お笑い芸人・有吉弘行さんと元日本テレビでフリーの夏目三久アナウンサーが2日、エイプリルフールの4月1日に結婚したことを発表し、4日はそれぞれが生放送の番組で結婚を生報告しました。
有吉弘行さんはラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)の出演前に、ラジオ局に集まった報道陣から「幸せですか?」と声をかけられると、笑顔で「ありがとうございます。最高です。幸せです」と答えていました。
番組では冒頭に、「ということで結婚しまして。どんどんお祝いの“恐喝”していくから」「いっぱい記者の方が来てくれて。あんなにフラッシュ食らったのは初めて。プロレスラーになったみたい」「改めて言うと、私、有吉弘行と“ヒラメタイ”さん、結婚しました」
などと、ボケや毒舌を交えながら結婚を報告していました。
一方の夏目三久アナは、司会を務める報道番組『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ系)に出演し、「4月1日に有吉弘行さんと結婚いたしました」と結婚を生報告した上で、「でも、自分自身もまだまだ実感が湧いていなくて。こうやってニュース番組で取り上げられても、誰のこと
…自分のこととまったく思えなくて不思議な感覚ですね。」と現在の心境を明かしていました。
また、有吉弘行さんについては、「仕事で出会いましたので、誠実に仕事に向き合ったり、仲間を大事にするところに惹かれたのかなと思います。」
と語っていました。
5日朝放送の『あさチャン!』(TBS系)でも結婚のニュースが取り上げられ、共演者から「有吉さん、本当に素敵な方ですね」と言われると夏目三久アナは、「ありがとうございます。そうですねえ、なんて言えばいいのか…私もそう思っていただけるように、近いところに目標がいてありがたいなと思っています」
と答えていました。
そんな2人の結婚に対しては、多くの芸能人からも祝福のコメントが続々と寄せられていますが、結婚発表までの舞台裏を『東京スポーツ』(東スポ)が伝えています。
有吉弘行さんと夏目三久アナは、2011年から5年にわたって深夜バラエティ番組『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で共演し、これがきっかけに2人は交際に発展しており、2016年8月には『日刊スポーツ』によって、熱愛・結婚が報じられました。
しかし、双方の所属事務所は「事実無根」と完全否定し、本人たちも報道は「誤報」だと訴え、事務所側は法的措置も辞さない構えを示しており、『日刊スポーツ』以外のメディアはこのスクープ記事をスルーしていました。
そして、熱愛報道から3ヶ月後には『日刊スポーツ』の一面に、【夏目三久さんに関する報道のお詫びと訂正】と題したお詫び文が掲載され、この騒動は沈静化しました。
この騒動の裏側について、東スポの記事では芸能プロダクション関係者が、「2009年に、当時日本テレビアナウンサーだった夏目は、写真流出スキャンダルで崖っぷちに。フリー転身後の面倒を見たのがX氏だった。夏目の仕事はおろかプライベートまで寵愛していたX氏は交際を知らず大激怒。2人を強引に別れさせた。X氏は報じたAには裁判をチラつかせ、一面で謝罪させるに至った」
と説明しています。
しかし、有吉弘行さんと夏目三久アナはその後復縁し、結婚発表当日の4月2日には『日刊スポーツ』が、【有吉結婚か 最後の大物独身芸人「46歳決断」情報】と題して、有吉さんの結婚を報じていました。
ただ、この記事は紙面に掲載されたのみでネット配信されなかったほか、有吉弘行さんの結婚相手に関する情報も無く、違和感のある内容でした。
<↓の画像が、4月2日付『日刊スポーツ』掲載の記事写真>
こうした記事が出た後に、有吉弘行さんと夏目三久アナが所属事務所を通じて、直筆文書で結婚を発表しました。
結婚発表の経緯について東スポは、『田辺エージェンシー』の社長が事前に結婚情報を『日刊スポーツ』に流したとし、前出の芸能プロ関係者は、「X氏は“誤報騒動”からAを5年間完全出禁にしていましたが、急に自ら会社に電話かけ幹部を呼び出した。そこで『有吉が結婚する』と伝えた。ただ、相手について明かさないばかりか『相手は絶対に詮索するな』『ネットには記事を載せるな』などと厳しい口調で伝えたんです。だから相手のことも書かず、ネット転載も見送った」
と語っています。
なぜ、“芸能界のドン”と言われる『田辺エージェンシー』の社長が、『日刊スポーツ』に情報を流したのか、テレビ局関係者はその真意について、「5年前の時点で結婚を見据えて真剣交際していたのは事実だった。X氏は熱愛を含めて完全否定させたが、夏目への私的な感情で怒りに任せた強引な幕引きでもあったんです。その後、2人から復縁と結婚を聞かされたX氏は変わらぬ真剣な交際ぶりを知り、当時のことを反省し、歩み寄りを見せたというのです」
と明かしています。
続けて、「ちょっとひねくれた面のある有吉が、(ラジオ前に)『幸せです。最高です』とまでリップサービスしたのも、X氏が『ウチの夏目と結婚するのなら堂々としろ』と要求したためとか。重鎮の間では、一度はX氏から別れさせられたにも関わらず、復縁&結婚を認めさせたことに『アイツはすごい』と驚かれている」
と語っています。
<↓の画像は、ラジオ前に笑顔を見せた有吉弘行さんの写真>
東スポはこのように、有吉弘行さんと夏目三久アナの結婚の裏側について報じているのですが、これに対してネット上では、
- 芸能事務所がそこまで力持ってメディアをコントロールするのもおかしいよな。中国とか北朝鮮じゃないんだから。
- 要は報道の自由は無いって事 本音と建前を皆さん使いわけてますよ マスコミも報道の自由なんて言ってますが権力者の前では何も出来ない
- 芸能界は闇があると言うか、一筋縄でいかないことが多いんだね。改めて怖いなと思った。
しかしそれはさておき、有吉さんは芸能界のドンに睨まれながらも仕事を頑張り、難しいと思われた結婚を認めてもらえたと言うことですね。 - 田邊さんって小林麻美さんの時も事務所のタレント手を出してたよな、最終的に結婚はしたけれど。芸能界ってやっぱり怖いわ。
- 5年前に結婚なら夏目はクビで有吉は芸能界で干されたのかな?
CM等の契約もあるだろうけど、2人が幸せになるなら結婚もプラス作用に働くと前向きにならないのかね。
この記事が事実なら双方に嘘を付かせて縁切りさせたXこそ最大の癌だな。 - 有吉さんの誠意がドン?とやらを変えたんだろうが、生木を裂いて別れさせ、有吉さんを出禁にしてスクープを握り潰し、今度は自分からリークか…
守りたい一心なのかもしれないが勝手だなぁ。下手すりゃ幸せを壊していたかもしれないのに
などの声が上がっています。
2016年に報じられた有吉弘行さんと夏目三久アナの熱愛・結婚、そして第1子妊娠報道に対する所属事務所の対応を巡っては、メディアへの強い圧力を疑う声が相次いでおり、複数のメディアも“芸能界のドン”が報道規制に動いたと囁かれていることを伝えていました。
実際に有吉弘行さんと夏目三久アナの熱愛報道は、一部を除いてほとんどのメディアが完全スルーしており、さらに有吉さんと夏目アナが共演していた『マツコ&有吉の怒り新党』の最終回でも、夏目アナに一切触れること無く終了したため、視聴者からは疑問や不満の声が上がっていました。
ちなみに、夏目三久アナが2016年3月に『マツコ&有吉の怒り新党』を突如降板した理由として、有吉弘行さんとの交際が芸能界のドンにバレたためという噂も流れていました。
2人の熱愛報道後には週刊誌『週刊文春』が、夏目三久アナと事務所社長の距離がかなり近く、過去に2人が手を繋いでいる姿も目撃したとし、「夏目はドンの寵愛を一身に浴びていた」とも伝えていました。
これらの情報によって、有吉弘行さんと夏目三久アナは芸能界のドンによって、別れさせられたのではないかとも囁かれていたのですが、その後も2人は近くのマンションに暮らし、周囲にバレないようにお互いの家を行き来していたとの情報もありました。
ただ、有吉弘行さんと夏目三久アナの交際報道を巡る一連の騒動に関しては、真偽不明の情報も多く飛び交っており、どこまでが真実なのかはハッキリしていません。
しかし、これまでの報道を受けてネット上では、“芸能界の闇”といった声も多く上がっているのですが、色々とあったものの無事に結婚できたのは何よりで、これから2人がどういった家庭を築いていくのか楽しみですね。