元TBSでフリーの田中みな実アナウンサー(たなか・みなみ 34歳)が、TBS時代からMCを務めているレギュラー番組『有吉ジャポンⅡ ジロジロ有吉』、『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』を3月に降板するとの情報を28日発売の週刊誌『女性セブン』が伝えています。
記事ではテレビ局関係者が、「『ジョブチューン』と『有吉ジャポンII』を3月末に降板することが決まったそうです。両番組ともTBS系列で、いわばみな実さんの“古巣”。もうそこに頼る必要がない、ということなんでしょう」
と2番組からの降板情報を明かしています。
また、「田中みな実のホップ、ステップ、ジャンプは、いよいよ最終段階に入った」としています。
青山学院大学文学部英米文学科を卒業し、2009年にTBSへ入社した田中みな実アナは、ぶりっ子のあざといキャラクターで人気を獲得し、バラエティ番組を中心に様々な番組を担当していましたが、2014年にTBSを退社しフリーに転身することを発表、同年9月末をもって退社しました。
その後、フリーの宮根誠司アナや羽鳥慎一アナ等が所属する芸能事務所『テイクオフ』に所属し、フリー転身後も『有吉ジャポン』や『ジョブチューン』などの番組には引き続き出演しています。
さらに他局でもレギュラー番組を持つなどフリー転身後も活躍、女性ファッション誌にも登場するようになり、男性だけでなく同性の支持も獲得し、2019年に出版した1st写真集は累計発行部数が60万部超えの大ヒットを記録しました。
さらに同年には、連続ドラマ『絶対主義』(フジテレビ系)で本格女優デビューを果たして以降、『ルパンの娘』(同)、『モトカレマニア』(同)、『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)などのドラマに立て続けに出演、そして昨年8月には、広末涼子さんや戸田恵梨香さん、有村架純さん等が所属する事務所『フラーム』へ移籍しました。
田中みな実アナは事務所移籍の理由について、「あらゆるジャンルで仕事をするうちに、新たな分野に挑戦したいという意欲に駆られました。」と説明し、事務所移籍後もNHKのドラマ『ノースライト』や『光秀のスマホ 歳末の陣』に出演するなど、女優業に力を入れています。
そんな田中みな実アナについて芸能関係者は、「TBS局アナからの独立を模索していたときの田中さんは、『フリーにはなりたいんです。でもTBSのレギュラーは全部そのままやりたいんです。ギャラは安くてもいいから……』と大きな目を潤ませて周囲に必死に相談してました。(中略)当時からあざとかった田中さんは、TBSのアナウンス室でも浮いていた(笑)。局のレギュラーは厳しいだろうと思われていましたが、持ち前の周到な根回しで、気づいたらレギュラーポジションをがっちりキープしてました」
と明かしています。
また、スポーツ紙の芸能記者は田中みな実アナの事務所移籍について、「いつまでも“ぶりっ子女子アナ”キャラは続かない。女優へ転身した方が、息の長い芸能活動をできるだろうという計算があったのでしょう」
と語っています。
そして、『有吉ジャポン』や『ジョブチューン』からの降板理由について前出の芸能関係者は、「撮影が長期間続くドラマや映画への出演を重視すると、バラエティーへのレギュラー出演は足かせにしかなりません。多額のギャラが見込める広告の仕事にも、イメージ的にマイナスですし。独立時にはあれほどしがみついていたバラエティーのレギュラーですが、ギャラも安いし、もう“放棄”した方がメリットが大きい、ということなんでしょう」
と推測しています。
『女性セブン』はこのように報じているのですが、これに対してネット上では、
- この人はバラエティ向きの人で、バラエティ番組に出演してたからこそ人気出たんだと思う。女優だったら価値が絶対半減するタイプ
- この人が女優かぁ 今のままでバラエティ等の面白キャラなら可愛い、面白いって需要もあると思うけど 女優1本となるとかなり厳しいんじゃない?
- 古巣TBSの2番組は降板しない方が良いと思うけどね。本格的に女優をやりたいみたいだけど、フリーになってもTBSのレギュラーを大事にしているという、あざとくても義理堅いイメージが崩れるのはこの人にとってマイナスになると思う
- 色々ワガママだなぁ。女優になったらキャラが活かせずホンモノの女優に敵わないと思うよ。同じ演技しか出来なそう(笑)挑戦するのは立派だが
- 田中みな実のギャラの単価も上がって来ているだろうし、自分から降板なのか番組からの降板なのかはわからんよ?
まぁ、事務所に取ったらバーターもあるだろうし、数字を持っている内はドラマで使って貰えるだろうね。その間にうまく演技が出来る様になれば良いけど。 - 本業は本業として大事にしてた方が合ってる気がするなぁ。今のところ、演技が上手いとは思えないから、、、、
でも本人が、これから女優でやっていく意気込みと才能があれば女優として花開くのかな。 - アナウンサーの割にかわいいって言うだけで、本物の女優には勝てない。八木亜希子だって女優やってるけど、アナウンサーありきだし。みんなが野際陽子になれるわけじゃない。
などの声が上がっています。
田中みな実アナは現在、『有吉ジャポンⅡ』『ジョブチューン』の他にも、『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)や『グータンヌーボ2』(関西テレビ)でもMCを務めています。
TBSの番組のみ降板するのか理由が不明で、もし本当にタレント活動をセーブして女優業に力を注ぐのであれば、全てのバラエティ番組を降板するのではと思いますが、他の番組もタイミングを見て降板するつもりなのでしょうかね。
そんな田中みな実アナは事務所移籍後の昨年10月、密着ドキュメント番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK)にも出演し、「その仕事に“正義”がなければ、いつでも辞める覚悟があります」と語り、納得した仕事しか受けないというスタンスを明かしていました。
現在の自分は全てが中途半端とし、「一生懸命やっているっていうだけで、何かを極めているわけでもないなって思っている」「フリーアナウンサーはちょっと甘えてる気がする」「何屋さんですかね 何でも屋さん?」などと語り、肩書についても悩んでいる様子でした。
そうしたことから、まずはTBSのレギュラー番組からの降板を決意したのか、別の理由があるのか真相は不明ですが、今後は女優業一本でやっていく覚悟ならば、女優としてのポジションを獲得できるよう頑張ってほしいですね。