3月末をもって情報番組『あさイチ』(NHK 平日午前8時15分)を卒業したNHKの有働由美子アナウンサー(うどう・ゆみこ 49歳)が、3月31日をもってNHKを退社していたことが明らかになりました。
有働由美子アナは3日、NHKを通じてマスコミ各社にコメントを送付し、「27年間勤めさせていただいたNHKにはたいへん愛着があり、定年までしっかり働き続けようと思っておりましたが、以前から抱いていた、海外での現場取材や興味ある分野の勉強を自分のペースで時間をかけてしたいという思いが捨てきれず、組織を離れる決断をいたしました」
とNHKを退社した理由を説明しています。
今後については、ジャーナリストとしてNHKの番組に参加できるように精進していくと意気込みを綴っています。
また、有働由美子アナが4月末に著書『ウドウロク』を出版することも明らかになっており、「今回の決断については、私の『ウドウロク』に本心を書きました。その言葉が、私の伝えたいことの全てです」としています。
そして、この突然の発表に対してネット上では、
- ええええ―っ NHK辞めたの~!?
- 退社してたんだ。びっくり。個人的にはNHKにいたほうが活躍の場はあったと思うけど、本人が決めたことなら精一杯がんばってほしい。
- NHK退社しちゃったのか…びっくり。でも、自分のやりたいことをするなら、有働アナの今の年齢を逃すと、次は決断出来ないかもしれないね。それもあっての『あさイチ』降板だったんだろうね。
- 取材を重ねて充電期間終了後、更にパワーアップしてテレビの世界にメインキャスターで戻って来てほしいな。
- びっくり、てっきりNHKで幹部クラスの役職にでもついたかと思ってた
- 有働アナの人間臭さが良かった。今後も飾らず有働アナらしく活躍してほしい
などと驚く声が多数上がっています。
NHK退社が明らかになった有働由美子アナは、大阪府立北野高校、神戸女学院大学文学部を卒業後の1991年にNHKへ入局し、4年目からは『NHKニュースおはよう日本』を担当したほか、『サタデースポーツ』、『サンデースポーツ』、『NHKニュース10』、オリンピック中継などを担当していたほか、連続テレビ小説やドラマのナレーションなども数多く担当していました。
また、2001年~2003年には『NHK紅白歌合戦』で紅組の司会を務め、2007年にはアメリカ総局(ニューヨーク)へ異動となり、アメリカ滞在他中の2008年6月に管理職に昇格しました。
その後、アナウンス室へ復帰後の2010年3月からスタートした『あさイチ』の司会をV6・井ノ原快彦さんと共に務め、同番組の出演がきっかけで多くの視聴者から支持され、NHKを代表する人気アナウンサーとなりました。
それだけに『あさイチ』卒業が発表された際には視聴者から嘆く声が上がったほか、交際中の彼氏と結婚するのではないか、プライベートを充実させるためなのではないかという説などが浮上していたのですが、本人が番組内で「プライベートの充実で仕事なんかやめないよねえ。充実してるから!アタシは(結婚)してないけど充実してます」と否定していました。
そして、今回突然NHKを退社したことが発表されたわけなので、驚く声が上がるのも当然ではあるのですが、有働由美子アナはかねてからフリー転身の話が度々出ていたので、このタイミングでの退社には少々驚いたもの意外な決断とは感じませんでした。
有働由美子アナはニューヨークに勤務していた時代に英語力を鍛え、英語で会話もできるとのことから、これからジャーナリストとして国内外で活動し、またテレビ番組で活躍する姿も見せてほしいですね。