TBSの元アナウンサーで、現在は女優として活躍している田中みな実さん(37)が、トーク番組『ボクらの時代』（フジテレビ系）で「“フリーアナウンサーの”って言われることが結構ストレス」と語る場面があり、この発言に対してネット上ではツッコミや批判が殺到しています。
田中みな実さんは現在、ドラマ『ギークス／GEEKS ～警察署の変人たち～』（フジテレビ系 木曜22時）に2番手で出演しており、番組では同作での共演女優・松岡茉優さん(32)、モデル・タレントの滝沢カレンさん(32)と3人でトークしました。
＜↓の画像が、『ボクらの時代』出演の田中みな実さん、松岡茉優さん、滝沢カレンさんの写真＞
その中で田中みな実さんは、2014年9月をもってTBSを退社後、フリーアナウンサーに転身してから女優業に進出するまでの経緯、理由について語り、女優としての初仕事は2019年放送の山口紗弥加さん主演ドラマ『絶対正義』（フジテレビ系）で、この作品で「不倫する女優の役」を演じ、ベッドシーンにも初挑戦したことで大きな反響を呼び、女優としての仕事も激増したといいます。
その後もしばらくフリーアナウンサーとしてバラエティ番組などに出演しながら、女優としても活動していましたが、現在はバラエティのレギュラーはゼロ本となっており、「基本的にはバラエティの仕事はお受けしないという方向」としています。
その理由として4年前の事務所移籍を挙げ、田中みな実アナはTBSを退所後、宮根誠司アナや羽鳥慎一アナら所属の『テイクオフ』に所属していましたが、2020年8月に山口紗弥加さんや戸田恵梨香さん、有村架純さん、吉岡里帆さんらが所属する『フラーム』に移籍し、移籍後はドラマだけでなく映画にも出演し、2021年11月公開の『ずっと独身でいるつもり？』で映画初主演しました。
そんな田中みな実さんは事務所移籍後に、「女優業ちゃんとやるんだったら、バラエティを1回手放しましょう」と言われ、田中みな実さん自身は今後もやっていきたいとの思いだったそうですが、事務所の意向を受けて、納得できないまま手放すことになったといいます。
こうした経緯でバラエティ番組に出演しなくなり、ものすごく未練があったというものの、仕事を絞ったことで演技の仕事に集中できるようになったとしています。
そして、「MCをやってないのも、なるべく離れた仕事をしてるのは、いつまで経っても“フリーアナウンサーの”って言われることが結構私はストレスで。アナウンサーの仕事も1つもやってないのに、皆さんの中で肩書きがフリーアナウンサーなんだよね」「『フリーアナウンサーが、元局アナが、ぶりっことかやってたくせに女優をやってる』って。“くせに”って（言われる）。多分女優ぶってる感じが嫌だとかあるんだろうけど」
と、不満をぶっちゃけていました。
このように語った田中みな実さんに対してネット上では、
- バラエティに出てた頃散々フリーアナウンサーを武器に使ってたのに、今更ストレスって…
- むしろ田中みな実はバラエティに出てたからこそ良さがでてたんじゃん。
今更女優一本でいきます、フリーアナウンサー呼びはされたくないって、散々バラエティにグラビアやってきたりグイグイ出てきてたのに色々ワガママ - グータンとかでてたよね？言ってることが矛盾してない？
- この前放送してたグータンってトーク番組だけどバラエティーじゃないの？
トークだけならわかるけどMCの席におったやん！たまにならいいのかな？よくわからん考えだね。 - 滝沢カレンと田中みな実は演技下手タレント枠でしょ。タレント業上手く行き過ぎて勘違いしてるね。
などと、番組での発言に対して疑問や批判の声が上がっています。
田中みな実さんは事務所サイドが決めた方針に従い、バラエティ番組を捨て女優業一本に絞ったと語り、実際に事務所移籍後にはTBS時代から出演の『有吉ジャポン』、『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます！』などの番組を降板しました。
ただ、その後も『グータンヌーボ2』（フジテレビ系）、『あざとくて何が悪いの？』（テレビ朝日系）といった番組への出演を続けていました。
＜↓の画像は、『あざとくて何が悪いの？』に出演していた田中みな実さん、弘中綾香アナウンサーの写真＞
そのため、田中みな実さん本人は“フリーアナウンサー”という肩書きが不満だと語っているものの、つい最近までバラエティ番組にも出演しながらドラマなどに出演し、かなり中途半端な立ち位置になっており、アナウンサーが女優業に挑戦しているという状態だったのは事実なので、フリーアナウンサーとして扱われるというのも仕方がない気がします。
田中みな実さんは番組で、「だからもう結果を出すしかないんだよね」「ちゃんと自分でも自信を持てて、皆さんにも何の偏見もなく真っ直ぐに見てもらえるようにやるしかない」
とも語っていたのですが、田中さんの演技を絶賛する声がある一方で、どれも同じような演技で下手、悪目立ちしているといった辛辣な声も多くみられます。
世間に女優として認められるまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、フリーアナウンサーからの脱却を目指して引き続き演技の仕事を頑張ってもらいたいです。