2月いっぱいで仕事に区切りをつけ、フリーに転身すると報じられているNHKのエース・武田真一アナウンサー(たけた・しんいち 55歳)が、4月からスタートする新情報番組『DayDay.』(月~木曜午前9時~11時10分・金曜午前9時~10時25分)のMCを務めることが明らかになりました。
3月をもって『スッキリ』が終了し、後番組としてスタートする『DayDay.』のMCは『南海キャンディーズ』の“山ちゃん”こと山里亮太さん(45)、進行役を日本テレビ入社3年目の黒田みゆアナ(24)が務めることが今月発表され、もう一人のMCは後日発表するとしていました。
<↓の画像は、新番組『DayDay.』出演の山里亮太さん、黒田みゆアナの写真>
各スポーツ紙の報道によると、山里亮太さんの相方は武田真一アナが務めるといい、武田アナが起用された理由について『スポーツ報知』は、「『DayDay.』は、エンターテインメントや世間のトレンドのほか、ニュースや身近な問題までを幅広く取り扱うトークショー。武田アナはニュースや災害報道だけでなく、2016年には『NHK紅白歌合戦』の司会も務めるなど、様々なジャンルで場数を踏んできただけに、勝負の朝を託す存在として白羽の矢が立ったようだ」
としています。
『スポーツニッポン』(スポニチ)の取材によると、『DayDay.』は情報エンタメトーク番組となるため、「武田アナはニュースを読まない方向です」と関係者が明かしたと伝えています。
そして、武田真一アナが4月から『DayDay.』のMCに就任し、山里亮太さんとタッグを組むことに対してネット上では、
- 山ちゃんにいじられる姿が目に浮かぶ
- 山里要らんやろ
- 9時からか ラヴィットのオープニング終わりで移動しようかな
- 有働アナみたいな路線で行くかと思ってた
- 何だかなぁ…。「NHKの武田アナ」が好きだったんだよな
- もったいないなぁ。夜の報道番組か、せめて夕方のニュースをやれば良いのに
- 声がしっとりしててエンタメ番組向きじゃない 夜の報道番組が良さそうなのに
- News23らしいと聞いてこれから見ようかと思っていたのに残念。武田さんには情報番組で芸能ゴシップを扱うより報道で行ってほしかった
- 武田さんは夕方や夜のニュース番組で観たかったな。落ち着いてニュースが読めるベテランのアナウンサーって何気に貴重だと思うからバラエティ方面にいくのはもったいない
- 本意なんだろうか……本当は報道が良いけど、フリーになったばかりって仕事選べないっていうし、そっちのイメージついたらよっぽどの大抜擢じゃないと報道に戻れないよね
- たけたんならどこへ行ってもやっていかれると思います。なんならアナウンサーじゃなくてもその世界では第一線で活躍出来る人
仮にも「NHKの顔」とまで言われたアナウンサー、力量は十分だと思います。日テレへ行かれてもこれまでの持ち味を活かして存分に頑張ってほしい
などの声が上がっています。
武田真一アナがNHKを退局しフリーアナウンサーに転身することは、週刊誌『週刊新潮』のスクープで先日明らかとなり、現時点で退局は正式発表されておらず本人も言及していませんが、2月いっぱいでNHKの仕事に区切りをつけるとも報じられています。
週刊新潮は、武田真一アナがフリー転身後に担当する番組について、「例えば、夜のニュース番組『news23』のテコ入れを考えているTBSは、有力候補の一つだと思います」
とのNHK関係者の証言を伝えており、武田アナはこれまで様々な報道番組でキャスターを務めてきたことから、フリー転身後もその路線で活動していくものとみられていました。
しかし、エンタメ・トレンド情報を扱うバラエティ寄りの『DayDay.』のMC就任が判明し、ネット上ではフリー転身に理解は示しつつも、引き続き報道をやって欲しかったとの声が多くみられます。
武田真一アナはアナウンス力が高く、NHKではトップクラスの人気・知名度を誇るアナウンサーで、個人的にもニュースキャスターとして活躍する姿を見たかったですね。
ただ、武田真一アナは過去に日本テレビで出たい番組を問われた際に、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』を挙げていたほか、退局が報じられた後に生放送された『ニュース きん5時』では、「アナウンサーに向いてないんじゃないかな、と思うことも今でもある」と語る場面がありました。
そんな武田真一アナは高校時代にパンクロックバンドで活動していたほか、筑波大学に進学後のサークル活動では音楽や演劇をやっており、当時はコピーライターや作詞家など物書きの仕事をしたいと思っていたそうで、NHKの採用試験もアナウンサー志望ではなくディレクター志望で受けとも明かしています。
そして、NHKに入局してから30年以上が経ち、今後について色々と考え抜いた末に、NHK退局と共に新たなジャンルの番組に挑戦しようと決意したとみられ、不安な部分はありますが、山里亮太さんとのタッグでどういった化学反応が起こるのか注目していきたいですね。