日本テレビのエース・水卜麻美アナウンサー(みうら・あさみ 37歳)が6月1日付の人事で、「チーフスペシャリスト」という新たな管理職に異例の昇進をすることが明らかとなり、これは水卜アナのフリー転身を防ぐための対策と見られているものの、フリー転身の可能性は十分あるとニュースサイト『NEWSポストセブン』が報じています。
水卜麻美アナは2019年6月の人事で、当時日本テレビのエースだった現フリーの桝太一アナウンサーと共に昇進し、桝アナはアナウンス部の主任(課長待遇)、水卜アナは副主任(副課長待遇)となり、桝アナが2022年3月をもって局を退所後、昨年の人事で水卜アナが主任に昇進しました。
そして、日本テレビは新たに導入する人事労務制度に伴い、水卜麻美アナをチーフスペシャリストに昇進させることを決定したそうです。
スペシャリスト職は「専門性の高いスキルを有し、会社の業績向上や経営目標達成に貢献できる者」と規定されていて、4段階で評価されるといい、1番下の等級がリードスペシャリスト、2番目がチーフスペシャリスト、3番目がゼネラルスペシャリスト、一番上がチーフエクゼクティブスペシャリスト(執行役員より上の取締役級)という役職になっているといいます。
6月1日付の人事では、これまでも管理職だった森圭介アナ、矢島学アナがリードスペシャリストで、水卜麻美アナは先輩を抜いて1つ上のチーフスペシャリストに就き、ごぼう抜きの異例昇進だと各スポーツ紙は報じています。
この異例昇進の裏側について『サンケイスポーツ』の記事では関係者が、「30代での管理職昇進は期待の表れ」「看板アナの1人だった藤井(貴彦)さんの独立は日テレにとって痛手だった」「結婚後、仕事と家庭を両立するためフリーに転身する女性アナは多く、水卜アナも昨年3月に俳優の中村倫也さんとの結婚を発表しており、可能性はゼロではない。人材の流出を防ぐべく、スキルを最大限評価して誠意を示したのでは」
と語っています。
水卜麻美アナは数字を持っているエースアナで局への貢献度が非常に高いため、日本テレビは何としてでもフリー転身を防ぐために、異例の昇進を決定したと見られているのですが、NEWSポストセブンはこれでもフリー転身の可能性は高いとし、理由の1つとして中村倫也さんとの結婚を挙げ、「中村がドラマ、映画、舞台、CMに引っ張りだこで多忙を極める一方で、水卜は早朝番組の担当を続けており、共に過ごせる時間は多くはない」「フリーになれば自分のペースで仕事をセーブすることができますし、妊娠・出産を視野に入れる際にも何かと有利」
としています。
<↓の画像は、水卜麻美アナと夫・中村倫也さんの2ショット写真>
加えて、フリーアナウンサーとなればより自由に活動できるほか、収入も激増するだろうとし、「日テレは高給で知られており、水卜は今でも最低で年1500万円は稼いでいるはず。今回の昇進でさらに数百万円は上がるでしょうが、それでも将来フリーになったときとは比べ物になりません。彼女がフリーで帯番組を持てば、年間のギャラは2億円以上でしょうし、あれだけ好感度が高ければCMのオファーもガンガン来るでしょう。」「彼女のような優秀な人が、テレビ局やテレビという枠を飛び出して活躍すれば、それはイコール日テレの力やテレビの力を示すことになる。会社に仁義を尽くすのも1つの生き方ですが、日テレが好きだからこそフリーになるという選択肢もあるでしょう」
と、キー局関係者が語っています。
『ピンズバNEWS(双葉社)』によると、チーフスペシャリストに昇進することによって、年収は少なくとも500万円増えるとみられるそうですが、NEWSポストセブンが伝えている通り、もしフリー転身となれば年収が10倍以上となる可能性は十分ありますし、中村倫也さんとの結婚を経て、仕事よりも私生活を充実させたいと考えていたとしても不思議ではありません。
水卜麻美アナ本人はこれまでに何度もフリー転身説が浮上するも、そうした噂をキッパリと否定してきましたが、複数のアナウンサーが退社する中で水卜アナの負担も増え、2021年3月から司会を務めている『ZIP!』は昨年4月から放送枠が1時間拡大し、それから半年足らずで「体調不良」を理由に1週間以上、番組を欠席するというトラブルも発生しています。
そして、今年3月に『フライデー』が報じた記事によれば、複数の芸能プロダクション関係者が水卜麻美アナに破格の条件でフリー転身を打診しているといい、いくら“日テレ愛”が強い水卜アナと言えども様々な状況の変化などがあり、フリー転身の可能性は十二分にあるとされているのですが、果たして今後どうなるのか、引き続き動向に注目していきたいです。