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中居正広が元フジテレビアナウンサーAとのトラブル巡り事実関係を全告白の意向。橋下徹も性暴力表現を疑問視。

橋下徹が中居正広の関係者と接触「中居さんは事実を全部言いたい」と語る。第三者委員会の性暴力認定に反論の理由説明

大阪府知事と大阪市長を務めた橋下徹弁護士(はしもと・とおる 55歳)が14日、情報ワイドショー番組『旬感LIVE とれたてっ!』(関西テレビ)に出演し、中居正広さん(52)が元フジテレビアナウンサー・Aさんとのトラブルを巡り、フジテレビが設置した第三者委員会の調査報告書に対して反論した経緯、理由について説明しました。

第三者委員会は3月末に公開された調査報告書で、「Aさんが業務の延長線上で、中居氏から性暴力による重大な人権侵害の被害を受けた」と認定しましたが、中居正広さんの弁護団は12日に、中居さんからトラブルについて話を聞き、関連資料を精査した結果、「『性暴力』という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されなかった」と反論しました。

また、第三者委員会はトラブル当日の調査にあたり、中居正広さんとAさんに対して守秘義務の解除を求めたところ、Aさんは全面解除に応じた一方、中居さんは解除を拒否し、「守秘義務の範囲内の事項についてはヒアリングに応じない」との回答があったとしていたものの、中居さんは当初、第三者委員会に対して守秘義務解除を提案していたとしています。

中居正広さんが守秘義務解除を提案したところ、第三者委員会からは「2人の密室で何が行われたかが直接の調査対象ではない」との回答があったため、中居さんは3月9日に守秘義務にとらわれることなく、約6時間にわたって第三者委員会によるヒアリングに応じたそうです。

しかし、調査報告書には中居さんが話したことがほとんど反映されていないと訴え、「中立性・公平性に欠け、一個人の名誉・社会的地位を著しく損ない(中略)極めて大きな問題がある」と弁護団は指摘しています。

この反論が大きな波紋を広げる中で橋下徹弁護士が、第三者委員会の調査報告書が公表された後に、中居正広さん側の弁護士以外の関係者から「意見とか色々質問に答えてもらいたい」と助言を求められ、代理人ではないものの、いち弁護士として中居さんの言い分を聞いていたことを初めて明かしました。

橋下徹弁護士は、中居正広さん本人とやり取りしたわけではないとしたうえで、周囲の法律家たちが第三者委員会の調査報告書に疑問を抱き、「言うべきことは言わなきゃいけないんじゃないの」「これはちゃんと言うべきことは言おう」との声が上がり、それらの意見を受けて中居さんは調査報告書が出てから1ヶ月半近く経って反論に至ったと説明しています。

そして、中居正広さんは一連のトラブルを公表するかどうかは別として、第三者委員会に対して事実関係を全て話す意向を示しているとしています。

橋下徹弁護士は番組で、「事実関係がよく分からない中で『性暴力』と、中居さんが重大な人権侵害を犯したとしているが、みんなどこまで事実関係分かってるんですか」と指摘し、「関係資料に基づけば、性暴力をやった、重大な人権侵害をやったって、ちょっと待ってくれよと。中居さんは事実を全部言いたいらしいんです。それを取り上げてくれなかったらしい」「言おうと思ったら、『そこはいいです』『その話はいいです』と言われて、聞いてくれていない。僕が聞いている限り」と、中居正広さん側の関係者から聞いた話を明かしました。

続けて、「言い分が食い違ってるかも分からないけども、今、中居さんは全てを語りたい。でもいきなりこれを公にやってしまうと、非常に微妙な問題もあるから、まずこれは第三者委員会に全てを話すから、もう1回判断をしてほしいと言っています」「行き違いあるんだったら、もう1回、中居さんが言いたいこと、当日のこと、第三者委員会で詳細に話をするんで、中居さんは『やる』と僕は関係者から聞いてますから、第三者委員会はそれを踏まえて結論を出すべきです」と語りました。

橋下徹弁護士は、中居正広さんとAさんの間で当日に何があったのかについて「ちょっと把握しています」と明かし、中居さん側から話を聞いた限りでは、「『えっ? これ性暴力なの?』って感じる人も多くなると思う」「当日の状況を見てもらえれば、これだけ性暴力だとか、少なくともこれだけ社会的制裁を受けるような話ではないと感じる人も僕はすごく増えると思う」との見解を示したうえで、中居さんはAさんにした行為については反省し、申し訳ないという気持ちに変わりはないとしています。

橋下徹弁護士が中居正広さんの女性トラブルに言及した番組の動画

橋下徹弁護士の話を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

橋下徹弁護士は、中居正広さんのトラブルを報じた週刊誌『週刊文春』の記事訂正にも関与しており、同誌は第1報でトラブル当日の飲み会について「Aさんはフジテレビ編成幹部B氏に誘われた」と伝えていたものの、後に「Aさんは中居氏に誘われた」「B氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた」とシレッと修正したことを問題視し、同誌のインタビュー取材に応じて、ちゃんと訂正と謝罪をした方がいいのではと助言したことを明かしています。

これに続いて今度は中居正広さん側の関係者から助言を求められ、トラブルについて話を聞いたとのことですが、それはあくまでも中居さん側の主張であるため鵜呑みにはできないものの、弁護団いわく、第三者委員会の調査報告書には中居さんが話した要点がほぼ反映されていなかったとのことで、中立・公平性に欠けていると主張するのは当然だと思います。

橋下徹弁護士によると、中居正広さんとしてはAさんをさらに傷つけようとしているわけではなく、自身の言い分も聞いてもらい、それも加味したうえで、性暴力という表現は適切なのかどうかを判断してほしい意向のようですが、第三者委員会はすでに解散しています。

また、中居正広さん側は性暴力認定に至った証拠の提示や説明を求めているものの、弁護士は法律で「職務上知り得た秘密を保持する権利を有し、義務を負う」と定められていることから、要求には応じないとみられています。

ちなみに、第三者委員会の委員長を務めた竹内朗弁護士の事務所は『NEWSポストセブン』(小学館)の取材に、「この件についてはお答えしないことになっている」と回答しています。

NEWSポストセブンはAさんにも取材を行っており、中居正広さん側の反論についてAさんは、「第三者委員会の弁護士さんからは『先方は解除に応じないと言っている』と言われたし、当時の相手方の弁護士さんからも『こちらは解除には応じない』と私の代理人弁護士を通じて、直接連絡を受けていました。今回の反論は、これまで私が聞いていた内容と違うので困惑しています。『調査報告書』についていえば、私の発言は語尾まで話したことと変わらず記載されていました。」と語っています。

加えて、中居正広さん側が反論して以降、再び多くの誹謗中傷が来るようになったと明かし、「なぜ私がそうした攻撃を受けなければならないのか。そうしたひとつひとつが再び、過去の嫌な思いをフラッシュバックさせます」と苦しい胸の内を明かしています。

中居正広さんの弁護団は人権救済のために今回このような反論を行っているとし、もし性暴力という表現がどうしても受け入れられず、自分の主張を聞いてもらいたいのであれば第三者委員会ではなく、記者会見などを開いて話せる範囲でトラブルについて説明した方がいいのではとも思いますが、とりあえず第三者委員会からの回答を受けて、次にどういった対応をしていくのかに注目したいです。

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