ABC朝日放送テレビのアナウンサーで、情報番組『おはよう朝日です』（月～金曜午前5時）のアシスタントを担当の澤田有也佳アナ（さわだ・あやか 28歳）が、「顎口腔ジストニア」という病気で10月3日から長期療養に入ることが発表され、ネット上では心配の声などが上がっています。
ABC朝日放送テレビの発表によれば、澤田有也佳アナは昨年夏ごろから、首やアゴの筋肉が上手く動かないことに違和感を抱いていたそうで、今年春に病院で診察を受けた結果、「顎口腔ジストニア」と診断されたといいます。
顎口腔ジストニアと診断を受けてから現在まで、薬を飲みながら仕事を続けてきたものの、10月から長期休養し治療に専念することを決断したそうで、「本人曰く、その他に関しては心身ともに元気で問題ないということです。復帰の目途は未定となっております」
と報告しています。
また、澤田有也佳アナは26日放送の番組で、病気の症状や休養に至った経緯を明かし、「1年前ぐらいから仕事として喋ることを繰り返していると、顎（あご）とか首とかが神経をどう動かしていいか分からへんという症状、顎口腔ジストニアになってしまいまして、薬を飲みながらやってきました。（上司や番組スタッフに相談し）人生も長いし、このタイミングで1度離れて休んでみるのもいいんじゃないかという提案を受けまして、私の中に無かった選択肢だったんですが、お休みをいただくことになりました。インプットする時間にもしたいので、しばらくリフレッシュしてきます。症状が落ち着いて、パワーアップして戻ってこられたらいいと思っています」
と語っていました。
澤田有也佳アナの休養により、『おはよう朝日です』には新たなアシスタントを入れ、10月から新体制で番組を放送するとし、澤田アナの後任は27日に発表予定となっています。
澤田有也佳アナは兵庫県西宮市出身で、小林聖心女子学院小学校・中学校、洛南高校を経て東京大学教育学部に進学、大学2年時の2013年に『ミス東大2013』でグランプリを獲得しました。
＜↓の画像は、ミス東大グランプリ獲得当時の澤田有也佳アナの写真＞
その後は『ワタナベエンターテインメント』に所属し、2015年まで芸能活動を行い、『シューイチ！』（日本テレビ系）のお天気キャスター等を務めていました。
2016年にABC朝日放送テレビへ入社し、現在は『おはよう朝日です』の他に、ラジオ番組『ミルクボーイの火曜日やないか！』や『R→933 LP.』を担当しています。
しかし、病気による長期療養が発表されネット上では、
- えーーーーーーーーかなしすぎる
- おは朝のアシスタント休養なりがちやけど大丈夫か
- ABCの女子アナにだけこういう事案が続いているように感じる。急に退職したり、異動したり…単なる偶然とは思えない
- 2年前くらいからMCになって、コメントもしないといけない場合もあるし、上手く話さないとみたいなプレッシャーもあるんかな？
- アナウンサーとして顎口腔内の病気は心配だけど、しっかり治療して元気に戻ってきて欲しい。
などの声が上がっています。
ジストニアは、筋肉の収縮を調節する神経等に何らかの障害が起こることで、硬直や痙攣（けいれん）などの症状が現れ、思い通りに筋肉を動かせなくなる病気です。
身体の一部に症状がみられる「局所性ジストニア」は、専門職によくみられる病気とされ、『氣志團』のドラム・白鳥雪之丞さんは2014年、『RADWIMPS』のドラム・山口智史さんは2015年にジストニアの発症を公表し、現在も音楽活動を休止しています。
この他に、歌手・伍代夏子さん、元『［Alexandros］』のドラム・庄村聡泰さん、『ゴールデンボンバー』の鬼龍院翔さん等もジストニアの発症を公表しています。
澤田有也佳アナが発症した顎口腔ジストニアは、言葉を発する機会が多い職業に多いとされ、症状としては無意識に口を閉じたり開いてしまったり、舌が前に出たり、下アゴが横にずれるなどがみられるといいます。
治療法としては薬物療法や外科手術、その他にストレスのコントロール等も有効的とされています。
澤田有也佳アナは昨年夏ごろから違和感を感じ、1年以上経った現在も症状が改善しなかったようで、この病気は精神的な緊張、ストレスが症状を悪化させることもあるとのことから、しばらくゆっくり休んでもらいたいですし、またいつか『おはよう朝日です』等で元気な姿を見せてほしいですね。