明石家さんまさん(66)が先日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系 土曜23時10分)で共演している久慈暁子アナウンサー(27)の大号泣事件を明かし、これに対してネット上では様々な声が上がっています。
久慈暁子アナは4月末をもってフジテレビを退社し、同時に現在担当している『さんまのお笑い向上委員会』や『めざましどようび』などを降板することが決定しているのですが、先日行われたという『さんまのお笑い向上委員会』の収録中に事件が勃発したそうです。
<↓の画像は、『さんまのお笑い向上委員会』に出演の久慈暁子アナの写真>
再来週放送予定とされる『さんまのお笑い向上委員会』には、お笑いコンビ『鬼越トマホーク』が出演し、鉄板ネタのケンカ芸を披露したといいます。
鬼越トマホークのケンカ芸は、些細なことでコンビがケンカを始め、そこに仲裁に入った人に対して暴言を吐いて痛いところを突き、その後「本当は思ってないと思うんですけど…」とフォローを入れるように見せかけて、さらにダメ出しをするというものです。
久慈暁子アナの番組卒業が近いということで、ケンカ芸の仲裁役をやらせる流れになり、本人はやりたくないと拒否していたものの、明石家さんまさんが「暴言ではなく褒めるパターンに変える」と嘘を言って、久慈アナに仲裁役をやらせたとのことです。
仲裁に入った久慈暁子アナに対して鬼越トマホークの坂井良多さんが、「うるせえんだよ、お前がフジテレビ辞めたって1ミリも痛くねえんだよ!」と言い放ったところ、スタジオで大爆笑が起きた一方、久慈アナはその暴言を真に受け、大号泣してしまったそうです。
その後、ひな壇の芸人たちが慰めるためにネタを披露するも状況がさらに悪化し、困り果てた明石家さんまさんが久慈暁子アナに、「すまん、許してくれ。俺は女の涙で何回も地獄見てきた男や」「今回は笑いの天国行かせてくれ」と言ったところ、久慈アナはさらに大号泣してしまったといいます。
この日の収録を振り返った明石家さんまさんは、あまりにも酷い展開になっていたことで「半分はカットやろな」と推測し、「(久慈アナは)もう1回(番組収録に)来るんで、その時ちゃんと謝ろうと思ってる。女性ファンのみなさま、本当に許してください。僕を許してください」
と語っていました。
そして、明石家さんまさんが明かした久慈暁子アナの大号泣事件に対してネット上では、
- 久しぶりに見てみようかな。久慈アナも泣くんじゃなくて、キレて返しができたら良かったのに。
- これで泣いてたらフリーになったらもっと泣くようなことあるぞ。図星かもしれんが、実際そう思ってる人が多数だと思う。
- 芸人は笑いが起こればそれで良いのか?本人が拒否しているのに、無理矢理参加させた挙句、さらに笑いで覆いかぶそうとする。
人の心を傷つけてまで、笑いを取る事に意義あるのか? - ネタとはいえあんまり良くないなぁ。笑えるか笑えないか人によっては捉え方が違うので好感度が下がる。
特にこの場面を観て、初めて鬼越トマホークを知った人からはあまり良い印象は持たれなさそう… - 鬼越のはネタというより悪ふざけだからね。周りの芸人がネタに昇華してくれるからいいけど、鬼越単独だとただの悪口であって、ネタとして成立しない。
- フリーでバラエティ出てくの厳しそうですねこれは。まず鬼越の仲裁を強く拒否するのは驚き。
芸人じゃなくても、女優さんとかでもやられてるイメージ。フジテレビで何を学んだのか。
モデルとかグラビア路線ならばその感じでも全く問題ないと思いますけども。 - 屁でも無い顔したり、適当に愛想笑いして流すよりむしろ後が拡がったようだから、結果的には大正解のリアクションだったとも言えるのかも。
- 図星やったんかな。だから泣いてしもた。他の番組ならまだしも、向上委員会の一員なら笑いにして欲しいし、フリーなったらもっと大変。
などの声が上がっています。
明石家さんまさんが強引にケンカの仲裁役をやらせたことや、鬼越トマホークの暴言に対しても批判が寄せられる事態となっていますが、さんまさんはラジオで、バラエティ経験豊富な元フジテレビでフリーの八木亜希子アナ、加藤綾子アナ等であれば、何か一言でも返しができたのではないかとも語っていました。
久慈暁子アナはフジテレビ入社から5年が経とうとしていますが、これまで担当した番組は情報番組がメインでバラエティ経験は少なく、『さんまのお笑い向上委員会』を担当してからまだ1年も経っていないため、上手い返しができないのも仕方がないかもしれません。
ただ、久慈暁子アナはフジテレビ退社後も芸能活動を続けていくとしているので、番組を盛り上げるために本番中は涙をこらえて、その場でさらに笑いを生むような返しができていたら…とも思いますね。
週刊誌『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』によると、久慈暁子アナは機転が利く方ではなく、予期せぬハプニングなどが発生時にテンパってしまうことがあったといい、アナウンサーには向かないタイプだったようです。
それを自覚していたこともあってか、フジテレビ入社からたった5年で退社を決意し、今後は青山学院大学を卒業まで所属していた芸能事務所『イリューム(インセント)』に所属し、モデル・女優として活動していくとも言われていますが、バラエティにも向かないとなれば、活動の範囲はかなり限られてくるかもしれないですね。