『とんねるずのみなさんのおかげでした』『とんねるずのハンマープライス』『クイズ!ヘキサゴンII』など、数多くの番組でナレーションなどを務めていたフジテレビの“マッキー”こと牧原俊幸アナウンサー(まきはら・としゆき 59歳)が、還暦を迎える今年7月をもって定年退職することが明らかになりました。
牧原俊幸アナは、13日放送の『ダウンタウンなう』(金曜21時55分)が最後の番組出演になるといい、フジテレビを退社後はフリーアナウンサーとして活動を続けていくとのことです。
13日放送の『ダウンタウンなう』には、今年フジテレビに入社した新人の今湊敬樹アナ(いまみなと・けいじゅ 22歳)、大川立樹アナ(おおかわ・りき 23歳)、井上清華アナ(いのうえ・せいか 23歳)、杉原千尋アナ(すぎはら・ちひろ 22歳)の引率役で牧原俊幸アナが登場するそうです。
<↓の画像が、フジテレビアナウンサーとして最後のテレビ出演となった牧原俊幸アナ等の写真>
ダウンタウンの2人が司会を務めていた音楽番組『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』(1994年10月~2012年12月放送)で、牧原俊幸アナはダウンタウンと共演したことがあったため、「『HEY!HEY!HEY!』でもお世話になったダウンタウンさんと最後にお仕事ができて楽しかったです。いい記念になりました」とコメントしています。
そして、牧原俊幸アナの定年でのフジテレビ退社、フリー転身に対してネット上では、
- なにげにビックリ
- 牧原ならとんねるずが筋では?
- どうせなら食わず嫌いで引退しとけばよかったのに
- 食わず嫌いで見てた限り、穏やかでいいキャラだからもっと見たい
- いい声だったな
- 最後はソッとヅラを置き退場
- マッキー、フジテレビに定年までいたんかい 境鶴丸とかいつの間にか辞めてたし
- 牧原なら別にフジじゃなくても声需要多そう。ギャラと事務所次第だがナレ、ラジオ、引く手あまたなんじゃね?
- ナレーションやラジオの仕事は向きすぎてるから定年後もド安泰
- 牧原アナとか川端アナとか福井謙二アナとか あの頃のフジの男子アナ好きだったなあ なんかモラルみたいなものがあった気がするよ
- この人の司会やナレは落ち着いてて良かったな~ カノッサの屈辱はこの人のナレのおかげでまともな感じがした
などのコメントが寄せられています。
定年までフジテレビに勤務した牧原俊幸アナは、地元北海道の高校を卒業後に早稲田大学第一文学部へ進学し、1983年にフジテレビへ入社しました。
同期アナは牛尾奈緒美さん、筒井櫻子さん、松尾紀子さん。
入社5年目ごろから主にバラエティ番組、情報番組のナレーターなどを担当するようになり、『カルトQ』、『カノッサの屈辱』、『とんねるずのハンマープライス』、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(新・食わず嫌い王決定戦など)、『クイズ!ヘキサゴンII 』、『知りたがり!』、『めざましテレビ』といった番組に出演していた一方、『FNNスピーク』などのニュース番組でもキャスターも務めていました。
アナウンサーとしてはこれまでに、アナウンス室部長、専任局次長、アナウンス室長、アナウンス室専任局長などを歴任しており、局内でも高い評価を受けていたことがうかがえます。
<↓の画像は、牧原俊幸アナの公式プロフィール写真>
牧原俊幸アナは落ち着いていて聞き取りやすく、耳触りの良い声から視聴者に支持されており、特に「食わず嫌い王決定戦」での進行が有名で、とんねるず・石橋貴明さん、木梨憲武さんからは度々存在の薄さをイジられるなどしていました。
どちらかというとダウンタウンよりもとんねるずの方が付き合いが長いためネット上では、牧原俊幸アナの最後のフジテレビ番組出演は、とんねるずとの共演の方が良かったという声が上がっているのですが、唯一のレギュラー番組だった『とんねるずのみなさんのおかげでした』は今年3月で終了してしまったので、それは出来なかったのだろうと思います。
ちなみに、牧原俊幸アナは『とんねるずのみなさんのおかげでした』の最終回ではなく、2月に放送されたとんねるずと縁のあるタレントたちが数多く出演した「とんねるず大反省会」には、多くの芸人たちに混じって出演していました。
牧原俊幸アナはフジテレビは辞めるものの、今後もフリーアナウンサーとしては活動を続けていくとしており、同様に2013年9月末で定年退職した福井謙二アナ(64)らもフリーで活動を続けているので、これからも番組のナレーションなどで牧原アナのいい声を聞かせてほしいなと思います。