる。スタジオで大騒ぎして、アナウンサーの方とワチャワチャやって、オレと(爆笑問題の)太田が怒られるっていうパターンが成立しているんですけど。先週は僕が調子に乗りすぎたっていうのもありました」
と語りました。
続けて、「下ネタも織り交ぜながら、つまらないオヤジギャグみたいな感じで…。でも、スタジオも超楽しかったし、エリカ様(山本恵里伽アナの愛称)も本当に楽しんでくれてて、問題がなかったかなと思いながら。ネットでは『今の時代、ちょっと違うんじゃないか』みたいな。僕としては、いつものノリで、爆笑問題との関係もありますし、すごく楽しい雰囲気でやっていたんですけど。山本アナの手をチョンと触って『やめなさい!』っていう、それが1つのワンセットではあったんですけど、聴いている皆さんには行き過ぎなんじゃないかとご意見をいただいた」
と、事の経緯を説明しました。
来年も『爆笑問題の日曜サンデー』に出演する意向を示し、「今回の件で爆笑問題に迷惑かけちゃったけど、彼らと僕の関係性は15~16年ですから、本当に阿吽の呼吸で騒ぎますし…。エリカ様も『まったくお気になさらず。また来てください』ということでした。ちょっと、多少抑えなきゃいけないな。抑えきれるかどうか不安ですけど、我慢します」「令和バージョンにアップデートして、気をつけていきたいなと思います。どうもすみませんでした」
と謝罪しました。
一方の山本恵里伽アナと爆笑問題は、今日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』で田原俊彦さんのセクハラ問題に言及し、山本アナは、「皆さん私のことを心配してくださってる方もいると思うんですけど、本当に元気ですので。」
と語りました。
また、前回の放送で田原俊彦さんと共に悪ノリしていた太田光さんは、「トシちゃんがちょっと踏み外すっていうか、やっちゃいけないことをやると、俺が喜ぶ…みたいなのが2人の関係性の中であって」「俺としても、トシちゃんのああいうセクハラっぽいところとか、パンツ見せたりとか、そういうことを今までずっと喜んでいた部分もあった。あの人は求められると絶対に答える人なので、それはトシちゃんにも申し訳なかった。数々ご批判いただいていますけど、俺自身も、それを楽しむっていう感覚も、ここんとこ何年もお笑いって何が正しいのか、いろいろ自分なりにも考えているんだけど。批判を受けた部分については、自分の考えを改めないといけない」
と反省していました。
そして、田原俊彦さんの謝罪などを受けてネット上では、
- 初っ端から「なんか騒がれちゃって」と言う時点でちゃんと理解してるのか?
- 全然反省してないやん
- 謝罪の場で愛称使うのもなんだかなぁ
- 64にもなってほんとにみっともない
- 山本アナは大人の対応だね
- 窮屈な時代 なんでも○○ハラ時代
- あれもしちゃあいけない、これもしちゃあいけない………。だんだんとつまらない時代になってきた……。
- 何でもかんでもセクハラにしすぎ
- 「エリカ様も本当に楽しんでくれて」って、楽しんでると思ってたのはあなただけだったのでは?
- 納得いかないんでしょうね。ビッグな俺様が何で頭下げなきゃいけないんだ?としか思ってないんじゃない?
- いろいろ、切り取られ、叩かれて干されたトシちゃん これ以上責めないであげて
- 俺はビックだの発言で芸能界からしばらく干されていたのに進歩ないな
などの声が上がっています。
山本恵里伽アナは2022年から『爆笑問題の日曜サンデー』のアシスタントを務めており、田原俊彦さんがどういった方なのかを理解していて、今回の件について不快に感じつつも、そこまで気にしていないとして大人の対応をした形ですね。
田原俊彦さんの下ネタや親父ギャグなどは今に始まったことではなく、ファンを中心に擁護の声も多く上がっているのですが、親子ほど年も離れている山本恵里伽アナに対してド下ネタ発言を連発してドン引きさせ、さらに手まで触っていることから完全アウトで、問題視されても仕方がない事案だったと思います。
そして、田原俊彦さんは今日の囲み取材で、爆笑問題とのこれまでの関係性を強調し、番組の収録現場は盛り上がって楽しい雰囲気だったと語っているのですが、リスナーたちからは不快との声が多く上がっていたので、今後も生放送の同番組に出演するからには一線を超えた発言をしないように、細心の注意を払うようにしてもらいたいですね。
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