9日発売の週刊誌『フライデー』によって、4,000万円もの労働組合費を横領していた問題を報じられ、大炎上状態となっていたCBCテレビの江田亮アナウンサー(えだ・りょう 33歳)が、局を退社していたことが明らかになりました。
フライデーの報道を受けて、『日刊スポーツ』などがCBCテレビに取材したところ、「既に弊社を退職しております」「事実関係も含めてそれ以上お答えできません」といった回答だったそうです。
また、江田亮アナはいつ退社したのか、その理由について確認したところ「お答えできない」として、真相を明らかにしなかったとのことです。
江田亮アナの退社報道を受けてネット上では、
- 江田モン、ちゃんと表に出てきて謝罪会見した方がいい。
退職したとはいえ、在職中の犯罪行為なのだから、CBCもきちんと説明すべき。 - ゴゴスマには失望した。自社の横領事件を報道しないとは呆れてものも言えない
- 身内に甘く、他人には厳しいねえ。自らの不祥事発表せず、他の不祥事のみ、追求する、まあ、何というか?素晴らしい?会社ですね。
- 犯罪や不祥事があった場合、それを報じる立場のマスコミで仕事をしているアナウンサーでありながら自ら横領。
これを本人が退職したからということで、自分のところから犯罪者は出ていない体にするという臭いものにフタをして、何とか乗り切ろうというのはいかがなものだろう - 疑惑はますます深まったw 何故、キチンと報道しないのだろうか?w
だから、マスメディアは傲慢だと言われる。マスメディアに一番求められるものは、真実の報道。これに尽きる。 - 労働組合内の出来事ということで、お金さえ返せば問題無しでCBCの経営側や管理職は誰も責任をとる必要はないと逃げたいのだろう
道義的に公共放送の資格は無い。せめてゴゴスマでもよいので詳しく経緯を説明すべき。 - それにしてもCBCは女子アナ妊娠時のダブル不倫といい、敵のいない地方のズブズブ企業の感じがします。大株主の中日新聞にも大きな責任があると思います。
- 高校時代に名門野球部にいて、野球界に人脈のあるアナウンサーだったのに。
楽天の鈴木大地は当時のチームメイト。野球中継の盛んなCBCでは、将来有望だったろうに。なんて事を…。
などの声が上がっています。
フライデーによれば、江田亮アナは2018年~2021年にCBCテレビの労働組合で財務部長を務めていたといい、労働組合の役員改選後に、新たな組合長が組合費を確認するために通帳の提示を求めたところ、江田アナは通帳を破棄したと答えたそうです。
これを不審に思った組合長が今年9月ごろに電子記録を確認した結果、ストライキに備えて貯めていたお金が無断で入出金され、500万円が消失していることが判明、その理由を江田アナに聞いたところ、「組合員の飲食費に使った」と説明したといいます。
しかし、労働組合で飲食する機会は年に数回程度だったため追及したところ、合計4,000万円を着服していたことを認め、2018年から4年間に何度も組合費を引き出していたことや、タクシーチケットや会合費を私的使用していたことが判明したとのことです。
組合費の使い途については「投資に使った」と答え、投資によって1,000万円以上の利益も生んでいたことが判明したといいます。
そして、江田亮アナは9月時点で3,500万円を返金し、その後残りの500万円も着服を認めて返した一方、投資で得た1,000万円は返していないそうで、フライデーの取材に応じた企業法務に詳しい弁護士は、「会社のお金に手を付ける行為は業務上横領罪にあたり、10年以下の懲役が科されます。返金していたとしても横領罪には変わりません。また、不当に得た金銭を利用して利益を得た場合、民事上ではその利益を返還する必要があります」
と説明しています。
江田亮アナの行為はれっきとした犯罪ながら、労働組合から報告を受けたCBCテレビ側は、大事になることを恐れてなのか刑事告訴はしない方針で、この件について局内では箝口令が敷かれているそうです。
フライデーは真相を確かめるため、12月上旬に江田亮アナに直撃取材するも「会社の方に聞いてください」と答え、CBCテレビ側も「現在、事実関係の調査中です。適切に対応をいたします」と回答するのみだったとのことでした。
この報道が大きな波紋を広げ、ネット上では大炎上状態になっているにも関わらず、CBCテレビはこの件について説明せず、退社したことのみ明かすという対応により局に対する批判も噴出しています。
江田亮アナは2018年に『テレビ愛知』の岡田愛マリーアナ(32)と結婚しており、家族への影響なども考慮して問題の公表を控えているのか、それとも単に局のイメージ悪化を懸念しているのかは不明ですが、フライデーの報道によって大きな騒動に発展しているだけに、しっかりと説明した方がいいのではないでしょうかね…。